健康目的で走るオジサンが暑い時期に走るためにやったこと

ここ最近、「何か取り組んでる(楽しんでる)ことある?」と聞かれると答えに窮している自分に気づきました。

先月友人たちと近場のキャンプ場に行きましたが、定期的にキャンプを楽しんでいるとは言い難い状況。ほぼ毎日やってるのは、新聞や本を読むこと、庭のドクダミを抜くこと、あとは走ることくらいです。一つ目と二つ目は趣味ですとも言えないし、三つ目の走るについても1日4〜5km走る程度で、市民ランナーとすら言えないレベルではあるんですが、「そうですね、走ることくらいですかね」と苦し紛れに答えています。




夏に走る

そんな屁タレランナーである僕をさらに屁タレ化する時期がもうすぐやってきます。

そう、夏です。

去年の8月はなんと1度も走っていません。

これには主に2つの理由があります。

  • 暑過ぎる
  • ふだんは娘の登校のタイミングで一緒に家を出て走っているが、8月は夏休みがあってタイミングが狂う

2つ目は理由になっていませんが、1つ目は多くのランナーにとって大きく影響を及ぼす要素だと思います。

対策は一つ、「涼しい時間帯に走る」ですが、となると、日没後か日の出前となります。とてもシンプルではあるものの、僕にとってこれを取り入れるのが難しい理由が2つあります。

  1. 夜は早く寝たい
  2. 朝起きてすぐ走るのは苦手

いずれも屁タレですが、言い訳をさせてください。

1つ目の「夜は早く寝たい」。我が家の夕食は午後6時くらい。片付けして、ちょっとゆっくりして、風呂入って、寝床に着くのが8時半前後。そこから読み残した新聞記事に目を通したり本を読んだりして、10時くらいには入眠する感じ。そして翌朝は5時半くらいに起きる。これがふだんの僕の生活リズムです。

では、「涼しい時間帯」とはいつか。

気象庁のデータ、8月の平年値・日ごとのデータ(東京都)を見ると、夜間の気温が27度台に落ちてくるのは午後7時、26度台では午後9時です。

気象庁のデータをもとにawが作成

そう、外が涼しくなってくる時間と、僕が寝床に着く時間がちょうど同じくらいなのです(このデータは東京都のものなので、僕が暮らす鳥取とは気温は違うでしょうが、1日のうちの寒暖の傾向はさほど変わらないでしょう)。この時間に走るとなると、生活リズムを大幅に変更する必要がでてきます。

ならば、朝方はどうか。

1日のうち、気温が最も落ち着くのが早朝で、データでは午前5時が25度台。8月下旬では24度台まで下がります。この時間帯が1日を通して一番低い気温のなか走ることができそうですね。

しかし先に書いたとおり、僕は朝起きてすぐに走るのが苦手でして、これまで何度も試したことがあるんですが、起床後少なくとも1時間くらいは間をおかないと、どうも気持ちよく体を動かすことができません。午前5時に走るためにはその1時間前、午前4時には起きておく必要があります。

いっとき午前4時に起きて新聞や本を読んだり、忙しい時期は仕事をしたりしていた時期もありましたが、先述のとおり、寝る前の時間を読書に充てていることもあって、朝は5時半まで寝る生活が定着しています。

ですが、「夏に走りたい、でも生活リズムは変えたくない」などとワガママオヤジしていても、結局「今年も夏は走りませんでした」となるのがオチなので、夏の間だけと割り切って、早寝早起き生活を復活させることにします。

時間帯としてはこんな感じですかね。

時間 やること
4時 起床
4時〜4時45分 新聞を読む
4時45分〜5時15分 犬の散歩
5時15分〜5時45分 ランニング
5時45分〜6時 入浴
6時〜 ラジオ体操
6時15分くらい 朝食

