モンベルのサーマルジャケットを買ってみた

あけましておめでとうございます。

本年ものんびりマイペースに、思ったことをつらつらと書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

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さて、もう昨年のことになりますが、寒い寒いT町ハウスの冬対策として、モンベルのフリースジャケットを買いました。

これまではPatagoniaのフリースを愛用してきて、もちろん現在もいくつか愛用していますが、この時期は朝から晩まで毎日着るものなので、買い足したわけです。

で、今回は、まだ試したことがなかったモンベルのフリースを選んでみました。最大の理由は、やはり価格です。

このたび、僕と娘のものを2つずつ買いましたが、合計しても2万5000円ほど。Patagoniaだと大人用が1着しか買えません。やはりこの差は大きい。

では、実際着てみて、暖かさや着心地はどうなのか。

すでに多くの方が愛用されている製品だとは思いますが、数か月着用してみた感想をシェアしてみたいと思います。

クリマエアジャケット

昨年の9月に購入したクリマエアジャケット。届いた日からほぼ毎日着用していました。


画像出典:モンベル

毛足の長いタイプなので保温性が高く、襟の高さも十分で首をすっぽり覆ってくれるのでネックウォーマーいらず。


毛足が長く、もこもこ感あり

また脇の下から裾までがストレッチ素材(クリマエアプラス®)になっていて、動きやすさも確保されています。

一点だけ個人的に不満なのは、写真を見てもらうと分かるのですが、袖が長いこと。

袖口にあるサムホールに親指を通せば、手の甲をすっぽり覆って保温しつつ手指の動きも妨げない、という仕様になっているのですが、僕の場合、家の中で着ていることが多いので、この状態で着用することってほとんどないんですよね(これやると親指の付け根や肘あたりに小さいながらもテンションかかってしまって疲れますし)。

この仕様もあってか、このあとご紹介するクリマプラス100などに比べて腕部分が長く、袖口が手首のところで若干余ってしまうんです。

袖の部分はサイド部と同じストレッチ素材が使われているので、折ったり内側に入れ込んだりして処理しやすいものの、なんかそれも面倒で。

あくまで僕の腕の長さでおこる現象なのかしら?

他の部分には文句ないので、袖口がごくふつうの仕様になってたらなぁと思わずにはいられません。

クリマプラス100 ジャケット

上記のクリマエアジャケットが気に入ったので、追加で購入してみたのがこちらのクリマプラス100ジャケット。


画像出典:モンベル

こちらは毛足の短いタイプのフリースで、どちらかといえば、防寒性能よりも通気性や速乾性、伸縮性(運動性能)を重視したタイプ。

こちらの袖にもサムホールはありますが、クリマエアに比べて袖の長さは抑えられているので、”袖問題(笑)”はありません。


毛足の短いタイプ

個人的にはこの毛足の短いタイプのフリースが好きなんですよね。

なぜかと言うと、僕がフリースジャケットというものに出会った1980年代、フリースではなくシンチラジャケットと呼ばれていましたが、フリースジャケットと言えば毛足の短いタイプのものが主流でした。

当時高校生だった僕の率直な感想は「ダサいトレーナーだなぁ。そのくせ値段は高い」という感じでしたが(笑)。

その後、初めて手に入れたフリースジャケットは、Patagonia製の古着でプルオーバータイプ、緑地に紫色のパイピング、というものでした。

今でもそういうちょっと派手なカラーリングのものが好きで、所有しているPatagoniaのフリースはそんな感じのものが多いのですが、今回は自宅での着用が主ということもあって、少し落ち着いたカラーをチョイスしました。

さて、このクリマプラス100ジャケット、毛足の短いタイプとはいえ、ベースレイヤー、フランネルのシャツの上から着れば十分に暖かいですね。

マシューの散歩でも、日差しが暖かい日ならベースレイヤーの上にこれを羽織るだけでも十分。30分、しっかり歩いたり小走りして帰ってきたら少し汗ばんでいるほどです。

クリマプラス100 プリントジャケット

娘用に買ったフリースは、クリマプラス100のキッズ版。無地のものもありますが、今回は柄物を選んでみました。


子ども用は安いので、柄とサイズ違いで2つ(画像出典:モンベル

子どもが着用するということでよく汚れるので、洗ってすぐ乾くフリースは本当に子どもの防寒着にぴったりですね。

軽くて暖かいし、本人も気に入っているようです。

ちなみに子ども用のフリースジャケットには、サムホールはありません。

.

