R町の土地をプライベートキャンプ場にするという妄想(小屋=BESS IMAGO編)

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まとまりなく終わった前回の記事。なぜまとまらなかったのかを考えてみると、プライベートキャンプ場に必要な4つの要素(以下の表を参照)を個々に考えていてもダメだから、だったのではないかなぁと。

個々に考えるにしても、水場→トイレという細かい要素からではなく、中心となる小屋から始めるべきだったのでは、と思います。

プライベートキャンプ場に必要な4つの設備
流し場 トイレ ウッドデッキ 小屋

まあ、普通に考えれば、そうですよね……。

ワイルドな野営地としてではなく、トム(妻)や子ども、女性を含む友だちも快適に使えるキャンプ場を目指すのであれば、やはり電気、水道は最低限のインフラになるので、必要ならしっかりお金をかけるべきで、ケチってる場合じゃないという反省に至りました。

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そんなわけで、今回は小屋について考えてみたいと思います。

小屋は前回少し書いたとおり、BESSの小屋「IMAGO」の利用を検討していますので、それ前提で。

BESS 第三のトコロ IMAGO

IMAGO(イマーゴ)は、ログハウスで有名なBESSが2016年の8月に発表した、セルフビルドも可能なログハウスの小屋。

片流れ屋根のIMAGRO-Rと、

切妻屋根のIMAGO-Aの2タイプがあります。


出典:写真2点ともにBESS

このうち、僕たちのキャンプ場に良さげだなと目を付けているのがIMAGO-R。「魅力的な環境の中で、その外部環境の価値を存分に取り入れるための受容体になる」というコンセプトもぴったりです。

この写真を見たからそう考えたわけじゃないのですが、IMAGO-Rの横にウッドデッキを設置してタープを張れば、なんかもうそれだけでテンション上がる場所になりそうですよね!

10平方メートル(約3坪)という広さも程良いし、運送費こみで90万円弱(2017年3月末まで)という、頑張れば手の届きそうな価格も魅力です。

本当にセルフビルドできるか?

IMAGOは、セルフビルドできる、というのが大きなウリの一つ。

どれくらいの人数と工期でできるのか、ですが、「よくある質問」を見ると、「大人2人で約2週間ぐらいです(基礎工事除く)が、4~5人での作業をおすすめします」とあります。

これを読んで「じゃあ、荷受けしてから、週末を利用してのんびり作ればいいかな?」と思ったのですが、こういう記載もありました。

Q.07 納品後、しばらく材料を置いておいてもいいですか?
A. いいえ。荷受けしてから、特にログ組み上げは7日以内に行ってください。自然材の特性から、ログ材は変形等が大きくなると組上げ作業に支障をきたすことがありますので、荷受けしてからは、ログ壁組み立てまでを早めにお願いします。

なぬ! 急ぐ必要あるのか? と改めて作業工程の目安を見ると、ログの組み上げ(ログ壁組み立て)までは、大人2名の作業で2〜3日以内で終わることになっている。ひとまずここまでを終えてしまえば、あとはそこまでゴリゴリに詰めて作業する必要はなさそうですね。


出典:BESS

週末を作業に当てたとして、2週間=14日=2日(土日)×7週=2か月弱、ということになります。

ただ、よくある質問の答えにもあるように、材の多くが無垢の木材なので、自然の中に長期間放置すると変形や損傷の可能性アリ。この2か月弱という期間が「長期間」に該当するかどうかは、季節にもよりますが、やっぱり該当しそうな気がします。

安くあげるためにセルフビルドを選択したとしても、木材が傷んでしまっては元も子もなし。

プロに頼んだら幾ら必要か?

では、プロの大工さんに頼むとしたら費用は幾らかかるのでしょうか?

知り合いの工務店さんに聞いたところ、「概算で20万円ほど」とのこと。BESSに請求した資料を元に計算してもらったものなので、大幅に上下するような見積もりではありません。

楽しみながらセルフビルドできれば、もちろんそれが最高です。IMAGO-Rへの愛着も深まるし、何より最高のブログネタになります(笑)。

しかし、2週間(実質2か月弱)の労働やレンタル工具代その他の経費を考えると、20万円という価格は、セルフかプロにお願いするか、悩めるラインだなと感じました。

ちなみに、販売元のBESSに施工もお願いした場合は、「基礎工事を含めて約90万円」でした。

基礎工事の費用はどれくらいか?

