ライフジャケットを検討してみた

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大人用

続いて、大人用のものをチェックしていきます。

大人用についても、安全性や確実性を考え、チョッキ式(固型式)で探すことにしました。

モンベル アクアファン パーシモン

国土交通省認定 – – –
重量 670g
浮力 7.5kg
材質 210デ二ール・ナイロンオックス、浮力体/NBR

アウトドア製品を数多くリリースするモンベル(mont-bell)のライフジャケット。

カヤックでのツーリングやラフティングなど、体を激しく動かすアウトドアアクティビティでの使用を前提に考えられているので、浮力体にも柔軟性があり、アジャスターも7か所と、通常のライフジャケットと比べてフィット感が重視されたつくりです。

一方で、水難・海難救助用としては開発されていないため、国土交通省の認定品ではなく、船舶での使用はできません。

アクティビティにも使え、且つ国の規定も満たす、デザイン性の高いライフジャケット。モンベルにはそんな製品を期待したいですね。

Nataly Osmann ライフジャケット フローティングベスト

国土交通省認定 – – –
対象 体重/110kgまで
浮力 – – –
材質 ネオプレン、両面ナイロン布、EPEパールフォーム浮力綿

ネオプレン素材のライフジャケットです。

大人用はS、M、L、XL、XXL、子ども用も2、4、6、8、10、12とそれぞれ5サイズと、他の製品に比べてサイズバリエーションが豊富です。

カモフラ柄は少し苦手ですが、「救命胴衣!」「ライフジャケット!」という感じが苦手な人にはいいかも知れません。まあ、ライフジャケットは本来、発見されやすくするためにそれ自体が目立つ必要があるんですけどね。

気になる浮力については、正確な情報はないのですが、この製品はEUの基準であるCE認証を取得しているようです。CE認証の浮力は、大人用で15kgfと規定されているようなので(*6)、この情報が正しければ浮力は十分にあると言えます。

浮力はライフジャケット選ぶ際の重要ポイントなので、製品情報に浮力は確実に含めておいてほしいですね。

小型船舶用救命胴衣 TK-200A

国土交通省認定 TYPE A
型式承認番号:第3796号
対象 胴回り/約100~120cm
重量 約570g
浮力 7.5kg(メーカー未発表)
材質 – – –

高階救命器具からリリースされている、TYPE Aの国土交通省認定ライフジャケット。あらゆる状況で使用できます。

前面はファスナーのみなので、見た目がかなりスッキリしていてイイですね。アジャスターはサイド部に2本、股下に2本。

この写真では分かりづらいのですが、腕を通す部分が大きく開いているので、動きやすそうです。

浮力がハッキリと示されていませんが、認定品なので7.5kg以上あるはずです。

小型船舶用救命胴衣 NS-SL-V型

国土交通省認定 TYPE A
型式承認番号:第3283号
対象 胴回り/約135cmまで
重量 約405g
浮力 約8.8kg
材質 全面メッシュ生地

日本船具のライフジャケット。TYPE Aの国土交通省認定品です。

薄い浮力材を重ね合わせることで柔軟性を、作業時に邪魔になる前面、脇の部分を薄くすることで作業性を高めたモデル。また浮力材に縦・横に折り目が入っているので、とくに屈む時に邪魔になりません。

高密度コーティング生地で汚れづらい表生地、裏生地は通気性の高いメッシュ生地が使用されています。

ライフジャケット自体は400gとかなり軽量なのに、浮力は8.8kgと抜群のパフォーマンス。

ハイスペックなライフジャケットですね。

最後に

最初は、「できるだけオシャレで、機能も満たすものを」と考えて調べはじめました。

しかし、「遭難した時のためにライフジャケットは目立たなくてはいけない」という大きな事情があり(考えてみれば当然なのですが)、国土交通省認定のTYPE Aについては、使える色は黄色やオレンジなどの目立つものに限定されています。

その後、ライフジャケットのメーカーHPや販売サイト、カヤックや釣りをされる方のブログ、水難事故の事例などを調べるにつれ、「オシャレするために買うものではなく、命を守るために選ぶべきもの」という、ごく当たり前の考えに至りました。

仮に青色のライフジャケットを着ている時に海で遭難したら、「なんで目立つ色にしなかったんだろう」と絶対に後悔すると思います。

そういう当たり前のことに気づけただけでも、今回調べてみてよかったと思います。もちろん購入する際は、この気づきに沿って製品を選ぶつもりです。

.

