Raven28にグリーンランドワックスを塗布してみた

今年の6月に買ったFjällräven Raven(フェール・ラーベン)のRaven28。いわゆるバックパックです。

オンとオフの中間に位置するようなデザインなので、ラップトップPCを入れて仕事に、ちょっとした外出や娘の迎え、スーパーの買い出し(エコバッグ代わり)など、ほとんど毎日使っています。

(ちなみに自宅でも、PCや書類、書籍、スマホなどを入れてコレ背負って移動してます。これは以前はL.L.Beanのトートバッグの役割でした)

スポンサー広告




Raven28にはフェール・ラーベンオリジナルのG-1000*1という高密度に織り込まれたポリコットン素材が使われています。

G-1000は耐久性や防風性、通気性に優れている、フェール・ラーベンを代表する素材。

このところ雨の日が多く、傘を差さない僕が背負うバックパックも当然雨に濡れてしまうのですが、G-1000はワックス加工によって撥水性能を持っていますので多少の雨なら問題ありません。

ただし、この撥水性は長く使用していくうちに少しずつ落ちていきます。

また僕のようにヘビーユースだと、腕を通すショルダーハーネスやモノを出し入れする各ポケットの開口部、置く時に地面と接触することの多い底部などに少しずつダメージも出てくることが予想されます。

グリーンランドワックス

落ちた撥水性を復活させたり、耐久性を高めるためのワックスがこのG-1000には用意されています。

それが「グリーンランドワックス」です。

石鹸のような見た目。

蜜蜂の蜜ろうとパラフィンだけでつくられているそうです。

これをどのように使うかは、箱の裏面に書いてあります……

……全て英語ですね(笑)。

が、ちゃんと解説動画がありますのでご心配なく。

使い方はいたってシンプル。G-1000に擦り付けて、温めて溶かし浸透させる。必要や目的に応じてこれを繰り返します。

擦り付け、

ドライヤーで温めて溶かし、生地に浸透させる。

ワックスがドライヤーの熱で溶け、すーっと消えるようにG-1000に浸透していきます。なんか見てるだけで楽しい(笑)。

温めにはアイロン(中低温)とドライヤーの使用が推奨されています。バックパックのように複雑な形状のアイテムの場合はドライヤーが都合が良いと思いますね。

ひたすら擦り付けて、

擦り付けて、

擦り付けて、

ドライヤーで温めて溶かしてワックスをG-1000に浸透させる。

ひとまず全体に一度、ワックスを塗布することができました。

若干、黒が締まった(という表現、分かりますかね)ように見える程度で見た目は塗布する前とほとんど変化なし。

触れた時の感触がほんの少しだけ変わったように感じましたが、知らなければ気づかない程度です。

今後は様子を見ながら、より補強を必要とする箇所について重ね塗りを実施してみたいと思っています。

・・・

衣類に何かを塗布して撥水性を高めると言えばBarbour(バブアー)ですが、グリーンランドワックスの方が圧倒的に簡単ですし、手もほとんど汚れず、塗布したアイテムも扱いに神経を尖らせる必要もなし。

G-1000を使ったフェール・ラーベンのジャケット購入を軽めに検討してましたが、Raven28を半年使ってみて、またグリーンランドワックスの扱いやすさを知って、検討が一気に真剣モードに突入しました(笑)。

*1 G-1000 「Material Guides G-1000 熱帯から極地まで適応する、世界最高クラスのアウトドア生地素材。」

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

おすすめ

ご意見・ご感想をお聞かせください

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください