子どもの就寝環境を検討してみた

10月の初旬に、5家族(大人10名、子ども4名、犬1匹)と大所帯でのキャンプを予定しています。

以前検討したファミリーキャンプ用のテントは、(経済上の問題で)年内はテンマクのサーカスTCになりそうです。来年こそは、もちっとグレードアップしたいんですけどね。でも、サーカスTCも大きな不満のない、良いテントなので。

さて、次回のキャンプまでに検討・準備したいのは、今年の春のファミキャンの反省点でもある、トム(妻)と子どもの、特に後者のための就寝環境についてです。

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この記事では就寝環境を、1)床、2)寝具の2つに分解して、検討を進めていきたいと思います。

就寝環境1) 床について

まず、娘がふだんどのように寝ているかと言いますと、シングルベッドを2つ並べて僕と彼女の二人で寝ているのですが(*)、縦横無尽に動き回る娘の圧力に負け、僕が隅に追いやられているという感じ。

よく言えば、のびのびと自由に寝ています。

これを踏まえてキャンプでの就寝環境を考えると、小さなシュラフの中やコットの上に寝ろと言っても、無理な話でしょう。

大人も同じですが、しっかり眠れてこそキャンプも楽しくなるわけなので、現在の彼女の寝るスキル(?)を起点に考えてみたい。

となると「できるだけ広く、自由に寝返りが打てて、落っこちたりするような段差がない床」が、彼女にとってベストです。

サーカスTCで考えると、ちょうど半分の面積を彼女とトムの就寝場所として使えそうです。


なぜ英語?

逆に考えると、これだけの広さを就寝スペースにしてくれる製品があるのかどうか、ですね。

実現するための製品はあるか

これだけの面積となると、解決策としては、帰省のマットを複数組み合わせるか、厚手のグランドシートを敷くか、のいずれか。

で、昨年一緒にファミキャンした友人が、子どもと一緒にテントの中で寝るためにと買ったtent-Mark DESIGNSのインナーマットを思い出しました。

インナーマットは、ちょうど娘の就寝スペースと同じ形状のパーツを2つ連結させて使います。


画像出典:WILD1(tent-Mark DESIGNS)

サイズ 使用時/幅390×奥370cm 厚さ7mm
収納時/100×76×12(厚さ)cm
総重量 3.68kg(本体重量/3.45kg)
素材 表地/ポリエステル68Dタフタ、クッション材/ポリエチレンスポンジ
付属品 収納ケース

厚さは7ミリなので、重ねて使えば14ミリとなかなかの厚みに。

問題は、収納サイズ。長さ100cm、幅76cmはかなりの大きさ。先日、購入したバミューダフレックスのサイズが、長さ181cmの幅77cmなのでギリギリ、というより実際には収納は不可かも知れない……。

というわけで、購入する前にインナーマットを持っている友人に借りて、バミューダフレックスに入るかどうか確認してみたところ、結構大きなサイズではあるものの、ちょうどピッタリ、収納可能

ちなみに、車のラゲージスペースにもちょうどピッタリ入る大きさでした。

大きさの問題はこれでクリアになったわけですが、ただ、思っていたよりもクッション性がなく、重ねても「ん、チョット硬いかな?」と少し心配になる感じ。

今度のキャンプはフィールドがふかふかの芝生なので、おそらくこのマット(二重使い)でいけるとは思いますが、マットの下にもうワンクッション、このようなマットを追加すれば安心して眠れそうです。

就寝環境2) 寝具について

床についてはいちおう、OK。

次はもう一つの就寝環境、寝具です。

キャンプではシュラフに入って眠るのが一般的ですが、そのシュラフも季節や気温によって適温のものを選ぶのがふつうです。

しかし、先に書いたとおり、シングルベッド2つ分の広さを縦横無尽に転がって(布団を蹴っ飛ばしながら)寝ている娘に、シュラフを買っても用をなさないと思われます。なので、シュラフの購入は見送り

そこで、ふだんと同じ方法、つまり、着衣を主力として防寒(温度調節)することにします。

ただ、室温調節が容易な室内と違って薄い生地一枚のテントの中なので、パジャマの上に羽織って防寒はしっかりめに、さらに、当日の気温に合わせていくつかのレベルで複数のパジャマと防寒着を用意しておくと安心できそうです。

これを、10月初旬に予定している、やや標高が高めのキャンプ場でのキャンプを想定して具体的に考えてみます。

ふだん着て寝ているパジャマ、その上に着る防寒着、そして、念のために持ち込むストーブ(フジカ)を加えると、以下のようなマトリクスチャートができます。

パジャマ 防寒着 ストーブ
冬用(長袖・長ズボン) カバーオール 使用
秋用(長袖・長ズボン) フリースジャケット
夏用(半袖・半ズボン) ベスト 不使用

当日の気温や体感温度、体調等を考慮して、各カラムから最適なアイテムを選んで組み合わせるわけです。

ちなみに、防寒着の具体的なアイテムは、次のようなものです。

カバーオール
(かなり寒い時)
フリースジャケット
(寒い時)
フリースベスト
(ちょっと肌寒い時)

さすがにカバーオールはやり過ぎ感がありますが、フリースジャケットやベストは確実に持ってった方が良さげです。

あと、娘が新生児の頃からずっと使っているモスリンコットンのケットも必須。暑かろうが寒かろうが一年中これ1枚で寝ていて、ないと「キラキラは〜?」(フクロウと星の絵が描いてあります)と不機嫌になるんですよね(笑)。

.

