T町ハウスの風呂、シロアリ、10年後。

今日から、T町ハウスのお風呂の全面改修が始まりました。

T町ハウスのお風呂は、タイル張りの壁と床、ひび割れたホーローの湯船、換気扇なし、廊下や洗面所を仕切る薄いガラス戸の隙間から自然換気(笑)。

賃貸物件の資料にこの風呂の写真が載っていたら「うーん、これはチョット」となるレベル。

ね?

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ただ、このお風呂の全面改修に踏み切った理由は、古いから、ではなく、寒いから。

トム(妻)は自他共に認めるスゴイ寒がり屋なのです。

T町ハウスは以前暮らしていたアパートに比べれば日当たりはいいのですが、古い家なのでやはり少し寒く、夏場はいいのですが、これからの季節はかなりの寒さが予想されます。

台所や食堂、居間ならストーブを焚いたり、たくさん着込むことである程度改善できますが、お風呂は裸で使うもの。暖房機を持ち込んで暖めることは可能ですが、冬の間、何か月も、暮らしている間、何年も、そのようにするのは少々、いや、かなり面倒クサイ。

こりゃ、本格的に寒くなる前に、なんとかしないとダメだぞ、となり。

ちょうど近所で大工仕事をしていた友人に声をかけて相談したところ、費用別に幾つかのプランを提案され、結果としては全面改修となりました。

古い家にピカピカの新しいお風呂。違和感はありそうですが、家族みなが楽しみにしています。

シロアリふたたび

このお風呂場と廊下を隔てる壁は、全面、引き戸の窓になっていて、廊下から風呂の中を覗ける仕様なのですが(笑)、その窓の木枠が(aw父曰く)10年ほど前にシロアリにやられて、ボコボコになっています。

廊下や洗面所の床も、ごく一部ですがシロアリの被害とおぼしきものがあります。でも、今年5月に引っ越して以降は、シロアリ自体を目撃したことはありませんでした。

ところが先週、ふだん開け閉めしない洗面所の窓を開けてみると、シロアリたちが精力的に活動しているではありませんか。

あ、やっぱりまだいたんだ!となりました。抜本的な対処をしていないのですから、当たり前ではあるんですが。

T町の土地を売る?

T町ハウスの家主であるaw父にシロアリ出現を報告したところ、数日経って、神妙な顔でT町ハウスにやってきました。

(以下、僕と父親の会話ですが、オリジナル=鳥取弁から、分かりやすいように標準語へと変換しております)

