山中の河原で雪中キャンプしてみた

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2019年最後となるソロキャンプをしてきました。

ロケーションは当初、扇ノ山(おおぎのせん)や八東ふる里の森の東に位置する、鳥取県と兵庫県の県境にほど近い山中を予定していました。

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写真のとおりザ・山の中

当初、クマとの遭遇を心配していましたが、12月に入って予定地の最低気温が連日氷点下を記録していたので、もうぼちぼちクマも冬眠してくれただろうと思ったのですが、僕たちの行手を阻んだのは道路に積もった雪でした。

この動画の最後からさらにもう少し進んだあたりで僕のジムニーがお腹を擦るようになり、先行していた別のジムニーがスタックしてしまったので、キャンプ予定地まで10km以上残して断念。

急きょ、道中たまたま見かけて「ここも良さげだね」と話していた河原にキャンプ地を変更することになりました。

バックパックキャンプ

谷の底を流れる川までは、車を停めた道路から雪の積もった傾斜を下り歩いて1〜2分ほど。

ふだんなら「ここを何往復もするのはキツイわ〜」となるわけですが、今回は来年2月の恩原高原での山中雪中キャンプのシミュレーションも兼ね、荷物をバックパック一つにまとめているので問題ありません。


実際はこれに加えてマシューの寝床や道具も

キャンプ仲間の小学生の娘さんも参加したのですが、彼女ももちろんバックパックを背負っています。

荷物を持っていないのはマシューだけ。

河原の雪の上には水を飲みにきたと思しき動物の足跡がちらほら残っていましたので、それらを避けるようにしてテントを設営。

今回、Hilleberg NAMMATJ 3を初めて実戦投入しましたが、設営に少し苦労しました。詳細は後ほど。

設営して少しノンビリしていると、曇り空から夕日が差し込みんで紅葉を照らしました。

実際はもっと綺麗だったんですけどね〜。

この日の宴会場(兼、娘さんの寝床)はこちら。

夜は、このタープ下で火を焚いて暖をとり、川のせせらぎや、時おり谷底に響く鹿の鳴き声を聴きながら、たわいもない話と食事を楽しみました。


横着して三脚立てずに撮影したら、ご覧のとおりの手ブレ写真(涙)。

夜は早めに就寝し、10時間近く爆睡。気温は氷点下まで下がったものの、シュラフ二重作戦で非常に暖かく休めました(その環境下で、先述のとおり女の子はタープ泊、彼女のお父さんはハンモック泊とツワモノっぷりを遺憾なく発揮しておりました)。

夜中は少し雨が降りましたが、一夜明けると晴れ間が顔を出してくれていたので快適に撤収。

当日になってキャンプ地を変更するなど行き当たりばったり感も多少ありましたが、これぞ野営の醍醐味ですよね。

2019年最後を締めくくる、実にいいキャンプでした。

今回感じたこと・学んだこと

そして今回もまた学びがありましたので、備忘録として書いておきます。

予備の道具を準備する

テントを設営したのは川のほとり。大きめの石がごろごろしている、傾斜のないガレのような場所で、そこに20センチほど雪が積もっている状態でした。

積雪量が少ないので、足で踏み固めるとすぐに下の石が見えます。


黒っぽく見えているのが河原石

この程度の雪ではスノーペグは固定できないし、雪の下の地面には石が積み重なっているので短いアルミペグでは使い物にならないわけです。

となるとソリステのような頑丈で長さのある鋳物ペグを強引に打ち込むか、大きな石にガイラインを結び付けて固定するしかありません。

僕はその両方の方法でテントを固定しました。鋳物ペグを友人に借り、一部は河原の石を使ったわけです。

雪が地面を覆っているので、ちょうどいい石を探し出すのは骨が折れるし、川っペリでちょうどいい大きさのものを見繕っても、それをテントまで運ぶのはとても大変。友人が余分なペグを持ってきていなければ10か所以上、石で固定する必要があったわけで、想像するとゾッとします。

使わないかも知れないけれど、状況に応じた選択が可能な限りできるよう、予備のテントやペグなどを車に載せておいたほうがいいなと思いましたね。

それにしても、こんな条件のグランドがあるんだなぁと。何事も経験ですね。

道具選びで欲張り過ぎない

今回、実は荷物の全てをバックパック一つにまとめることができませんでした。どうしても2つのコッヘルが入らず、マシューの荷物の中に忍ばせていたんです。

お米を炊いたり、味噌汁やコーヒー、マシュー用の湯たんぽのお湯を沸かしたりと何かと使う場面が多いと想定し、コッヘルを2つ持って行ったんですね。

ガスストーブやガス缶は予備として2つ持っていくとしても、コッヘル2つは余計だったかなぁと、後になって思いましたね。

もちろん、僕の道具でもっとも欲張っているのはシュラフ(2つ)なのは重々承知しているんですけども。

照明は乾電池のLEDをメインに

食事中の気温が2度、3度と低かったこともあって、ガスを燃料とする照明(snow peakノクターン)の光量がかなり少なく、また太陽光で充電するCarry the Sunも意外と早く電池がなくなってしまい、僕の照明はほぼヘッドライトに頼るかたちになりました。

テントの中で意外と役立ったのは、冗談のつもりで上着のポケットに放り込んでいたろうそく型のLEDライト(笑)。

低温の環境下では電池の消耗も早いですが、残量を確認してから持参すれば一晩くらいはしっかり動いてくれるでしょうし、主要な照明には、乾電池を電源とするLEDライトを据えるのが安全なのかなぁと思った次第です。

コットンの上着はめちゃ臭くなる

夜間に着用する上着として、寒さ+焚き火(火の粉)対策として、uesのコットン製デッキジャケットを選択しました。

暖かいし、多少の火の粉も気にならないので正解ではあったのですが、想像どおりニオイの付き方が凄まじい。帰宅中、ジムニーの車内に焚き火臭が充満し、いまは軒下に吊るしてますが、近くを通るといまだに焚き火臭い(笑)。

焚き火をする以上、今後も上着としてデッキジャケットを選ぶとは思いますが、キャンプ以外で着れなくなるのもツライし、毎度クリーニングに出すのも面倒。

やっぱりファブリーズ、ですかねぇ……

雪中に犬連れはキツイ

マシューを連れてきたのは、もともと雪中キャンプは想定してなく、ふつうに森の中でのキャンプを前提に計画していたから。

マシュー自身は雪の中で楽しそうに遊んでいましたが、やっぱり濡れるし、濡れたままだと夜は凍ってしまうのでしっかり乾かしてやる必要があり、ドライヤーがない自然の中ではこれがなかなか大変で。

加えて、マシューを連れての雪中キャンプは今回が初めてだったので、「寒くないかなぁ」とか「ちゃんと眠れてるかなあ」とか、どこかで常に気になってしまうんですよねぇ。

僕ひとりの完全なソロキャンプであれば、マシューが一緒にいてくれたほうが何かと心強いでしょうし、慣れてくればやるべきことやらなくてもいいことが分かり、不要な心配もしなくてよくなるでしょうから、僕もマシューももっと楽しめるようにはなるんでしょうけどね。

でも、とりあえず、来年2月の雪中キャンプは家で留守番してもらおうと思います(笑)。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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