我が家最後の秘境「厠」を改修してみる

来月(8月)、いよいよ我が家に初めての留学生がやってきます

この話が確定したのは今年の5月。「まだ3か月先だね〜」なんてノンビリ構えていたら、あっと言う間に残りひと月(汗)。急ピッチで準備を進めています。

以前定めた「To Doリスト」の進捗状況です。

1階の和室 1 畳の表替え
2 照明器具の追加設置
食堂 1 椅子を一脚追加
2 箸や茶碗などを揃える
脱衣所 入口に目隠しを設置
2階の寝室 現在、僕と娘が寝ている4畳半の寝室を留学生用に変更。期間限定で3人で寝る(※僕と娘の寝相が悪い&僕の歯軋りでトムの安眠を妨害しないよう、平素は寝室を分けております笑)
1 シングルベッドだけにするダブルベッドだけにした
2 カーテンを新しくする
3 テーブルと椅子を置く
4 入口に目隠し
5 押入れを整理して、留学生の荷物が置けるようにする。洋服をかけられるようにDIY



このうち、留学生が使う部屋の「押し入れを整理して…」については現在、進行中。

T町ハウスのトイレ

彼女が我が家で使う箸は、一緒に買いに行って彼女自身に選んでもらい、母国に帰っても使えるようにプレゼントしたいと考えているので、準備はしていません。

となると、このTo Doリスト内で残っているのは、「脱衣所:入り口に目隠しを設定する」くらい。

なのですが、最近になって、実は家族みんなの心の中には改善するべき場所として存在していたものの口にしてはいなかった部分について、やはり改修するべきではないか、という話になりまして。

それがトイレ((かわや))です。

我が家の女性用トイレは非常に狭い

我が家には男性用トイレと女性用トイレが、正に厠という表現がふさわしく思える、家の端、最奥にあります。

T町ハウスのトイレ

この女性用トイレ、部屋のサイズ自体は特別小さいわけではないんですが(いや、まあまあ小さいですね)、便器が部屋の中央にあるため、利用時が窮屈。便器から前方の壁までのすき間が22センチしかないのです。

T町ハウスのトイレ改修前の図面

僕やトム(妻)は小柄なので問題はないのですが、留学生は身長180センチ以上と長身。使いづらいであろうことは容易に想像できます。

今後、ホストファミリーを継続していくとなれば同じ問題が生じる可能性もあるし、娘が成長して友だちが家に遊びに来たりするようになった時、ここが快適な場所であるに越したことはない。そしてそれは我々家族にとっても有益なわけですし。

そんなこんなで今回、風呂台所ときて、ひとつだけ残っていた最後の水回り、トイレを改修することに決めました。

計画の内容

実は当初、我が家の車庫にあるマンホールを直してくれた職人の友人に「トイレ、広くなりませんかね?」と相談してたんです。「便器だけ新品にして、位置を後ろにズラして……休みの日にやってもらえませんか?」みたいな感じで。

しかし話を進めるうちに、便器だけ変更しても排水口の位置やトイレの面積、形状を考えると便器を交換する程度ではほとんど改善されないことが分かってきて、それならばもう思い切ってトイレ全体を改修してしまおうか、という話になりました。

男性用トイレを廃止して女性用トイレだけにすれば確実に広くなるのでは? という声もありましたが、僕の希望で残すことに。自宅で仕事をしていて、しかも毎日たくさん水を飲むことを心がけている(必然的にトイレの利用回数も多くなる)僕にとって、さっと済ませられる男性用トイレがあるのは非常に助かるんですよねぇ。

というわけで、男性用トイレを最小限の広さにし、そのぶん仕切り壁をズラせば、女性用トイレを広くすることができるのではないかと考えました。

このアイディアを友人に伝え、出てきた計画平面図がこちら。

T町ハウスのトイレ改修計画図面

女性用トイレの便器前の空間が470ミリとかなり広くなっています。これなら背の高い人でも無理なく使えそう!

というわけで、6月に入ってから動きはじめた話ですが、トントン拍子で今週着工です。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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