理想としては、みんなおそろいのアウトドアブランド、色違いやサイズ違いのシュラフをキャンプの朝、ロープに干してそれが風に揺れてる……みたいな絵なのですが、aw家ではもうしばらくは実現しそうにありません。

現実はこんな感じです(笑)。


今年(2018年)4月のファミキャンの朝。みんなバラバラの寝具が干されとります

.

さてさて、今回の検討内容が実際のキャンプでどうだったか、キャンプレポートと共に共有したいと思います、

* 夏の時期は、娘と僕に合わせてエアコンを温度設定すると、寒くて眠れないということで、トムだけ別室で寝ています。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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4件のフィードバック

  1. 小野寺 邦裕 より:

    先週の話なのですが、Instagramに載せている写真が勝手にキャンプハックと言う大手のメディアに掲載されてしまいました。
    タグ付けもしていなく私としては納得出来ないものでした。
    掲載後、投稿筆者から事後報告の形でお詫びとお願いが来ましたが到底納得出来るものではなく、逆に腹立たしく感じてしまうくらいで…
    と言うのも私の主観ですが「掲載されたら嬉しいでしょ」感が強く、転載嫌ならメールしてくださいと上から目線。

    もちろん異議申し立てしました。

    削除されましたが、こちらの質問
    「いつもこの様に掲載するのか?」
    「Instagramの利用規約に沿ってる様だが倫理的には問題無いの?」
    には無視されています。

    釈然としないんですよねー

    転載、盗用等々SNSでは著作権問題は切っても切れませんが、この世界に生きている者としての御所見をお伺い出来ましたらと…

    宜しくお願い致します

    • aw より:

      小野寺さん、コメントありがとうございます!

      キャンプハック問題はいろいろありますよね……。検索すると被害?を受けた方の記事が少なからず出てきます。ちなみに、調べてみると、小野寺さんの写真、現在も2点ほど掲載されてるみたいですね。

      小野寺さんの写真はとても綺麗ですし、すごく雰囲気のあるキャンプスタイルなので、転載した方の気持ちもわからんでもないですが…… SNSの規約には低触していなくても、マナーとしてどうなんだ?という気持ち、強いですよね。

      僕のサイトの記事や写真も、幾つかのWEBメディアに転載されたことがありますが、キャンプハックの場合は、小野寺さんとほぼ同じ「掲載しますよ。問題あれば連絡を」という内容でした。ただし、連絡は掲載前でしたが。その他のサイトは、事前に企画の説明や掲載承諾の確認、記事更改後後の連絡、修正の有無の確認等かなり丁寧で、キャンプハックはそれらと比べると対応が乱暴な印象ですね。

      「一つの写真を転載」という行為そのものは法的にも「引用」という解釈になるようですが、ほとんど全てが「引用」で構成されているWEBサイトや記事を「引用」で評価していいのかどうか、というのは議論が分かれるようです。

      僕個人としては、法的云々よりも、第三者が大切にしているコンテンツを使って運営するWEBビジネスなのですから、その情報供給源である人たちも、もっと大切にするべきなのになぁ、と思いますね。

  2. fog より:

    awさんこんばんは

    fogと申します。
    小さなお子さんがいらっしゃる上でのファミリーキャンプの寝床作りに非常に興味を持ち、現在我が家でもちょうど関東の11月中頃まで耐えうる為の寝床作りに取り掛かっているところです!

    環境としましては自宅ではもうすぐ5歳と2歳の息子と奥さんとでシングルベットとダブルベットをくっつけて何とか寝れてる状態です!

    子供の寝相はベットを縦横無尽に動き、先日は子供達がトーテムポールみたいになってました!

    テントはローベンスのクロンダイクを二股化しているのでawさんご所有のテントと大体同じくらいかと思います

    寝床はダンロップのインフレターマットを3枚使い(幅180cm強)でコールマン 寝袋 ファミリー2in1/Cと私がシュラフを使って川の字に寝ていますがいかんせんコールマンの化繊テントが嵩張ってしまい自宅の収納スペースの圧迫、車への積み込み(シェアカーのミニバン)の面倒さ、所有欲をあまり満たさないのでナンガ ラバイマバッグW 600STDを検討しておりますが値段もなかなかで踏ん切りがつかない感じでモヤモヤしております

    awさん宅衣料調整キャンプ報告が芳しいものであれば是非参考にさせていただきますので楽しいレポートお願い致します!

    • aw より:

      fogさん、コメントありがとうございます 🙂

      トーテムポール! 朝起きて子どもたちの寝相を見るのが楽しみになりそうですね(笑)。寝ている子どもの可愛さといったら、本当に信じられないほどですもんね。

      Robensのクロンダイク、いいですね! 僕も以前検討してて買う気満々でしたが、試しに買ったCIRCUS TCで満足してしまっております。。でも、我が家もいつか!

      Colemanの封筒型シュラフ、子どもと一緒に寝るのに便利ですよね。我が家も一人用を妻が使っています。今年春のキャンプでは、それを完全に開いた状態にしてかけ布団がわりにして妻と子ども二人で使いました。子どもはほとんどはみ出してましたけど(笑)。でも確かにおっしゃるとおり、収納時のボリュームがかなりのものです。2in1ならさらに嵩張りそうですね。NANGA ラバイマバッグW 600STDだとダウンですし、収納時もColemanに比べてだいぶコンパクトになりそうですね。値段は5倍くらいしますけど(汗)。

      衣類防寒計画、また共有しますね!

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