フジカハイペットの替え芯を買ってみた
フジカハイペットを購入して今年で10年。
寒い寒い我が家の場合、活躍する期間は結構長く、10月から4月くらいまで半年くらいは稼働しています。そして例年、だいたいゴールデンウィーク期間中かその前後になりますが、灯油が切れたタイミングでバラし、拭いて汚れを落として物置部屋へという感じ。この作業の時に、芯の高さ調整も同時にしています。
10年も使っているとさすがに芯が短くなってきて、2〜3年前から騙し騙し使っていたのですが、昨シーズンは灯油タンクに20%ほど残っていても消えるようになってしまいました。
このあたりまで灯油が残っているのに火が消えます(涙)
というわけで、ついに替え芯を買うことにいたしました。
おそらくこの季節、寒い日とそうでない日が混在するこの時期に、日本全国で同じ作業をされている人がたくさんいると思います。そう考えると、仲間がいるような、少し嬉しい気持ちになります(キモい)。
フジカハイペットの替え芯
ネットで購入しようと考えていましたが、似たような商品が多く、価格も1000円台から5000円以上とかなりの幅が見られたため、メーカーから直接購入するのが安全だろうということで、株式会社フジカのホームページへ※。
※Google Search Labsによると「内径95mm、長さ165mm、暑さ2.2mmの普通筒芯がメーカー問わず使用できます」とのことですが、初めての芯交換だったので安心のメーカー純正を選択いたしました。
10年ぶりにフジカのホームページを訪問しましたが、今もフジカハイペットのネット販売はされてなく、電話受付のみなんですねぇ。もちろん替え芯も電話注文のみ。僕が所有するフジカハイペットの型番(KSP-229-21C-J2R)を伝えたところ、現行の替え芯でOKとのことで、1つ注文しました。
届いたフジカハイペットの替え芯はこちら!
替え芯はデザインが変わったんですね。
僕のフジカハイペットに元々付いていた替え芯
なお、替え芯の価格は3300円。送料と代引き手数料が加わって、支払い合計金額は4895円です。佐川急便の代引き手数料は、代引き金額が1万円未満の場合330円なので、送料は1265円。替え芯のような小さくて軽いものを送る送料としてはいささか高い気がしないでもないですが、まあ良しとします。
さあ、替え芯を交換していきます。
まずは清掃を兼ねて、フジカハイペットのパーツをバラします(ドライバーで外せるレベルで)。
パーツの清掃が終わったら、古い替え芯を取り外して新しい替え芯を取り付けるのですが、灯油まみれになるのが嫌だったので、数日前に古いものは取り外して、灯油は揮発させておきました。
替え芯は、円筒の内部にあるトゲのようなものに突き刺して固定していきます。
ここで問題となるのは、替え芯が上からどれくらい顔を出すように取り付けたらちょうどいい高さになるのか、ということ。
正直、分かりません。が、一つの仮説を立てて作業してみました。
替え芯の写真を再掲しますが、オレンジ色の部分に細い線がプリントされているのが見えると思います。以前の替え芯にはこれはありませんでした。
「もしかして、これが取り付ける際の目安となる線なのでは……」
というわけで、この線に合わせて取り付けてみました。
ぴったり!(aw基準)
さあ、重要なのが、上に上げた時(燃焼させる時)に芯がどれぐらい顔を出すかなのですが、こんな感じ。
うーむ、若干低い気が……。
というわけで取扱説明書を確認したところ、「均等に5〜6mm出ている」のが良いとのこと。芯は燃えると少しずつ短くなってしまうので、今回高さ調整に使用した「線」を次回も使うことはできませんし、やはり「どれだけ顔を出すか」で芯の高さを調整してやる必要があるわけですね。
うん、7〜8mmくらいはあるので、大丈夫そうです。
というわけでフジカハイペットの清掃と芯の交換作業はこれにて完了です!
フジカハイペットさん、また冬にお会いしましょう。
・・・
蛇足ですが、我が家の冬の主戦力となっているのは実はフジカハイペットではなく、トヨトミでもなく、実家から持ってきたこの古ぼけた石油ストーブ。
たぶん20年以上使っていると思いますが、芯の交換なんてしたことないし、燃費もフジカより遥かによし(笑)。来季も頼みます。