海辺の近くに暮らす友人がちかぢか船舶免許を取得して船を買うとのことで、「来年は船釣りできますねー」みたいな話をしてたのですが、船釣りするためには認定品のライフジャケットが必要になります。

どんな場面でも使えるライフジャケットが、最終的には命を守ることに繋がるし、遊びの幅を広げてくれもするのかも知れませんね。

*1 「なんてことだ」という意味の鳥取県東部の言い回し
*2 平成30年2月より、全ての小型船舶において国土交通省認定品のライフジャケットの着用が義務付けられました
*3 CCS: 中国船級協会
*4 カヤックフィッシングガイド「PFD(ライフジャケット)の必要性と選び方
*5 TYPE F:平水区域、2時間限定沿海区域及び沿岸区域を航行区域とし、かつ、一定の諸条件に適する小型船舶(旅客船を除く)及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができる。一定の諸条件とは、・不沈性能(船内に十分な浮力体があり沈まない構造)があること。・緊急エンジン停止スイッチ(操船者が落水時にエンジンが自動停止するもの)があること。・音響信号器具(笛、ホーン等)を装備していること(出典:国土交通省
*6 ライフジャケット(日本での通称)
参考記事
・国土交通省「ライフジャケットの着用義務拡大
・ネオネットマリン「ライフジャケットの選び方」、「膨張式ライフジャケットを徹底解説 [BEWAVE編]
・日本小型船舶検査機構「ライフジャケット(救命胴衣)/水上オートバイ
・小舟でトト釣り「ライフジャケットのタイプとは?選び方と国交省承認、新基準、CE認証について
・ヨコタオート&マリン「小型船舶のライフジャケット着用義務化の拡大について
・し~くれっとの釣りブログ「オーシャンライフ WR-1 桜マーク付きライフジャケット 自動膨張式で最安値か?

aw

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4件のフィードバック

  1. Say より:

    我が家でもPFDの重要性は感じており、2人の子どもには海はもちろんプールでも着用させています。
    水遊びの事故はちょっと目を離した隙に起こることが多いですが、「子どもから絶対目を離さない!」なんてことは無理だと思っていますので。
    でもPFDを着用させているから安心して目が離せる・・・とならないように気をつけないといけませんね(笑

    色については深い思慮なく可愛らしい色にしたんですが、青色は海で発見されにくいというのは考えてもいませんでした(汗
    あと、確かに災害に対しても使えますね。使用後はクローゼットの中にしまい込んでいましたが、手の届きやすいところに保管するようにしようと思います。

    • aw より:

      Sayさん、コメントありがとうございます!

      本当にそうですよね。数秒だけと目を離したつもりが、思わず1分2分になってしまうなんてことは、よくあることだと思います。そしておっしゃるように、着せてるから安心、という陥りがちな思考も断ち切るようにしないといけませんね。

      幼い頃から水遊びする時は状況問わずライフジャケットを着用させることで、子どもにライフジャケットを着て遊ぶのがふつうのことだと認識させられるかも知れません。

      とにもかくにも、我が家にはライフジャケットが一着もないので、早く購入しなければ、です。

  2. fog より:

    こんばんは〜

    この記事を参考に2歳の子供のライフジャケット (ブルーストーム ライフジャケット)を買ってみました!

    上の5歳の子供はモンベルのライフジャケットを着用しています。

    用途としては水遊びの際に着用するものとなりますが、ブルーストーム ライフジャケットの浮力=厚みになり(着用しながら遊ぶには不自由)、着用感で言えばモンベルのものと比べて動きにくいものになっていましたw

    浮力と動きやすさのトレードオフがあるかなと思いましたのでご報告いたします!

    • aw より:

      fogさん、コメントありがとうございます!

      こちらの記事を参考にしてくださったのですね、嬉しいです。と同時にこうした情報を発信することに、あらためて責任を感じております。

      成長して動きも大きくなってきた子どもには動きやすさと浮力が良いところでバランスされた製品を選んであげたいですが、幼い子どもにはどちらかといえばやはり浮力を重視したいですよね。

      まだ海は波にビビって遊べなさそうですが、川遊びはいくでしょうし、我が家も今年はライフジャケット導入しようと思っています。参考になる情報をありがとうございます!

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