建築家との打ち合わせ(2)

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PLUS CASAから、先日お願いした調査(キャンプハウス候補地の登記形態や生活インフラの諸問題等の調査)の結果が出たと連絡があり、さっそくランチミーティングを開催してもらいました。

以下はそのまとめです。

都市計画区域外である

候補地である、トム(妻)の祖父母の土地は「都市計画区域外」でした。この都市計画区域とは、

中心市街地を含む地区の秩序あるまちづくりのため、都市計画法に基づき、県などが指定する。指定されると、区域内の開発に対し、同法や建築基準法などに基づいた規制や手続きが適用される。
コトバンク 「都市計画区域」

とのこと(ムズカシイ…)。

内容はともかく、これがキャンプハウス計画にどのように影響するか、というところが僕たちにとっては重要なのですが、

  1. 建築確認申請が不要
  2. 認定道路に接していなくてもOK

の2点に集約されます。それぞれをざっくりと説明してみます。

1. 建築確認申請が不要

通常、家を建てる際は、設計図どおりに家が建っているかどうか、役所のチェックが必要です。それが「建築確認申請」。家を建てる地域によっては、例えば許可されない構造であったりとか、例えば使用してはいけない材であったりとか色々とルールがあるらしく、それらをきちんと守っていますよと設計図をチェックしてもらうのですが、実際に建った家も設計図どおりであるかどうか、再度のチェックが必要になります。

都市計画区域外では、この作業が不要なのだそう。建て始めてから「やっぱり変更したい」となっても通常大きな変更はNGなのですが、ここではOKなのです。

2. 認定道路に接していなくてもOK

通常、家を建てる際は、認定道路(都道府県道、市町村道等で道路法が適用される道路)に接している必要があります。キャンプハウス候補地は、この認定道路に接していないとのこと。もしここが都市計画区域の場合はここに家を新築できないわけですが、ここは区域外なので、建ててもOKなのです。ホッ…

上水道がない

これはトムの祖父母からも聞いていたので、特に驚きはありませんでした。関心事は「ではどうするか?」という点で、一般的な対策としては次の2つ。いずれかから選択することになります。

  1. 上水道を引き込む
  2. 井戸を掘る

これらもざっくりと説明しますね。

1. 上水道を引き込む

候補地から約200メートル離れた県道付近に上水道が通っていて、そこから引き込むことが可能です。上水道は行政サービスに括られると思うのですが、もし引き込むとしたら費用は自己負担、概算で200万〜300万円かかるようです。

2. 井戸を掘る

井戸を掘るためのボーリング費用は70万円前後(想定)。水質検査の結果にもよりますが、除菌ポンプの設置が必要であれば追加で15万円ほどかかります。水道代はもちろん無料! ただし、継続的に水質検査はする必要がありますし、その費用や、もし何かあった時は自己責任です。

候補地の近くに住んでいる方は、井戸を掘って生活用水を確保しているようですし、トムの祖父母が暮らしている頃もそうしていたようです。ちょうどボーリング業をやっている知人もいるので、この点についてはいろいろ調査してから結論を出そうと思っています。現代生活にはあまり出てこない「井戸」ですが、しかし、キャンプハウスのコンセプトには合っている気がします。

下水道がない

上水道がないくらいですから、当然のごとく、下水道はありません。対策としては、浄化槽になります。浄化槽に対する行政の補助金額は確認できましたが、自己負担額についは要調査。

地盤改良が必要ぽい

候補地から200メートルほど離れた県道に沿うようにして、比較的大きな川が流れています。地盤調査をしてみないと分かりませんが、川が近くにある(直線距離で500メートルが目安とのこと)と、だいたい地盤改良が必要になるようです。

地盤改良は、直径数十センチの穴を安定した地盤がある深さまで掘り、採石を詰めたり柱を通したりして、家を建てる土地の強度を増し、安定性を高めることを言います。費用はだいたい100万円ほどかかるそう。ちなみに地盤調査は3万円程度。

地盤改良は、阪神淡路大震災以降に必要となったもののようで、例えば家を建て直したりする時に調査して「必要」となった時は「以前は何もしなくても家が建てられたのに、なんで今回は100万円もかかる地盤改良をしなければいけないんだ!」とトラブルの一因にもなったりするようです。

気持ちはわかります。100万円て、大金ですもんね。

まとめと次のステップ

もし水道を引き込むのであれば200万〜300万円。井戸を掘るにしても100万円弱。地盤調査の結果、改良が必要であれば100万円。

最安でも200万円のコストがかかります。およそ350坪の土地ですから、仮に追加で150万円のコストがかかったとしても、1万円/坪。取得費用としてはもちろんとても安いのですが。

とにもかくにも、今回の調査であの候補地に家を建てることができる、ということが分かりました。そしてPLUS CASAの二人からも「awさんたちの要望に適した、良い候補地だと思う」という言葉ももらい、さらに前進する勇気をもらいました。

次のステップは、

  • 候補地内に建つ、祖父母が農作業小屋として使っている大きな小屋をどうするか祖父母と話し合う
  • 候補地に本当に家を建てるのか、より具体的にシミュレーションしたり、想像したりする

となります。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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