Holidays In The Mountain Anarcho Chair

ふだんは我が家のリビングに置かれていて、もっぱらトム(妻)のテレビ鑑賞用の椅子となっているのがHolidays In The Mountainの「Anarcho Chair(アナルコチェア)」です。

結婚する前は椅子を使わない床生活派だったという彼女が好んでこの椅子に座るのも、サイズがぴったりというのもありますが、地面に近くて、ゆったり座れるからでしょう。僕にはやや小さい感じがしますが、なぜかアウトドアで座ると小ささが気にならないから不思議。想像以上にホールド感も良いんです。

このアナルコチェア、キャンプ仲間で建築家の友人が、結婚祝いにプレゼントしてくれました。背もたれには、Bonfire Camp(焚き火キャンプ)のロゴマークに似たイラストが描かれています。

CAMP HOUSE / Holidays In The Mountain Anarcho Chair

この時期は雨の多い鳥取ですが、週末に久しぶりに晴れ間が広がったので、外に持ち出して軽くチルアウト。のんびりホットサンドを楽しんできました。

こんな感じでコンパクト、というか薄くなるので持ち運びやすい。屋外に持ち出す時も楽チンです。

CAMP HOUSE / Holidays In The Mountain Anarcho Chair

Check it with MYOG Perspective

ところで、今年のはじめにキャンプ仲間で集まった際、「今年は僕はできるものは自分でつくりたい」とMYOG(Make Your Own Gear)宣言しました。

このアナルコチェアも一脚しかないので、「もう一脚、自分でいってみる?」と考えてみたのですが、「つくる」という視点で見てみると、実に丁寧にしっかりつくり込んであるんですよね。

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背面と座面の交差する箇所。ネジの刺さっている部分の材はだけプライウッドが使ってあるぽいですね。

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座面とそれを支える材にもネジ一つ見えません。僕がMYOGしたら、このあたりクギやネジだらけになりそう…。

CAMP HOUSE / Holidays In The Mountain Anarcho Chair

背面はフラットで歪みもなし。こういう当然のことと思っていることも、自分でつくってみるとそうではないことが分かる気がしますね。

CAMP HOUSE / Holidays In The Mountain Anarcho Chair

このようにトンガッたところが全然なく、あらゆる箇所がきれいにしかも大きく面取りされてます。これが使い勝手の良さ、触れた時の心地よさ、見た目の美しさや柔らかさをつくり出す大切な点ですね。

つくり方は以下の動画から確認できますが、いやー、かなり手間かかってますねぇ。

以前はこのHoliday In THe Mountainシリーズは、Byer of Maineという1880年に創業された木とキャンバスによるキャンピングファニチャーで有名なアメリカのメーカーに外注していたそうですが、今は上のビデオにもあるとおり国内で製造しています。つまりMYOGを実践していると。

僕が同じレベルのものがつくれる訳はないのですが、MYOGに挑戦するとはいえ、不器用な僕の場合は、つくるべきものとそうでないものは分けて考えたほうが良いかも知れませんね(汗)。

…….RESEARCH

…….RESEARCH(普通にリサーチと読むみたい)は、GENERAL RESEARCH(ジェネラルリサーチ)の小林節正さんが立ち上げたブランド。このHolidays In The Mountainのキャンピングファニチャー以外にも、洋服から食器まで、山をフィールドとして開発された製品を提案しています。

実はこのキャンプハウスというコンセプト自体、とある雑誌で見かけた小林さんの別荘がイメージの出発点にあります。

camp-house
出典:hayabusa.biz

リンク先に動画がありますので、氏の素晴らしい別荘の全貌を是非ご覧ください。

こんな家を建てたいものです!

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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