やっと1日5km走れるようになった50代おじさんが秋ランに必要なアイテムを考えてみた(パンツ編)
先日はベースレイヤーを探しましたが、今回は肌寒い季節のためのパンツ(ロング)を探してみます。
季節的にはレインウェアも検討対象になりそうですが、我が家の特殊事情により、レインウェアはジョギングの必須アイテムではありません。
aw家は、日本の地方都市各所にある、かつて栄えた、そして今はシャッター街となっている、中心市街地と呼ばれるエリアにあります。ここに暮らす利点はあまりありませんが、ジョギングを趣味とする僕にとっては、屋根付き歩道のある商店街=アーケード街に傘なしでアプローチできるという点です。
うまく繋いで走れば、そのアーケードの下だけで1周4kmほど走ることができます。起床して雨が降っていても雨の中を走る必要がなく、ゆえにレインウェアの準備も必要ありません(横殴りの雨の日を除いて)。
ただアーケードが継ぎ目なく続いているかといえばそういうわけではないので、折りたたみ傘(モンベル トレッキングアンブレラ)を使っています。屋根のない箇所では傘を開いて小走りに駆け抜け、屋根の下に入ると折りたたんで、ランニング用バックパック(SALOMON Active Skin 8)の胸ポケットに差し込んでおくわけです。
150gほどと軽いので、あまり気になりません
というわけで、雨や雪の対策は今すぐ必要というわけではないわけです。
いま使っているロングパンツ
いまはアンダーアーマーとナイキ、2つのロングパンツを使っています。
前者は軽くて伸縮性も高く、乾きやすいのでとても気に入っています。長時間フライトでの着用にも非常に良いです。
一方のナイキは、厚手で暖かいので寝巻きにはいいんですが、洗濯するとなかなか乾きません。長年使い込んだのでかなり色褪せ、古ぼけてきました。
こうして見ると2本ともヨレてるし、色も褪せてる……率直に言って、みっともないですね(笑)
まあ、無欲を貫けば今のラインアップで次の秋冬はしのげそうですが、走る意欲を高めるためにも、やはりあと1本か2本、新しいジョギング用のロングパンツが欲しいところです。
NIKE FREE RUN LONG PANTS NB62592
昔ながらの調べ方=ネット検索して出てきた画像を眺める=をしていたら、似たような製品が多い中、異彩を放っているパンツがありました。
NIKEのフリーランロングパンツ(FREE RUN LONG PANTS)NB62592です。
画像出典:NIKE
材質 | 身生地/Recycled Polyester Woven DWR(ポリエステル50%、複合繊維(ポリエステル)50%)、ウエスト/Nylon 2Way Tricot Dry Touch(ナイロン65%、ポリウレタン35%) |
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重量 | – – – |
やはり目を引くのが腹巻のようなウェストのゴム。「やっぱり、腹が冷えないようにデザインされてるのかな」と思いきや、この部分に6つのメッシュ状のポケットが付いているようです。
製品説明に「ウエスト部はドライタッチなトリコット素材を採用し、前と後ろに合計6つのストレッチメッシュポケットを装備。スマートフォンや防寒用のジャケットなどが収納でき、パックを背負う必要がないシチュエーションで重宝します。」とありますが、僕、ジョギングパンツに付いているこのテのポケットに物を入れたことがないんですよね。入れたとしてもイヤホンなど、非常に軽量なものくらい。200g近いスマホを入れて、パンツがズレないのかな?といつも思ってしまいます(実際に試せばいいんですが)。
レビューを読むと「夏にちょうどいい」といった声もあり、秋冬での使用を前提としたアイテム探しの一発目にこれを挙げるのはどうなんだ?って気もしますが、まあ、走ってると暑くなりますしね(笑)。
NIKE VERB RIGHT RUNNING PANTS NB32573
同じNIKEにとてもよく似た製品があります。バーブライトランニングパンツ(VERB RIGHT RUNNING PANTS)NB32573です。
画像出典:NIKE
材質 | 身生地/APEX Aerobic Super Light ECO(ナイロン88%、ポリウレタン12%)、ウエスト/Nylon 2Way Tricot Dry Touch(ナイロン65%、ポリウレタン35%) |
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重量 | – – – |