ウォーミングアップ的な感じで、犬の散歩 → ランの順です。

実際にこの時間割にして1週間ほど過ごしましたが、今のところ順調です。冬のように起きても寒くないし、外も明るいので、早起きしている感じがあまりないのも単細胞の僕には良き(笑)。妻と娘が仕事や学校に出かける午前7時には新聞の主だった記事は読み終えており、ジョギングも入浴も洗濯も済ませてるわけですから、すぐに仕事に取り掛かることができて良いこと尽くしです。

暑い季節の朝は、この流れでできるよう頑張ってみます。

夏用のアイテムも買ってみた

ランの動機を高めるため、且つ必要に迫られてラン用のアイテムをいくつか購入しました。

キャンプハウス 走るための道具たち
僕の夏の早朝ランニングを支えてくれる(はずの)アイテムたち

まず、ランニングシューズですが、昨年(2024年)一年間しっかり働いてくれたゼガマには、予備的なポジションに控えてもらうために、NIKEのズームフライ6を購入しました。まあ、これは夏のための購入、というわけではないですね。


正直、僕にはかなりオーバースペックです(出典:NIKE)

ランニングシューズについての知識はほぼゼロの僕が選ぶ基準は「見た目」。今回はこのビビッドなピンク色に惹かれての購入です。

ズームフライ6に変えてからすでに200km走っていますが、僕には少しソールが硬い(接地時の感触が硬い)印象。ですが、基本的にはとても気持ちよく走れています。今年はこのズームフライ6と一緒に走ります。

お次はショーツ。今夏、一番欲しかったのがこれです。

いま履いているのが、20年近く前に買ったもので、全く使えないというわけではないものの、ゴムとドローコードの劣化によってウェストの調整が難しくなっており、小さな穴も空いています。


短い丈は気に入っているんですが

このショーツに加えて、トム(妻)からもらった汎用ショーツ、それからバギーショーツで走っていましたが、やっぱり専用のものが欲しいということで、NIKE(Dri-FIT ブリーフラインド バーサタイル)とPatagoniaのショーツ(メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ)を購入してみました。

どちらもめちゃくちゃいいです!

着用した時の軽さは圧倒的にPatagoniaのストライダー・プロ・ショーツ。インナーがやや小さめのNIKEに対してPatagoniaのそれは比較的余裕を持ったつくりで、これも僕にとっては好ましい点です。

いずれも背面の腰の部分に小さなポケットがあります。スマホが入るサイズのポケットがついた製品も多いですが、僕の買った2つのショーツのポケットは小さく、行動食やキーなどを入れておくもののようです。

もう一つ我が家にやってきたのは、ランニング用のキャップ。

ストライダー・プロ・ショーツの青に合わせて、同じくPatagoniaの青系の明るい雰囲気のものを買ってみました。

早朝、まだ日も昇っていない時間帯に走るのにキャップがいるのかという疑問もありますが(笑)。

あと、オマケ的に購入してみたのが、Appleウォッチのバンド。

昨年の秋、シリーズ10に買い替えた際、バンドをブレイデッドソロループにしてみたんです。フィット感がじゃっかん弱めであることと(これが自然な装着感で、ふだん使いには非常にいい塩梅なんですが)、水分を溜め込んでしまいそうな構造であることから、ラン用にスポーツバンドを新たに買ってみたというわけです。

ブレイデッドソロループでも洗いにくいとか乾きづらくはありませんが、スポーツバンドであればサッと洗って拭けばすぐにまた使えるので、より簡単です。

キャンプハウス Appleウォッチのバンド-スポーツバンドとブレイデッドソロループ
カラフルなのがスポーツバンド、黒いのがブレイデッドソロループ

バンドの取り替えもやってみるとそれほど面倒ではなく、交換作業も慣れれば10秒そこそこで終わるので、負担になりません。面倒な時は交換しなければいいわけですし。

・・・

というわけで、いつにも増して「誰得」な記事となっておりますが……最後までお読みくださり、ありがとうございました。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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