フジカハイペット KSP-229-21C-J2Rの芯調整

11月に入って、かなり寒くなってきましたね。常時半ズボンを穿いている僕が、気づくと長ズボンを穿いていました(笑)。そろそろフジカに登場してもらう時期です。

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押入れからフジカを取り出して給油し、点火。さすがに一部屋締め切っていると暖か過ぎるので、ドアを開けて空間を広げ、家全体をほんのりと暖めるという贅沢な使い方で「暖かいね〜」と言っていたのも束の間。

数日経って、再び点火しようとすると、どうも調子がおかしい。ライターで火を点けてもすぐに消えてしまうのです。

フジカハイペットをプチ分解

調べてみると、芯の先、燃焼している部分が焼け焦げて、十分に灯油を吸収できていない可能性が。

押入れから出したあの日、給油後に時間を置いて灯油が芯に浸透するのを待ったつもりだったのですが、時間と我慢が足りなかったのかも知れない……。

ということで、分解して調査してみることに。フジカハイペットの分解は非常に簡単。ネジを7本抜けば、燃焼部分を解体できます。

これがフジカハイペットの芯。

CAMP HOUSE/フジカハイペット KSP-229-21C-J2Rの芯調整

この芯を交換しようとすると、メーカーへのオーダーとなり数千円、往復送料入れて1万円くらいするらしい…… 高い!

ですが、交換するほどダメージがあるわけではないし、先っぽの焦げている箇所も、切って除去してしまうほど焦げ焦げというわけでもなさそう。焦げている部分=燃焼している部分とオレンジ色のバンドの間にまだ数センチの余裕があるから、最初の位置よりも少し高く芯が出るようにセットし直し、燃焼する部分を広くしてみたらどうだろう?

この素人的解決策を、さっそく実行してみることにしました。

芯の高さ(長さ)を調整する

芯を、芯を上下する機構(以下、上下機構)に取り付け直します。灯油で手がびしょ濡れですが、そんなことは気にしません。

CAMP HOUSE/フジカハイペット KSP-229-21C-J2Rの芯調整

わずかに見えているオレンジ色の部分、もともとは3〜4cmほど出ていました。つまり2〜3cmほど芯が高くなるように取り付けているわけです。

芯の取り付けは、上下機構の内部にあるトゲのようなものを、オレンジ色のバンドにプス、プスと突き刺すようにして固定していきます。結構、力を入れて押さえていかないとトゲがバンドに刺さらず、しっかり固定されません。

CAMP HOUSE/フジカハイペット KSP-229-21C-J2Rの芯調整

上下機構の内側に芯がぴったりと沿うよう取り付け、上下機構を本体へと戻します。上下機構を左右に回しながら、芯と上下機構、そして本体がしっかり馴染むように取り付けないと安全装置が機能しなくなる場合がありますので、ここは要注意です。

取り付け完了後、芯を一番上まで持ち上げてみました。

CAMP HOUSE/フジカハイペット KSP-229-21C-J2Rの芯調整

すんごい出てます(笑)。

試しにこのまま点火してみました。

CAMP HOUSE/フジカハイペット KSP-229-21C-J2Rの芯調整

当然のことながら、今までどおりの火力調整だと火柱が立つほど火力が強くなってしまいますが、調整スクリューを戻して火力を弱めてやれば、このように(一見)正常に燃焼し(ているように見え)ます。

しばしこれで様子を見てみようと思います。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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