先に挙げたフリーランロングパンツ(NB62592)とどう違うかと言うと、けっこう色々違います(笑)。
素材も違いますし、裾の仕上げも違いますね。
特徴的な腰回りは一見似ていますが、ポケットの数は5つ。1つ少なくなっている代わりに大きめの物が収納できるループ状のポケットがあります。
個人的にはシルエットが細身の、こちらバーブライトランニングパンツの方が好みです。値段も少し安いですし。
Patagonia Terrebonne Traial Joggers
何かと僕の手が伸びてしまうブランド、パタゴニアを見ておきます。テルボンヌ・ジョガーズ(Patagonia Terrebonne Traial Joggers)です。
画像出典:Patagonia
材質 | 身生地/ストレッチ・リップストップ(2.7オンス・リサイクル・ポリエステル100%)、ウエストおよび裾/リサイクル・ポリエステル90%(平織り 3.7オンス)、ポリウレタン10%、ポケットの裏地/リサイクル・ポリエステル100%のトリコット・メッシュ(2.3オンス) |
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重量 | – – – |
夏用に買った同社のメンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 5インチ。これがめっぽう良くて、ほとんど毎日履いて走っています。とにかくその軽さ(生地の薄さ、軽やかさ)。テレビでマラソンランナーがペラペラの記事のショーツを履いて走っているのを見て、「なんであんなペラい生地のパンツ履いてるんだろう」と疑問に思っていましたが、実際にペラいのを着用してみて分かりました。
このテルボンヌ・ジョガーズの最大の特徴も、軽さ(と理解)。ストライダー・プロ・ショーツに比べて若干厚手の生地を使ってはいますが、レビューにはその軽さを評価する声が多数寄せられています。
肌寒くなる秋冬の早朝ランに僕が求める最大の要素が何なのか、まだ自分でも分かっていませんが、おそらく軽さは、大切な要素の一つだろうと思います。
Finetrack スカイトレイルパンツ
ベースレイヤー選びにも登場したFinetrackからスカイトレイルパンツなる、かっこいいトレイルパンツがリリースされています。
画像出典:Finetrack
材質 | 本体/ナイロン81%、ポリウレタン19%、前面・尻部/表:ナイロン100%、裏:ポリエステル100%、中間層:エバーブレス®エア メンブレン、膝裏・股下マチ/ポリエステル100% |
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重量 | 175g(Mサイズ) |
写真からも分かるとおり、部位によって異なる生地が使われています。
臀部や太腿の前面部分には防風性を高めるためにエバーブレス®エア生地※1、通気性を高めたい膝裏や股部分には通気性に優れた特殊な布帛素材など、3種類生地を使い分けているそうです。
パンツ内部に籠った熱を瞬時に解放できるように太腿の外側にベンチレーションもついています。
かなり高機能且つ多機能で惹かれますが、僕にはちょっとハイスペック過ぎるパンツのような気がしますねぇ。
SALOMON BONATTI TRAIL
僕が愛用しているランニング用バックパック、SALOMON(サロモン)のランニングパンツ、ボナッティ トレイル(BONATTI TRAIL)。
画像出典:SALOMON
材質 | 前面/ナイロン100%(Pertex® ファブリック)、背面/DWR ファブリック |
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重量 | 95g |
スリムなシルエットでカッコいいです。
製品の特徴としては、「軽量の男性用 BONATTI HYBRID は優れた耐候性と通気性、伸縮性を兼ね備えたパンツで、運動中や運動後も快適な着心地が持続します。寒さや雪に負けず、トレイルなどアウトドアを楽しみたい人におすすめ」(メーカーHPより)とのこと。
名前のBONATTIが何を意味するのかは分かりません。ヴァルテル・ボナッティ(Walter Bonatti)※2という著名な登山家がいますが、SALOMONはフランスのメーカーですし、多分関係ないでしょう。
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というわけで、寒くなる前にこの中からロングパンツを選んでみたいと思っております。