T町キャンプハウス計画 – 概案と予算

さて、T町を舞台として進んでいる「T町キャンプハウス計画」。

僕たちのざっくりとした希望を建築家にEメールで送り、それに対してまず、1階全面を使用する駐車場についてのレイアウト確認があり、いよいよ、概案と予算のプレゼンテーションの日がやってきました。

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家族3人で一緒に行く予定でしたが、子どもが中耳炎による発熱のため、急きょ僕ひとりで話を聞いてくることになりました。

T町キャンプハウス計画 – 概案

この日は、10年以上前からお付き合いのある建築家、PLUS CASAの小林さん夫妻の、オフィスではなく自邸でのプレゼンテーション。

今回は、提出していた要望を全て取り入れた計画を立てた場合、だいたい幾らくらいかかるのかということを確認するために作ってもらった提案なので、ざっくりとした内容(概案)になっています。

大きなテーブルの上に、提案書が置かれていました。

T町キャンプハウス計画 - 概案と予算

:上の写真は持ち帰って、両親やトム(妻)たちに回して見たあとに撮影したもののため、かなり傷んでしまっていますが、もちろん、提案の時は綺麗でした!)

提案書をめくると、平面図が。希望していた「4つの世帯が住める家」ということで、4つの色で塗り分けられています。

T町キャンプハウス計画 - 概案と予算

写真では少し見づらいですが、左から1階の駐車場、2〜4階の居住部分、屋上と並んでいます。

僕たちが暮らす部分は手前のピンク2つ。夫婦(2人)世帯が暮らせる部屋が黄色と青の2つ、オレンジ色が単身世帯用の部屋です。

1階から4階まではエレベーターと階段で昇降でき、それらが設置された敷地中央部はデッキテラスや吹き抜けになっている、コモンスペースです。

下の写真は、断面パース図です。

T町キャンプハウス計画 - 概案と予算

それぞれの部屋の位置関係や広さがより理解できます。

さて、気になるその予算は

このプランは、「両隣りのビルが倒れてきても、身を守れる強度」を持たせるため、鉄筋コンクリート造が採用されています(*)。鉄筋コンクリート造は、建築費用が木造や鉄骨造に比べて高くなるため、坪単価として90万円程度が見積もられています。

今回のプランの延べ床面積は、駐車場を含めて164坪(約540平米)。これに90万円をかけると、1億4760万円。設計監理費や消費税を含めると、1億7000万円を超えます。

なんとなく予想はしていましたが、実際にこの金額が書かれた見積書を見ると、「おお!」となりますね(笑)。実際、トムや僕の両親たちは「わー!」となっていました。

これだけの予算を使うのであれば、両隣りの土地と建物を買収して更地にし、安全な状態にしたうえであらためてキャンプハウスの計画が立てられそうな気がしますが、もちろん、予算の実行も土地の買収も妄想の世界。

aw家が代々大切にしてきた土地とはいえ、これだけの大金を使うのは、さすがに無理があります。

そんなわけで、この計画はここまで、という判断となりました。

うーむ、残念……。

もう一つのプラン

実は、僕たちが提出した要望には、こんなものもありました。

また、もしも上記の「aw家」の建物だけを建てた場合、安全性などが確保されるようであれば、単独での建設の可能性も考えてみたいと思っています。上記の4世帯案が優先ではありますが、こちらについても少しご検討いただけると幸いです。

これもきちんと考えてくださっていましたが、延べ床面積55坪(181平米)の住居で6400万円の見積もり。複数世帯よりも規模の小さな建築だけに効率性が落ち、割高になるという説明でした。

鳥取で土地代を含めず、6000万円を使って家を建てれば、結構な豪邸が建つはずです。豪邸を建てたいという思いは1ミリもありませんが、規模や内容に対するコストとしては高いのではないか、ということで、このプランもストップという判断になりました。

さて、どうしよう

そんなわけで、T町にキャンプハウスを新築するという計画は再び頓挫してしまいました。頓挫というよりも、ついに諦めるべき時が来たかなという感じがします。

僕がキャンプハウス計画でお手伝いをお願いしているPLUS CASAの小林さん夫妻は、この土地で家を建てるならば安全性を最優先しなくてはいけないと何度も繰り返し言っています(T町の家に期間限定で暮らすという僕たちの決定にも、最後まで反対してくださっていました)。

もちろん、希望どおりの家を建ててくれる他の業者を見つけてお願いすることもできるでしょうが、今のところ、僕たちにはそのつもりはありません。

T町の土地は売却し(売れればの話ですが)、そして僕たちが「ここで新たに暮らすんだ」と自分たちで土地を選び、(大げさですが)新しい歴史を作っていく必要があるのかも知れませんが、今はまだ頭と心の整理がきちんとついていない状況です。

さて、どうしたものか……。

* 「T町キャンプハウス計画-駐車場について」で検討されていた駐車場プランは、鉄骨造を前提に計画されたものでした。その後、構造設計者と話し合った結果、安全性を確保するためには鉄筋コンクリート造でなければならないという結論となっています。

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