L.L.Bean ビーン・ブーツ8インチを買ってみた

先日、L.L.Beanのドッグ・カウチを購入した記事を書きましたが、今回もまたまたL.L.Bean。以前から虎視淡々と狙っていたビーン・ブーツ(8インチ)です。

本来、検討しているとわざわざ記事にした長靴を先に購入すべきなのですが、僕の悪い癖である、複数の状況や用途で使うものをなんとか1つの製品にまとめたいという条件のせいで選択がなかなか進んでなく。

早く長靴が欲しいのになかなか選び切れないというストレスから、マシューのドッグ・カウチを買うついでに思わずコチラもポチってしまったという次第でして。

スポンサー広告




ちなみに、僕はどうもビーン・ブーツのようなルックスに惹かれるようで、ビーン・ブーツ以外にも似たような靴をいくつか持っています。


このうち、SORELのマニトウ(左上)は友人にあげました

L.L.Beanのスノー・ブーツを買った記事を読み返してみると「このビーン・ブーツが欲しいけど、似たような靴ばかりになるから購入に踏み切れない、また後日検討する」とか書いてますが、結局検討することもなく、ストレスによる勢いで購入したわけですね(笑)。

L.L.Bean ビーン・ブーツ

ビーン・ブーツはL.L.Beanの創設のキッカケとなった製品です。このあたりのいきさつ、ストーリーはネットに山ほど存在しますので、この記事で紹介することはしませんが、同ブランドのホームページのファビコン(*1)にもなっているくらいですから、同ブランドのアイコン的存在であることは間違いありません。

さて、届いたばかりのビーン・ブーツを見てみたいと思います。

サイズは7、高さは20センチちょうどくらいです。

ビーン・ブーツの最大の特徴でもある、下部6〜7センチ(前から後ろに向かって高くなる)のラバー(ゴム)部分。ここが多少の雨水や土から足をガッチリ守ってくれます。

ラバー部分よりも上はフルグレイン・レザー(*2)。

商品情報や、ユーザーの方のレビュー、ブログなどを読む限り、ここもしっかりと雨や水を弾くようです。もちろんレザーですので、しっかりとした清掃・メインテナンスが大切になってきます。

背面の補強のデザインは、スノー・ブーツとほぼ同じですね。

これでもかって感じで縫い込まれてますね。


かかと部分には「Bean Boots By L.L.Bean」の文字

ソールはゴム製で、チェーンが繋がったような独特のデザイン。

グリップ力がかなり強いそうですが、実際に履いて自分でしっかり評価してみたいと思います。

軽く履いてみた感想

履いてみた感想、最初に感じたのは、めちゃくちゃ軽い、ということ。

商品情報に重量がないし、レビューやブログなどでもこの点について触れた記述がなかった(気づかなかった)ので、実際に履いてみるまで何も考えてなかったのですが、本当に「えっ」と声が出るレベルで軽く感じました。

どれくらいの重量なのか、実際に計測してみたところ、1足あたり約590グラム。上の写真にあるDannerの3ホールが約560グラムなので、靴の形状を考えたらかなり軽いと思うんですよね。

そして、これは多くのレビューで指摘されている点ですが、サイズがデカイということ。

ふだん26.5くらいの靴を履いてる人が「ビーン・ブーツは25センチ(USサイズで7)を履いてます」といったレビューが散見されたので、知ってはいましたが履いて実感。確かにデカイ。

ただ、ビーン・ブーツはもともと野外のフィールドで着用することを想定してつくられている靴。登山用のような厚手の靴下を着用して履くことが奨励されています。

商品に同梱されているカードにも、くどいくらい靴下のことが書かれてました(笑)。


左のカードのサインは製造担当者の方のものと思われる

左の白いカードには、こう書かれています。

While Bean Boots are designed to be worn with thicker socks for optimum fit and performance, many folks(including us) wear them comfortably with just athletic or midweight socks. Weather conditions or your activities should determine the best socks to wear for your comfort.
(ビーン・ブーツは、厚手の靴下を着用することで最適なフィット感とパフォーマンスを発揮するようデザインされていますが、多くの人々(私たちを含む)は、運動用のソックスか、中厚のソックスを着用しています。気象条件やアクティビティによって最適なソックスを決定する必要があります)

そしてこの裏面にも。

When we fit customers with Bean Boots in our Freeport Store, we ask them to pull on a pair of ragg wool socks to get the right fit and the best performance. Ragg socks absorb perspirations to keep your feet comfortable in moderate temperatures and provide excellent warmth when it’s cold outside.
(フリーポートストアでビーン・ブーツのフィッティングをする場合、適切なフィット感と最高のパフォーマンスを得るため、お客にはラグウールのソックスの着用をお願いしています。ラグソックスは汗を吸収し、適度な温度で足を快適に保ち、外が寒い時でも暖かさを提供します)
()内はawのテキトーな訳

ビーン・ブーツを愛用している人のブログなどを読んでいると、このブーツを溺愛する文章が溢れる一方で、「履いてると蒸れる」という弱点についてもしっかり指摘されている方も多く、フィッティングに加えてそうした点を改善する意味でも、靴下選びは重要になりそうです。

僕はフィッティングと蒸れ、双方の問題をクリアしてくれそうな、Woolpower 600のような厚手の靴下を合わせてみようかなと思っているところです。

・・・

来週末は、4月に予定していたものの、COVID-19の影響で延期になったファミリーキャンプを予定しています。ここでガッツリ履いて、ビーン・ブーツの実力をしっかり査定してみたいと思います。

そして、日々適切にメインテナンスしつつ、ソールも張り替えたりして、10年、20年と大切に履いていきたいですね。

*1 ファビコン:faviconは、ウェブサイトのシンボルマーク・イメージとして、ウェブサイト運営者がウェブサイトやウェブページに配置するアイコンの俗称である。favorite iconという英語の語句を縮約したかばん語である。(出典:Wikipedia
*2 フルグレイン・レザー:full grain leatherは、「表面に動物の皮革のきめの自然な性質を保持しているナチュラル・レザー」(出典:Poltrona Fraw 「フルグレインレザーとは何ですか?」)/「本来は毛を除去しただけの皮の銀面。表面をバフィングにより除去した革と区別するため、銀面をバフィングしていない鞣し革に対して使用されることが多い」(出典:皮革用語辞典 「フルグレイン」)
参考記事:
– 30代のお金と人生、ときどきキャンプ 「【3年経過】L.L.Bean ビーンブーツを買ってみた
– Sakai Filmworks 「L.L.Beanのビーンブーツのソール交換をした話

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

おすすめ

ご意見・ご感想をお聞かせください

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください