T町ハウスの改修 – 砂壁に漆喰を塗る(本塗り編)

砂壁を漆喰に塗り替える作業、アップデートが随分遅くなってしまいましたが、実は、4月の中旬になんとか完了しておりました。

4月の最終週にハウスクリーニングを業者の方にお願いしていたので、その前には終わらせておきたかったのです。

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ここまでのステップとして、 1) 砂壁を清掃して養生する、2) 下塗り材を塗る の2つの段階を経てきました。

今回はいよいよ、漆喰を塗って完成! という回になります。

ただ、漆喰漆喰と書いてはいますが、僕たちが選んだのは本物の漆喰ではなく、漆喰をペンキのように塗りやすく加工した製品で(下写真内右)で、ハケやローラーで塗ることができるもの。水と混ぜて練ったり、コテを使って塗ったりする必要のない、いわば簡易漆喰です(製品名も「漆喰easy(シックイージー)」ですしね)。

CAMP HOUSE/T町ハウスの改修 - 砂壁に漆喰を塗る(本塗り編)で使った漆喰easy

この記事の内容は、漆喰=漆喰easyについて書いたものだと前置きしたうえで進めて行きたいと思います。

漆喰塗装 第一回目

漆喰も下塗り材同様、二度塗りが原則です。一度に厚く塗ってしまうと、モロくなって剥がれやすくなるからです。

というわけで、漆喰塗装の第一回目です。

下塗り材同様、ヘリの部分をハケで、中央部をローラーで塗っていきます。エアコンの隙間など、細かいところも塗りますよ。

T町ハウスの改修 - 砂壁に漆喰を塗る(本塗り編)

ふつうに生活していれば見えない部分ではありますが、やっぱり塗らずにはいられませんよね(笑)。

漆喰easyは漆喰を塗りやすくした製品とはいえ、やはり粉っぽいねっとりした重いペンキという感じ。それを原則、希釈せず、下塗り材をしっかり塗っているとはいえ、あまりノリの良くない壁に塗っていく、という作業になります。

これは時間かかるかな〜(汗)と塗り始めた時は感じましたが、下塗り材やその他の部屋の塗装など、T町ハウスの改修の多くが同じ「塗装」という作業で慣れていたためか、ほぼ1日と、これまでの作業に比べればかなりの短時間で完了。

が、乾いてみるとやはり仕上がりは、まだまだ、といったところ。

少し離れて見ると問題ないのですが、

T町ハウスの改修 - 砂壁に漆喰を塗る(本塗り編)

こうして近づいて見ると、、、

T町ハウスの改修 - 砂壁に漆喰を塗る(本塗り編)

全体的に塗りムラがあり、砂壁が透けて見えています。

T町ハウスの改修 - 砂壁に漆喰を塗る(本塗り編)

最初から二度塗りする予定でしたが、「やっぱり二度塗りが必要だね」と再確認。

完全に漆喰が乾いてしまうとマスキングテープが外しづらくなるので、マスキングテープやマスカーを全て撤去し、再度、養生し直します(これが大変!)。

漆喰塗装 第二回目

第一回目の塗装から丸一週間時間をおいて漆喰を完全に乾かしたあと、いよいよ二度目の漆喰塗装。

これが実に塗りにくかったです。

「漆喰を完全に乾かした」と書きましたが、本当は完全には乾いてなく、手で触れるとうっすらと白っぽくなるような、まだ完全に固着していない状態でした。なので、漆喰が全然伸びない(ノリが悪い)し、塗ったあとの色具合も微妙で均一に塗れているのかも分からない。

ただ、第一回目のように、漆喰を薄く伸ばしていく塗り方だと、二度塗りでは仕上がらない箇所が多く生じることが予想されたため、ローラーやハケにたっぷりと漆喰を含ませて、思い切った厚さで塗っていきました(ただし、厚塗りになり過ぎないように注意しつつ)。

そうして仕上がった和室の壁、作業完了直後がこちら。

T町ハウスの改修 - 砂壁に漆喰を塗る(本塗り編)

扇風機や掃除機などを撤去し、畳をハウスクリーニング業者さんに消毒してもらい、子どもの遊び道具を置いた今の状態がこちら。

T町ハウスの改修 - 砂壁に漆喰を塗る(本塗り編)

反対側から見るとこんな感じ。

T町ハウスの改修 - 砂壁に漆喰を塗る(本塗り編)
壁際に置いているのは、テレビ台にする予定の古い箪笥の一部

細かく見ると、砂壁と柱が分離して隙間ができている箇所があり、こういう部分は、漆喰にして逆に目立ってしまったかも知れません。

T町ハウスの改修 - 砂壁に漆喰を塗る(本塗り編)

とはいえ、思ったよりも綺麗に仕上がったと思います。

この記事を書いている5月5日現在で、漆喰はかなり固着していて、手で触れても白っぽくなることもなく、粉が床に落ちることもなく、いい感じで仕上がってきています。

まだ少しムラが残っているところもありますので、暮らしていくなかで漆喰の状態が変化することも考えられますし、様子を見つつ、わずかに残った漆喰easyで手入れをしていこうかなと思っているところです。

使用した道具たちと費用

今回、僕たちが12畳の和室の砂壁を漆喰に塗り替える作業に使用した道具たちと、それらの費用をまとめました。

使用した道具 費用
EF漆喰easy(16kg) 1万7280円
EF水性マルチシーラー(16kg)(下塗り材) 2万520円
マスキングテープ 約1500円
マスカー 約700円
養生シート 980円
ローラー(替えローラー含む) 約2300円
ハケ 約800円
バスケット(ネット、ローラーバケット含む) 約900円
掃除機 – – –
柄の長い箒、柄の短い箒 – – –
脚立(大1、小1) – – –
工事用照明器具 – – –
ヘッドライト – – –
汚れてもいいスリッパ – – –
軍手 – – –

合計で4万5000円ほど。

これを高いと見るか、安いと見るかは、人それぞれでしょう。

僕たちはこの費用で、壁も綺麗になり、その工程を親や兄弟、友人たちと共有し楽しめたのなら、とても安かったのではないかと感じています。

手を動かすのが好きな人なら、きっと楽しい作業になると思います!

「使用した道具たちと批評」の表について補足
費用が「約」となっているのは、別の人に立て替えてもらってざっくり清算したなど、1円単位まで費用が追えなかったものたちですが、あまり高額なものではないので、費用の合計にそれほど影響がでないかなと思います。
また「掃除機」ですが、砂壁から落ちた大量の砂壁やほこり、漆喰のかけらなど、ふだんの掃除では吸い込まないであろうゴミを、考えられないほど大量に処理することになり、掃除機も多少なりともダメージを受けることが考えられます。もしあれば「もう廃棄してもいい」という掃除機を使用することをおすすめします。

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Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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