インナー用ダウンジャケットを検討してみた

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夜間の気温が10度を下回る日も出てきて、いよいよ焚き火キャンプのシーズン本番となりました。

今週、来週と(なんと半年ぶりの)キャンプが続く予定なのですが、それまでに、昨年不十分だと感じていた防寒着を整備すべく、インナーとして着用できるダウンジャケットの購入を検討しています。

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数年前に買ったP社、昨年買ったM社のジャケットに加え、できればバブアービデイルのインナーとしても利用したいと考えているので、体にフィットして、薄いながらも着用時にロフトをしっかり出して、保温性を発揮してくれるものが良いなと。

そこで今回は、材質(表地/薄さ=軽さ、中綿/ダウンの品質や量)と重量の2点に注目し、いくつかのモデルをチェックしてみたいと思います。

まずは、いかにもインナー用といった趣のラウンドネック(丸首)タイプの2アイテムです。

MOUNTAIN EQUIPMENT ストレッチ・ダウン・カーディガン 425132

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材質 表地・裏地/40デニールナイロン100%(耐久撥水&ダウンプルーフ加工)、中綿/ホワイトグースダウン(800+フィルパワー)50g
重量 250g

最近のダウンジャケットは、細かくキルティングされて羽毛が偏らないようになっているデザインのものを多く見かけますが、このMOUNTAIN EQUIPMENTのストレッチ・ダウン・カーディガンは、肩から裾にかけて10段階と比較的大きめにキルティングされていて(一番細かいのはMountain Hardwearの18)、僕の好みです。

1980年代にアメカジの登場でダウンジャケットが流行り始めた頃は、5段階とか6段階とか、今よりももっと大きなキルティングで、その印象が強いからか細かいタイプよりも大きな方が好きなんですよね。

ラウンドタイプの首まわり、裾のドローコードや袖口のスナップボタンなどで細かくフィット感が調整できるほか、防水タイプのフロントジッパーやジッパー付きのハンドポケットなど、インナーとしてもアウターとしても使いやすいよう配慮されています。

その「アウターとしても」というところに注力し過ぎ、40デニールという厚めの生地を表地として採用したためか、重量は250gとやや重めです。

製品スペックに、ダウンの量をちゃんと含めているのは嬉しいですね。というか、ダウン製品としては必須の情報だと思うのですが、以外と公表しているメーカーは少ないのです(今回取り上げた7社中、2社のみ)。


mont-bell スペリオダウンラウンドネックジャケット 1101503

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材質 表地/15デニール・フルダル・ナイロン・リップストップ(超耐久撥水加工)、中綿/EXグースダウン(800フィルパワー)
重量 156g

mont-bellのダウンジャケットは、完全にインナーに特化したつくられた製品です。

表地は撥水加工が施されているナイロンではあるものの、15デニールとかなり薄手。またジッパーではなく、シャツのようにスナップボタンで閉じるタイプなので、ゴワつきにいくいとのこと。表地の素材と、スナップボタン仕様によって、156gというかなり軽量な仕上がりになっています。

そして何と言っても、この製品の特徴は価格。その他の製品が軒並み1.5万〜2.5万円あたりの価格帯に属する中、1万円チョットという価格は非常に魅力的。もちろん安かろう悪かろうではダメなのですが、Amazonのレビューを読む限りではそれも大丈夫そうです。


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以下は、アウターでの着用が、より意識された製品たちです。

Patagonia メンズ・ダウン・セーター

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材質 表地/20×30デニール リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%(DWR=耐久性撥水加工済み)、中綿/トレーサブル・ダウン(800フィルパワー)100%
重量 371g

表地に比較的丈夫な素材を採用していることもあり、今回取り上げた製品群の中では最も重い、371g。ただし、スタッフサックを兼ねた内側のジッパー式チェストポケットも含め、ですが(その他のメーカーはスタッフサックを含めない重量なので)。

自然環境に配慮することで知られる同社らしく、トレーサビリティがしっかりとした羽毛「トレーサブル・ダウン」(強制給餌や生きたまま羽毛採取を行われたものでない、鳥にまで追跡可能なヨーロピアン・グースダウン)を使用しています。

