DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BKを使ってみた

長らくランタンスタンドというものを使わず、ランタンなどの照明は脚立に乗せたりして凌いでいたんですが、今春の父娘キャンプに向けた準備でシンプルな1本を購入。

DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK ブラック」です。

DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK ブラック

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これまでメインの照明として使っていたColemanのケロシンランタンは照度が不安定で、オーバーホールが必要な雰囲気。それゆえキャンプに持っていくのも躊躇いがちになり、そのうち我が家の照明は軽さと手軽さを求めてLEDランプが大勢を占めるようになってきました(と言うほど持ってませんが)。

以前はsnow peakのパイルドライバーをランタンポールとして使っていたんですが、数年前にキャンプ場に忘れて紛失……。新たに購入するとすれば、軽量小型のLEDランプが主なのでそこまでイカついポールは必要ないなと。

というわけで、小さなランタンを1つ2つ引っ掛けられるようなシンプルで軽量なポールを探しておりまして、「DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK」に行き着いたわけです。

DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK

DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BKは、ポール5本、ペグ(アンカー)1本、ランタンハンガー1つ、スタッフバッグがセットになった製品です。

DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK

芝生でよくパーツが見えづらいので、メーカーの写真も掲載しておきます。

サイズ ペグ/W2.1×D2.1×H29cm、ポール/直径1.9×長さ170cm(約38cm×5本)、ランタンハンガー/約長さ18cm、収納/約W15×D41×H3.5cm
重量 約780g(付属品含む)
材質 スチール、アルミ合金、スタッフバッグ/600Dポリエステル(PUコーティング)
静止耐荷重 1.5kg

気に入っているところ

人気商品みたいなので、すでにどこかで語られている内容だとは思うのですが、何度か使ったなかで幾つかの「これイイね」、「ここが少し残念」を感じたので共有しておきたいと思います。

短いポールの連結式

実際に使ってみて、長さ38センチ(連結部を除けば33センチ)のポールを必要なだけ連結して使う方式は結構いいなと思いましたね。

ロースタイルで手元だけ明るくしたい、比較的広めの範囲を照らしたいなど、照明に求めるものは時と場合によって異なると思いますが、必要に応じてポール長を手軽に調整できるのはいいなと。

もちろん最初から全てのポールを連結しておけばどんな高さにもライトを吊るせるわけですが、後述する「強度(と補強)」に関する問題と、不要なものは使いたくないということで、僕は低めで使うことが多いですね。一番最初に掲載した赤いライトを吊るした写真のように、ポール3本が定番です。

スタッフバッグがしっかりしている

シンプル軽量なポールに不似合いなほど(笑)、スタッフバッグはヘビーデューティに作られています。なんせ使われてるのは600デニールの生地です。

本体だけでなく、スタッフバッグがしっかり作られているというのは、非常に好感が持てますね。

短いポールを連結して使う=収納時はコンパクトになる仕様だからスタッフバッグも小サイズでいいし、だからこそしっかりしたスタッフバッグが作れるんでしょうね。

ちょっと気に入らないところ

続いてちょっと気になったところ(気に入らないところ)を紹介してみます。

アンカーをまっすぐ立てるのが難しい

そうなんですよ、この製品の文字どおりの要となるアンカーペグをまっすぐ地面に打ち込むのがけっこう難しいんです。

次の写真、地面にまっすぐ刺さってるように見えますよね。

DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK

でもポールを挿してみるとこのとおり。

DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK

かなり斜めってます!

無理やり修正しようとすると、ペグの周囲に隙き間ができてしまってポールがしっかり固定されないため、一度抜いて打ち直す必要があります。

この日は2度目でまっすぐに立てることができましたが、これ、なにかコツがあるんですかね……。

この斜め具合を利用するかたちでランタンを掛け、結果的にまっすぐ直立させるというワザもありそうな気もしますが再現性がないので、結局のところまっすぐに打てるようになるのが一番なのかなぁと。

重い照明器具は使えない

メーカー発表のスペックには、静止耐荷重1.5kgとあります。

僕がふだんこのポールと一緒に使っているLEDライトは1kgもないので全く問題ないんですが、一般的なランタンは燃料を含めるとたいてい2kgは超えます。

そもそも、何も掛けていない状態でこれ(↓)くらいの振れ幅があるので、重いものにはやはり弱そう。

というわけで、ポールを5本連結した状態でColemanのケロシンランタン(2.2kg)で試してみました。

DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK

思ったほどはしなりませんでしたが、明らかに傾いてます。誰かが少しでも触れたら倒れてしまいそう。

そこで、ガイラインで補強してみました。

DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK

うん、まっすぐになりました。手で触れてもそれほどグラつきません。

ただしこれだと、ポール1本で足下スッキリ、というこの製品のコンセプトが崩れてしまいますね。

ちなみにポール3本連結でもやや不安定な感じだったので、耐荷重が1.5kgを超えるものについてはやはりガイライン固定が安心です。

ポール先端の造形、これは?

「気に入らない点」ではないのですが、先端の形状、これはどのように活用するべきものなのか分かりませんでした。

DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK

メーカーのHPを見ると、別の製品ですが2本のポールを立ててガイラインを通してシェラカップその他を吊るす、といった使い方をしていたので、そういう時に便利なんですかね。


画像出典: DOD

・・・

という感じで、駆け足で見てまいりました、DOD アンコウスタンドRX LP1-753-BK。

今年も半分過ぎましたが、これから海岸や河川敷、山林などさまざまな場所でソロ/ファミキャンをやる予定なので、コイツもしっかり連れていこうと思っています。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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