というわけで、モンベルのフリースジャケットには概ね、満足しています。全て1万円以下、4つのうち3つは5000円台と価格も手頃なので買い足しも気楽にできます。でも、もし次に買うとしたら、少し高くてもいいのでサムホールなしのものを選びたいですね(しつこい)。

そして、どれほどの違いがあるかは分かりませんが、来シーズンは他のメーカーのフリースも購入し、着比べたりしてみたいですね。

フリース素材の衣類は洗うとマイクロプラスチックを生じさせて海洋を汚染してしまうので、考えてしまうところもあるんですが。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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4件のフィードバック

  1. JK より:

    フリースのマイクロプラスチック問題、気になりますよね。
    https://www.patagonia.jp/guppyfriends-washing-bag/GP001.html
    これオススメしておきます。
    ちょっと高いですが、捕集率は高く、通常の洗濯ネットよりも大きいのでアウターにも問題なく使えますよー。

    我が家は化繊の衣類を洗うときはこれに入れています。
    グッピーフレンドが劣化し始めたら、自身が汚染源になってしまう気もしますが(;´Д`)

    • aw より:

      JKさん、コメントありがとうございます!

      この製品、先日参加したOutdoor Innovation Summitで、登壇されたパタゴニアの方が紹介されてました。ただ何となくですが「これを使ってもね」というトーンでの紹介だったので、うーんあんまり意味ないのかなぁと感じた次第で。JKさん、使われてるんですね〜。

      使い方自体はふつうの洗濯ネットと同じだと思うんですが、これで収集したマイクロプラスティックはどのように処分されてるんですか? ゴミ袋の中で叩いて落とすとか、掃除機で吸い取るとかですかね?

      我が家の洗濯業務は僕と妻の双方がやっていて、こちらを導入するには彼女の同意も必要になりますので、さっそく話し合ってみたいと思います。

      🙂

  2. JK より:

    あらら、そんなトーンだったんですか^^;
    世の中的にどの程度有用かは正直不明ですが、マイクロプラスチックが気になる様であれば使ってみた方が精神衛生上良いかと。
    実態としてそこそこ捕集できてるので意味もあると思いますよ。しかも洗濯機のゴミ取りネットに溜まるものよりも明らかに細かい屑が取れます。

    マイクロプラスチック自体は適切に処分(原則適切に焼却)されれば先ずはOKと思うので、掃除機でも素手でピックでも良いと思います。
    私は素手でピックした後、取り切れない屑が残るのでたまに掃除機で吸っています。
    ただ、Patagoniaやその他アウトドアメーカーのそれなりにしっかりした衣類を洗う分には、毎回屑処理が必要なほどは取れません=煩わしさは然程無い、と思います。

    この手の話はなかなか難しいですよね。
    一時期エコと言われていたアクリル(毛糸)たわしも、マイクロプラスチック的な意味ではNGですし。
    情報も時代と共に変わって来るので、色々考えながら自分なりに良い(環境負荷が少ない)と思う選択をしつつ、ものを大事に使う事くらいしか出来ないですけど・・・。

    • aw より:

      JKさん、コメントありがとうございます 🙂

      多分、それほど問題が大きくなってしまっているということと、マイクロプラスチックを生じさせないフリースがすでに開発されているなどより抜本的な解決策が他社で進められているのに自社ではほとんどアクションがとれておらず(内部では進められているとは思いますが)、その状況で「我が社にはこんな洗濯用バッグがあります!」と胸を張れないという感じだったのかなーと。全ては僕の主観と妄想ですが。

      > 情報も時代と共に変わって来るので、色々考えながら自分なりに良い(環境負荷が少ない)と思う選択をしつつ、ものを大事に使う事くらいしか出来ない
      本当におっしゃるとおりですね。自分が良かれと思ってやっていることが、知らない間に社会のタブーになってる可能性もあり、せめて自分が関心を持っている分野の情報については常に更新しておく必要があるなと感じます。ものを大切にすることももちろん同意ですし、自分もそうできると確信できたものだけを選ぶようにしていますが、車のように長く乗れば乗るほど燃費や排気に関してネガティブになる側面もあったりと、バランスをとるのが難しい場合もあり、もともとない頭を痛める日々です(汗)

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