この家、とにかく寒いんです
2月に入り、寒い日が続いています。
先週末、鳥取県に「顕著な大雪に関する気象情報」が発出されました。築70年近い我がT町ハウスの内部は、外のように吹雪いてはいないものの室温自体は氷点下まで下がり、窓のサッシに付着した水滴が凍りついていました。

ペアガラスにしていてもサッシがこれでは……笑
僕もトム(妻)も衆議院選挙は期日前投票を済ませていたので、週末は家にこもり、和室にみんなが集まってエアコン、石油ストーブにコタツと暖房器具をフル稼働させて寒さを凌ぎました。
冬になるといつも、この寒い家をなんとかしたいという気持ちになります。
特に体調の悪い時などは、外とほとんど同じ気温になっている廊下を歩いてトイレに行くのはひどく気分を落ち込ませます。
T町ハウスに暮らしはじめて10年近く、毎年冬を迎えるたびに家を暖かくするためのアレコレを考えているので、たくさんのアイディアはあります。しかしどれもこれも決して安くはない出費がセットです。家中のエアコンをフル稼働させ、廊下や縁側などふだん使わない場所にまで石油ストーブを置いて暖めておいた方が、はるかに安い。スプレッドシートなどで試算するたびに(毎年似たような計算をやっている)、「このままでなんとかやり過ごすか」となるわけです。
この家に、T町ハウスが僕たちの終の住処となるのなら話は別ですが、築70年を迎えようとするT町ハウスにこの先何十年も暮らすことはなかなか考えにくく、将来娘が独立したあとに僕とトムが2人で暮らすには広すぎることもあり、あるタイミングで小さくて暖かい家、若くはない夫婦が健やかに暮らせる家に建て替える必要があると思っています。最近、その家のことをひとり妄想し、時間を浪費しています。
これについては、妄想が妄想でなくなりそうになってきたら、このブログに書いてみたいと思います。
顕著な大雪に関する情報って?
さて、冒頭でも少し触れた「顕著な大雪に関する気象情報」ですが、これが鳥取県に対して発出されているのを知り、すぐにスマホを取り出して調べました。娘が「お父さん、これ何?」と尋ねてくることを想定し、備えておくためです。
つまりこの週末まで僕は「顕著な大雪に関する気象情報」について、聞いたことがあるくらいで、小学生の娘に説明できる準備ができていませんでした。ここで言う説明とは、どういう気象状況で発表されるかという条件に加えて、これに対して自分たちがどのように行動すべきか僕の考えを伝えるというところまで含みます。
2019年に導入された比較的新しい情報とはいえ、「顕著な大雪に関する気象情報」について何も知らなさ過ぎる、考えてなさ過ぎるのは問題です。
類似の情報含めて調べてみた
似たような言葉に「大雪警報」、それから「大雪特別警報」といったものがありますよね。
日本海側に位置する鳥取県に暮らしていると、ひと冬の間に「大雪警報」は何度か発表されるので馴染み深いのですが(その度に小学校が臨時休校になるので、小学生の子を持つ親たちはあたふたするわけですが)、「大雪特別警報」は聞いた記憶がありません。
いずれにしても、これらの違いをきちんと理解したうえで危機管理計画を立て、家族で共有しておく必要があります。
そこで「顕著な大雪に関する気象情報」とあわせて「大雪警報」「大雪特別警報」について調べてみました。以下、まとめです。
| 顕著な大雪に 関する気象情報 |
大雪警報 | 大雪特別警報 | |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 追加的な緊急情報(警報の上位ではない) | 警報 | 最上位の特別警報 |
| 警戒レベル相当 | レベル体系外 | レベル3相当 | レベル5相当 |
| 想定規模 | 短時間で急激に積雪増加 | 1日〜数日にかけて発表 重大な被害のおそれ |
数十年に一度の異常な積雪量+警報級の降雪が継続 |
| 主な想定影響 | 立往生・交通まひの急増 | 交通障害・建物被害 | 広域孤立・社会機能停止 |
| 発表単位 | 都道府県 | 市町村単位 | 市町村単位 |
恐怖の大雪特別警報
大雪特別警報は、既にどれぐらい雪が積もっているのか(積雪深)に加え、以降の降雪量の予測も加味して発表されます。数十年に一度あるかないかの雪が降り積もり、さらに大雪警報に相当する降雪が続くと予想した場合に発表される、とのこと※1
警戒レベルでは最上位のレベル5で、「緊急安全確保」が発令される可能性がある、それほど深刻な状況での発表となります(「避難指示」は警戒レベル4において発令が検討されます)※2。大雨でも避難は大変ですが、大雪となるとさらに避難が難しくなる場合があります。車も使えないどころか、家が雪に埋もれて外へ出られない可能性もあるからです。
また、大雨は河川の氾濫など、予想されるリスクの大きさからハザードマップで危険度が区分けされていますが、大雪は事前の予想が困難なだけでなく、対象となる範囲が広くなる可能性があり、さらに低温下で生じる事案なので、避難場所の検討・確保の難易度もあがります。
2013年の導入以降、「大雪特別警報」は発表されたことがないようですが、発表された時にはすでに災害が発生したと理解して大きな間違いではなさそうです。
もちろん発表されるまでに情報を収集しつつ周囲の状況を観察していれば、これはタダ事ではないと本能的に分かると思うのですが、そこから正しい行動に結びつく準備をはじめ、実際に行動できるかは別です。
気象情報の正しい理解に加えて、自分が置かれた状況を冷静に読み取る力、計画と行動力が求められますね。
・・・
鳥取の冬に雪はつきものですし、子供の嬉しそうな顔を見ていると雪も悪いことばかりじゃないなとは思いますが、外遊びを楽しめる程度の雪でおさまることを祈っております。
ちなみに、娘は僕に「顕著な大雪による気象情報」のことについて聞いてきませんでした。インフルエンザで高熱が出てしまい、それどころではなかったので……。みなさんも体調管理には十分気をつけてください。
- 「顕著な大雪に関する気象情報」気象庁「新しい雪の情報の提供を開始します」
- 気象庁「特別警報(気象)について」
- 気象庁「防災気象情報と警戒レベルとの対応について」