前述の見積もりをお願いした工務店さんに、基礎工事についても見積もりをお願いしていまして、概算で40万円ほど。

まとめると、こんな感じです。

  • BESS IMAGO-R:899,000円(2017年3月末までの価格)
  • 基礎工事:400,000円
  • 大工工事:200,000円
  • 合計:149,9000円

ポケットマネー的観点で言えば決して安くはないですが、大人の遊びという観点で言えば、それほど高過ぎるとも言えない額ですよね。

BESSにお願いした場合と比較して、工事代金が30%以上も安くなっていることにも注目です。

水洗トイレを設置する余裕はあるか?

さて、前回検討していたトイレがIMAGOに設置できるかどうか、TOTOのシャワートイレで考えてみます。

下はIMAGO-Rの平面図と立面図です。より正方形に近いIMAGO-Aと異なり、少し横長の形状。

R町の土地をプライベートキャンプ場にするという妄想(小屋=BESS IMAGO編)
(イラスト内の数字の単位はミリ)

入り口から見て、奥にトイレを置くことにしました。広さは、今暮らしているアパートのトイレ(幅800ミリ、奥行き1400ミリ)を参考に。

R町の土地をプライベートキャンプ場にするという妄想(小屋=BESS IMAGO編)

当初、トイレの入り口は開き戸にするつもりでしたが、壁の中央にある窓が干渉してしまうので、引き戸に変更。ちなみに図面のトイレの後ろにあるのは、トイレットペーパーなどを置くための棚です。

トイレを設置しても、IMAGO-R内には四畳半ほどの広さ(*)が残りますので、図面のようにHelinox Cot Oneなら2つ置いても余裕があります。そのほかに棚を置いたりモノを置いても、大人2人は十分に眠れそうです。ゴロ寝なら4〜5人はいけますね。

次の写真で言えば、奥がトイレになります。元あった窓のサイズも、トイレにぴったりな気がしてきました(笑)。カーテンは付けなきゃいかんですね。


出典:BESS

あ、もしかして、Bのロゴのあるあたりに換気扇、付けないといけないですかね?(笑)


出典:BESS

固定資産税の支払いは必要になるか?

最後に、お金の面でもう一つ、確認しておきたいと思います。

税金、つまり、固定資産税です。

そこで、電気や水道(トイレ)といった設備を備えたIMAGO-Rを建てた場合、課税対象になるのかならいのか、対象となるならどれくらいの税金がかかるのか、R町が属す役場の税務課に問い合わせてみました。

結論は、IMAGOは課税対象となり、その税額はだいたい、年間5000〜6000円であろうとのこと。

IMAGO-Rは不動産登記規則第百十一条、すなわち「建物は、屋根及び周壁又はこれらに類するものを有し、土地に定着した建造物であって、その目的とする用途に供し得る状態にあるものでなければならない」に当てはまります。

この文章を分解すると、1)外気分断性、2)土地への定着性、3)用途性に分かれますが、この一つひとつにおいてもIMAGO-Rは適合するため、固定資産税の対象の家屋となり、課税されるわけです。

ちなみに、R町の標準税率は全国の自治体と同じく1.4%ですが、これから逆算すると、IMAGO-Rの課税評価額は40万前後。「この建物をもう一度建てるとしたら幾らかかるか?」を算出し、その70%が課税評価額のだいたいの目安になるとされています。つまり国は、これが60万円ほどで建つような小屋であると評価(*)しているというわけです。

税金が安くなるのはいいんですが、それ以上に支払って建てるものを低く評価される気がして、何となく気分悪いですね(笑)。

まとめ

当たり前のことではありますが、BESSのIMAGO-Rを建てるのと、ホムセンで売っているような物置小屋を置くのとでは、全然違うんだなということをあらためて感じた次第です。

とはいえ、主な点についてだけですが、こうして具体的に考えてみることで一歩進んだと言いますか、妄想が少し現実に近づいた気がして、一人ニヤニヤしているawです。

次回は、ウッドデッキについて考えてみたいと思います。

* 3800(3900-100・トイレの壁の厚さ)×2,100÷1824(一畳当たりの平米数)÷1000=4.375
* 標準税率で固定資産税額を割り戻して算出(6000÷0.014÷0.7)

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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