モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティを買ってみた

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このたび、キャンプ用のナイフを買いました。モーラナイフのコンパニオンヘビーデューティです。

これまでナイフが欲しいと思ったことは全くありませんでしたし、実際のところ、キャンプをしていて必要に感じたことはほとんどありませんでした。

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料理をする時はロベルト・ヘアダーのフルーツナイフを使っていますし(切れ味抜群)、他の場合はマルチツールに付属している小型のナイフで十分だったからです。


ロベルト・ヘアダーのフルーツナイフ

LEATHERMAN® Juice® CS4

が、先日の記事にも書いたとおり、キャンプ道具を減らし、必要なものはできるだけ現地で調達するスタイルも楽しみたいと思っていた自分を思い出し、そのための道具としてまずはナイフを買おうと。

キャンプ道具を減らすために、今まで持っていなかった道具を新たに買うというのもヘンな話なのですが(笑)。

ナイフをどう使うか

さて、キャンプで使うナイフを選ぶ時、何を参考にしたらいいのでしょうか。

これまで全く考えたことがなかったので最初途方に暮れましたが、まず用途である「キャンプで使う」をもう少し具体的にしてみることにしました。

  • 木を削ってポールやペグをつくる
  • 木を削って着火剤(フェザースティック)をつくる
  • 薪を割る(バトニング)
  • 料理する

要するに、ブッシュクラフトでの用途ですね。

僕はナイフ1本持って山に分入ってサバイブするブッシュクラフターになりたいわけではなく(もちろん知識や技術は邪魔にならないと思いますが)、方向性としてはあくまで、これまでやってきたキャンプにおいて、道具を減らし、少しでも身軽に楽しむというもの。

なのですが、用途がそうであれば、ブッシュクラフターに愛されているナイフを選べばいいのではないかと。

そんなふうに考えてたどり着いたのがモーラナイフです。

モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ

モーラナイフは、名前こそ3年ほど前の2016年に現在のモーラナイフになったわけですが、製品自体は120年以上前からスウェーデンでつくられている歴史あるブランド。

ホームページを見ると分かりますが、たくさんのラインアップがあります。

何を選んでいいのか分からないので、一つずつ見ていきました。

「まずは安いものから」と考えていたはずなのに、ずっと見ていると「これカッコいいなぁ」「こっちのほうがスペック高いぞ」とか、「ファイヤースターターが付いてるモデルが便利そうだぞ」「やっぱりフルタングが頑丈でいいのかな」といった感じで、ついついハイスペック&高価格な製品に注目しちゃうんですよね。

例えば、こんな感じのヤツらですね。

「こんなハイエンドモデルは自分には不要、不要」と自分に言い聞かせ、さらにその製品名で検索していくつかの記事を読んで「やっぱりここまでの製品は不要だね」と納得して、次の製品に……を繰り返し、結局、エントリーモデルのコンパニオンシリーズのうち、ヘビーデューティなつくりのヘビーデューティに行き着きました。


左上にあるのはセットになっているシース(鞘)

モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ(ステンレス)は、以下のようなスペックのシースナイフ、またはフィックストナイフです。

素材 ブレード(刃)/ステンレススチール、ハンドル/ラバー
サイズ 全長/224mm、ブレード/104mm、刃厚/3.2mm
重量 104g(ナイフのみ)

高校生の時、後輩に、ランボーが使うようなサバイバルナイフを誕生日プレゼントにもらったことがありますが(笑)、それを除けば、本格的なナイフを手にするのは初めてです。

モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティを選んだ理由

モーラナイフのコンパニオン ヘビーデューティを選んだ理由はいくつかあります。

お手頃価格

まずはやはり値段ですね。税込価格で3000円以下は、同じようなスペックの製品の中では群を抜く安さです。

刃の厚み

バトニングは、薪に当てたナイフの峰を別の薪(または棒状のもの)で叩くことで薪を割ることですが、これをやるには当然、ナイフの堅牢性が重要になってきます。


画像出典:モノレビュ

製品名に「ヘビーデューティ」とあるとおり、従来のコンパニオンの刃厚2.5mmに対してこちらは3.2mmと、およそ30%ほど厚みが増していて、堅牢性が高められています。

