まずは要望(妄想)を、ちょっとカッコつけてまとめてみた

家を建てるにあたり、いま実現したいと思っていることを挙げておきます。これは打ち合わせを経ていくうちに変わっていくものかも知れないけれど、現時点では以下のように考えています。なんとなく、上から優先順位の高い順に並べてみました。

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必要な機能と目的に応じた適切な広さ

キッチンや洗面所(脱衣所)は、閉め切って空調を入れればすぐに適温となるような広さが良い。

特にキッチンは1日のうちで最も長い時間を過ごす場所になるし、行動の起点、たとえば朝起きたり帰宅した時にまず使う場所になるはずで、それゆえ冬の朝はすぐに暖まったほうがいいし、夏は冷房が効いた涼しい中でスパイシーなカレーとビールを楽しみたい。

また洗面所もトム(妻)にとっては、風呂上がりに髪を乾かしたり、出勤前の身支度をしたりと使用頻度が高い。一般的に比較的狭くつくられがちのこの部屋は、使用頻度から考えたらもう少しゆったりつくってもいいかも知れない。椅子に座って鏡に向かい、歯磨きをしたり髪を乾かしたりできるとよい。

リビングはまだそこで何をするかが明確になっていないので何とも言えないが、そこで何をしたいかを決めそれが実現できる広さを求めたい。その他の各部屋も、個々の部屋に与えられた目的や機能が快適に使用できる範囲の広さでよく、基本的にはできるだけコンパクトでいいと思う。

日中でも静かに休むことのできる寝室

僕のパートナー、トムは看護師だ。昼も夜もなく働く。朝まで働いて夕方まで寝たり、深夜勤務のために夕方から仮眠をとることもある。そんな彼女のために、たとえ来客中でも、日中でも、ゆっくり休むことのできる寝室が必要だ。家の内外から生じる騒音をシャットアウトし、風とおりはよく、日当りも良好だが、広くなくてよく、寝具を収める小さな収納とベッドがあれば良い。

家と外の中間「土間」

僕たちが暮らす鳥取県は雨天、曇天の日が多い。そのため、洗濯物やふとんを干せる時間が限られる。洗濯物が脱衣所に積み重なっている光景は、僕たちがとても嫌いなものの一つだ。だから、太陽光は当たるが雨が降っても濡れず、風の強い日でも防風できる、家の外でも内でもないフレキシブルな空間が必要だ。洗濯物はもちろん、ふとんやシーツ、雨に濡れたテントやタープなど、小さなものから大きめのものまで、いつでも思い切り干したいのだ。

小さな畑

将来、自分たちが食べるものの何割かは、自分たちでつくることができるようになっていたい。そのためには自宅の敷地内に畑が必要だ。

屋根のある駐車場

雨や雪を気にすることなく、乗降車できる駐車場。冬用タイヤやその他備品を置いておく倉庫にもなる。できれば住宅の構造体の一部となっているものが良い。

テントが設営できるデッキ

この家は「キャンプハウス」という名前だ。だから一年中、屋根の上、条件が許されるならあるいは敷地のどこかにテントが設営されている必要がある。以前、BRUTUSという雑誌で見かけた小林節正氏の別荘がそのまま僕たちのイメージだが、それは時々使用するための家だった。僕たちのキャンプハウスは、毎日使うものだ。毎日テントで寝ることはないと思うが、そうしたい時にそうできる環境が欲しい。この家はキャンプハウスなのだから。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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