価格が3万円超えと、ちょっと手が出づらい感じになってます。


NANGA ポータブルダウンジャケット SPDX

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材質 20×20dn(透湿ナイロンシレ撥水加工)、中綿/マザーホワイトグースダウン(860フィルパワー)93%、フェザー7% 50g
重量 220g

製品の永久保証などで知られるシュラフの国内メーカーNANGA(ナンガ)が、「出来る限り軽く、小さく」をコンセプトにつくりあげたダウンジャケット。

ダウンの品質には非常にこだわることで知られる同社ですが、ダウンの使用量50gについて「物足りない」とする使用者のレビューがAmazonに投稿されていました。この50gという量は、一番最初に掲載したMOUNTAIN EQUIPMENTの製品でも同じでしたので、ちょっと気になる声ですね。

どの製品にも言えることですが、インナー用としてデザインされたダウンジャケットは表地の素材の防風性も高くなく、ダウンもそれほど多く入っていないので、一般的なアウター用のダウンジャケットと同等の暖かさを求めると、失望する結果になりそうです。

あくまでシェルなどと合わせ、レイヤリングさせて使用するものとして評価する必要があるかも知れません。


Marmot Compact Down Jacket

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材質 表地、裏地/20d DP(リップストップナイロン100%)、中綿/ダウン(700フィルパワー ホワイトダウン)90%・フェザー10%
重量 260g

キルティングのデザインが特徴的なMarmot(マーモット)のダウンジャケット。やや変則的なキルティングで、肩から裾まで20段階に分割されてます。細かいとダウンの偏りは少なくなりますが、縫い目が多くなるので、そこから羽毛が抜けるなどのリスクも高まるのではないかな? と。

また、軒並み800フィルパワー以上のダウンが使用されているなか、このMarmotのみ700フィルパワーを使用。その分、使用されている量が多ければフィルパワーの差は埋まるのですが、いかんせんスペックに使用量が含まれていないので何とも言えないところです。

ダウンジャケットで名を馳せ、業界で初めてGORE-TEXを導入するなど先進的なDNAを持つブランドですから、製品的には全く問題ないと思われますが。


Canadian East ダウンインナージャケット CEW2080

材質 表地/BEFOND2(ナイロン・20デニール超耐久撥水加工), 中綿/高級ダックダウン(800フィルパワー)90%・フェザー10%
重量 270g(Lサイズ)

今回、ダウンジャケットを調べていて初めて見かけたのがこちら、Canadian East(カナディアンイースト)。大阪のゼット株式会社のブランドです。

特徴的なのは、左胸についたポケット。フリースジャケットで見られるようなデザインを採用しています。

スペック内にある「BEFOND2(ビフォンド2)」は、小松精練株式会社により開発された耐久撥水性能を持つ、有機溶剤を使用せずに製造した環境配慮型機能ファブリックとのこと。また、ダウンの使用量がゼット株式会社のホームページには、サイズごとのダウン使用量(と思われるデータ)が掲載されていて、個人的には好感を持ちました。


Mountain Hardwear Ghost Whisperer Down Jacket

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材質 表地/ウィスパラー10D×7デニール リップストップナイロン(100%)、中綿/Qシールドダウン800フィルパワー
重量 197g(Mサイズ)

表地の素材として、今回のラインアップの中では最薄の10デニールのナイロンを使用し、197g(Mサイズ)というmont-bellに次ぐ軽さで仕上げられたMoutain Hardwear(マウンテン・ハードウェア)のダウンジャケット。

実際の体のかたちに合わせた、立体的なデザインのキルト構造になっています。

問題は価格。Patagoniaを超える3万円代の価格は、つつましい生活をしている僕にはかなり厳しめ。このブランドの製品の良さは、昨年購入したストレッチオゾニックジャケットで体感済みですので、価格に見合った満足感を与えてくれると信じてはいるのですが……。

アウトドアといえばキャンプの僕が着るには、いささかハイスペックな製品なのかなぁ、などと自分にいろいろ言い訳をしております。

というわけで、この中から、インナーとして着るダウンジャケットを選んでみたいと思います! どれを選んだかは、次回!

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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