ただし、 コンパニオン ヘビーデューティはフルタングではなく、ナロータングであるという点に注意が必要です。

ナイフど素人の僕がかなり大雑把に説明すると、タングとはナイフの持ち手を取り付ける部分のこと。フルタングは持ち手と同じ形状、つまり持ち手となる木材や樹脂がなくても金属だけで完成品と同じシルエットをしています。ナロータングはタングがハンドル部よりも小さくなっていて、ハンドルに差し込んで固定されています(厳密には正しくない説明だと思われますが、ざっくりと)。

フルタングは非常に堅牢ですが使われる金属が多くなるため重く、もう一方のナロータングはフルタングに比べて軽量ですが堅牢性は劣ります。価格は前者が高く、後者は安くなります。

バトニングにはフルタングのナイフでないとダメと書いている方もいれば、コンパニオン ヘビーデューティでもできると主張(上に引用掲載させていただいた写真がソレ)されている方もいます。さらには材質や使用する環境によってはフルタングでも安心できない、みたいな方も。

これらの情報を参考に、自分が実際にやる際は、しっかり乾燥させた細めの薪から試してみたいと思います。

いきなり破損したり、割れた刃が自分や仲間に飛んでったら目も当てられないですからね。

ステンレス製

刃(ブレード)の素材にステンレスが採用されています。モーラのコンパニオンの場合、もう一つの選択肢としてカーボンスチールがあります。

両者の特徴を比較してみると、以下のような表になります。

ステンレス カーボンスチール
錆び 錆びにくい 錆びる
切れ味 カーボンより切れない ステンレスより切れる
研ぎやすさ 研ぎにくい 研ぎやすい

出典:山のクジラを獲りたくて

あくまで相対的なものなので、使う人の期待値や過去の経験などが異なれば、使った印象も異なる可能性があります。

またカーボンスチール、ステンレスと一口に言っても鋼材に含まれる炭素やクロムの量によって特徴が変わるようです。

つまり、一概には言えないってことですね。

まだ届いたばかりで実際に使っていないので、キャンプでしっかり使い込んでから、僕個人のレビューを共有できればと思っています。

マニアな世界

今回、キャンプ用のナイフを買うにあたって色々なメーカーのサイトやブログを読みましたが、ナイフって相当マニアな世界なんですね。

日本ではふだん持ち歩くことさえできないナイフですが、ものすごい数をコレクションされている方もいます。キャンプで使うようなナイフではありませんが、海外で料理人をされているような方のナイフに対する情熱などは、記事を読んでいるとこちらまで胸が熱くなってくるほどです。日本の料理人も包丁を大切にされますもんね。

人間が使うもっともプリミティブな道具の一つといえるナイフは歴史も長いし、形状や材質、用途など、とにかく多様で、それを詳細に熱く語るブログの数々に思わず引き込まれてしまい、なんの目的でこの記事を読みはじめたのか忘れるほどでした(笑)。

いや〜、奥深い世界! もう少し勉強してみたくなりました。

(付け焼き刃で書いた本記事、詳しい方から見たら穴だらけかも知れません。もしミス等ありましたらご教示くださいませ)

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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2件のフィードバック

  1. トットリノトリ より:

    いつも楽しく、羨ましくブログ拝見しています。
    カーボンかステンレスかで悩んでたところ、AWさんがステンレスを選ばれていたのでとても参考になりました。当方カタチから入る、入らないと続かないタイプなので、カッコつけてカーボンで黒錆加工かと考えていましたが、結局錆びさせてテンション下がるような気がしてましたので、私もステンレスにする決心がつきました。切れ味、研ぎの感想レビューがみてみたい気がします。

    • aw より:

      トットリノトリさん、コメントありがとうございます 🙂

      この記事がトットリノトリさんのナイフ選びの参考になったとのこと、嬉しいです。

      僕もカタチから入るタチでして(笑)、記事に書いたとおりナイフ選びもかなり流されかけましたが、なんとか立ち止まることができました。

      最近、台所で使っているステンレス製の包丁の切れ味が落ちてきてまして、昔から家にあった砥石で研いでいます。やはりなかなか上手には研げませんが……(苦笑)

      今年1年くらいしっかり使い込んでからまた感想を共有しますね!

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