T町ハウスの改修 – 庭(4)ウッドデッキをつくる
ゴールデンウィーク、みなさんいかがお過ごしだったでしょうか? 天気がよかったので、アウトドアで過ごされた方が多かったんじゃないでしょうか? 僕の友人たちの多くもキャンプや登山を楽しんでいたようです。
僕はといえば、T町ハウスの引越し準備におおわらわで、朝から晩まで何かをつくったり、運んだりしていました。
空き家になっていたT町ハウスに対して、引っ越すまでにどんなことをして、どのくらいの時間と費用がかかったのかなど、また別の記事でまとめてみたいと思っていますが、今回は庭に対する最大のアクション、「ウッドデッキづくり」についてシェアしたいと思います。
なぜウッドデッキが必要なのか?
T町ハウスの内部でメインで使用するのは、下のイラストの薄水色のエリア、すなわち「食堂、縁側、和室」です。このうち、食堂と縁側はいずれも庭に面しています。
破線は掃き出し窓
縁側と食堂の窓は全て、床から天井近くまで高さのある、いわゆる掃き出し窓。開けると庭との一体感が高まるのですが、床と庭の高低差が40センチ、最大でなんと50センチもあります。大人でも出入り(上り下り)が大変だし、子どもが間違って落ちたら危険な高さ。
これを何となくawの父に話したところ、自宅にウッドデッキをつくった経験があり、また、初孫の危険回避に余念がない彼から、「それは確かに危険だ、ウッドデッキつくろう!」との提案がありました。
もともと庭に魅力を感じてT町ハウスへの引越しを考えていたこともあり、ウッドデッキがあれば、サンダルなどを履かずに素足のまま出られて居室の一部のような感覚でより庭を気軽に使えることや、BBQやお茶だけでなく、昼寝や読書、朝昼晩問わず食事の場所としても活用の場が広がりそうだということで、aw父の提案を受けることにしたわけです。
どんなウッドデッキをつくるか?
次に、どんなウッドデッキをつくるかを考えました。
家の床と庭の地面との高低差は平均して40センチほど。例えばこの半分の高さ、20センチのウッドデッキにすれば上り下りも楽になるし、子どもが窓を飛び出しても、40センチの高さから落ちた時よりも衝撃は少なくなります。
しかし、家の床と同じ高さにして床続きにし、半分家の中、半分家の外のような使い方ができないと、ウッドデッキの有用さ、面白さが半減してしまいますよね。
そこで、階段状になっているウッドデッキはどうかと。
一段が20センチ、二段で40センチにすれば、階段としても違和感なく使えますし、一段の幅(奥行き)をある程度持たせれば単なる階段ではなくなり、座ってビールを飲んだり寛いだりできるスペースにはなるだろう、と。幅(奥行き)は、家や庭の形状からおよそ120センチほどが良さそうなので、一段の幅は60センチが良さそう。
こんなイメージです。
これをaw父が、こんな風にぱぱぱー!と作るわけです。
注:実際の設計とは異なります。
次のページで、実際の制作をご紹介します。
お引越しおめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
ご自分の手でリフォームしながら生活すると新築にはない家に対する愛着が芽生えるのではないでしょうか。
それにしても、ウッドデッキがプロ並みの出来栄えですね!
最後の写真、暖色系の灯りにウッドデッキとチェアが映えていて、ビールの美味しそうな雰囲気が出ています。
我が家も昨年中古住宅に引越して少しずつ手を加えているところですが、最大の難関はウッドデッキです・・・なにせ家の床と外の高低差が1mほどあり、しかも外は砂利なので^^;
aw様お父上に是非ともお願いしたいところです(笑
Sayさん、いつもコメント、ありがとうございます!
愛着、そうですね。ここは祖父たちが暮らした家ですし、僕もここで生まれ、5歳までですが暮らしていたこともあり、愛着というか馴染みがあったのですが、トムにとっては最初は「単なる古い住宅」という認識に近かったんじゃないでしょうか。それが時間をかけて修繕し、少しずつ自分たちの暮らしに合わせて変更を加えていったこともあって、引越し初日に「すでに愛着がある」と話していましたので、Sayさんのおっしゃるとおりだと思います。僕にもきっと、以前にはなかったトムと同じような気持ちが少しは生まれているのかも知れません。
ウッドデッキ、お褒めくださり、ありがとうございます 🙂 aw父に伝えておきますね、きっと大喜びすると思います。かなり苦心していたので、できあがってみんなが喜んでくれたことが、とても嬉しいようです。
Sayさん宅の床と地面の高低差、1メートルとはすごいですね! うちの50センチとは比べものになりませんね。その高さにデッキを設けるのは確かになかなか大変かも知れませんが、、ぜひ素敵なデッキをつくってくださいね!