  • お風呂を改修するみたいだけど、シロアリがまた出たことを考えると、もしかするとそんなに遠くない将来、被害が大きくなって住めなくなる可能性もあるよね
  • 僕らとしては、子どもが保育園を卒園する4〜5年後くらいを目処に、ここを出るかどうするか。期間的にはそんな感じで区切って考えてるよ。でも、もしも2人目の子どもが生まれたりしたら、状況は変わるだろうね
  • 現時点では、最低でも4〜5年は住むって考えってるってことだな
  • うん
  • お母さんとも話し合ったんだけど、T町の土地を売るという選択肢もあるんじゃないかって考えてるんだ。少し前だけど、不動産屋に相談したら、そんなに悪い取引きにはならない印象だった。でも、その条件が何年も続くかどうかは分からない
  • つまり、できるだけ高く売れるうちに、というか、買い手がつくうちに売ってしまったほうがいいかもってことだよね。数年後には状況が変わって、買い手がいない、でもT町ハウス自体にはシロアリ被害で住めなくなるかもと
  • そういうことも考えられるってことだね
  • どれくらいで売れそうなの?
  • 路線価がコレくらいだから、まあコレくらいにはなりそうだってことだったけど
  • もう少しはっきりしたものが知りたいね
  • うん、売るとなればもちろんもう少ししっかり見えてくると思う。幾らになるにしても、お父さんたちの考えとしては、そのお金を足しにして、awたちが新しい土地に新しい家を建てるのがいいんじゃないかなって思ってるんだ。トムちゃんもそう望んでるんだろ?
  • ここに引っ越してからは、トムとそういう話はしていないけどね。まあでも僕にはその選択肢はないよ
  • トムちゃんのことも考えてあげないとダメだよ
  • 今の話を聞いての、僕の考えを話すね
  • うん
  • まず、シロアリのことだけど、少し調べてみたら、ここにいるのはヤマトシロアリっていう種類みたい。もしこれがイエシロアリという種類なら、急いで専門業者にお願いしないとヤバイくらい、被害の規模も進行速度もすごいみたいなんだけど、この家の場合、10年以上前から被害が出ていて、それでも被害箇所が小さくてチラホラという状況を見ると、ヤマトシロアリである可能性が高いんじゃないかと。楽観論だけど
  • なるほど
  • 今いるのが、10年前から出ているシロアリと同じ種類と考えた場合、10年間、目に見えて大きな被害になっていないのに、向こう4〜5年で急激に被害が拡大して、住むのが困難になるとは少し考えにくいんだよね。もちろん、見えないところで被害が拡大している可能性もあるんだけど
  • つまり、いまawたちが暮らそうと考えている期間は、なんとかなるんじゃないかと考えてるわけだね
  • そう。次にここを売ったお金を軍資金にして、新たに土地を買って家を建てるという話だけど、さっきも言ったとおり、僕にはその選択肢はないんだよね
  • そうか
  • もし、ここを売ってまとまったお金が入るとしたら、それはもっと別のことに使ってほしいと思ってるんだよね
  • 例えばどういうことだろう
  • 10年後、お父さんもお母さんも、70歳後半になっている。もしもその時に体が不自由になっていたりしたら、今の家では備えが十分とは言えないよね
  • まあ、そうだな
  • 10年後、80歳を目前にした老夫婦ふたりだけの生活、自分たちがどんな暮らしをしているかを具体的に想像して、今の家では何が足りないか、何をどう変えるべきかをしっかり考えて、自分たちだけでは難しいなら専門家に頼んで、備えるべきではないかな。T町の土地を売ったお金は、そのために使ってほしいと僕は思うし、トムも賛同してくれると思うよ
  • でも、お父さんたちもお金がないわけではないから
  • それは僕たちも一緒だし、この土地はお父さんとおばちゃんが相続したものだから。それに、お父さんたちが将来のことを考えて準備をしてくれたほうが、僕らも安心できるよ
  • うん
  • それから、可能性はほぼゼロだけど、僕たちがどこかに土地を買って家を建てるとなった場合だけど、お父さんたちが体が不自由になるとか、加齢に伴ってサポートが必要になるとか、そういうのに加えて、お父さんかお母さんのどちらかが亡くなって、一人暮らしになった場合、必要なサポートを誰がどうしていくのか、そういう大切な話をしっかりしておかないと、そういうこととは全く無関係に自分たちの考えや都合だけで決めることはできないし、少なくとも僕やトムはそう考えてるよ
  • まあ、いずれはそうなるからね
  • 今後、世の中高齢者が多くなって、今以上に施設への入居も難しくなるだろうし、このあたりの話はあまり楽観視せずに、最悪のケースを想定して考えておくべきだと思う。全国には、僕らと同世代で介護や育児などでめちゃくちゃ苦労している人(*)がたくさんいるからね

.

なんだか暗いネタになってしまいましたが、、、

将来のことなんて不確定要素ばかり、考えても仕方ないことが多いのも事実。病気や事故、加齢による介護、死など、楽しくない話も多く、お茶を飲みながらワイワイ♪ とはいかないですが、考えておくべきこと、今からでもできる話はしておきたい。

そんなことを考えてパンク気味になった頭と凝った体を、早く、新しいお風呂で解きほぐしてやりたいですね。

今、T町ハウスは風呂場の解体のため、ドッカンドッカン、ごっつい音が鳴っています。

* いわゆるダブルケア

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Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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