OLIGHT S1R BATON IIを使ってみた

本記事はPR記事です



このブログには時々、「商品を紹介する記事を書いてくれませんか?」という申し出があります。「おっ」と思う素敵な商品も多々あったんですが、キャンプや、現在の僕の生活では使わなそうなものが多く、請けるまでにいたることがなく。

そんな中、OLIGHT(オーライト)という照明系ガジェットのブランドから、「当社の製品から好きなものを選んで、使ってレビューしてください」との依頼がありました。

キャンプで使う照明器具は幾つか持っているものの現状に満足はしてなかったので、ぜひ試してみたいと思い、お請けすることにしました。



OLIGHTは2007年、中国深センにて設立された照明器具の会社です。

彼らのWEBサイトを見ると、バイク(自転車)用のものからタクティカル(サバゲー)用、数万円するプロ向けの探索用まで、50弱の照明アイテムとその関連商品が掲載されています。

この中から好きなものを選んでいいのかぁ……

当初はライト部分が横を向いた、ヘッドバンドを併用すればヘッドライトにもなる「Olight Perun 2 ヘッドライト」を考えました。

ヘッドライトとして使えるのは便利だし、発光部分が横を向いているので、ヘッドバンドを使わずともクリップをキャップやズボンのポケットなどに差し込めば、ハンズフリー状態で周囲を照らしながら使えると思ったからです。

OLIGHT S1R BATON II

ですが、最終的に僕が選んだのは、OLIGHTがキャンプ用としてカテゴライズしている、かなり小型でプレーンなスタイルのS1R BATON IIでした。

直径2センチ、長さ6センチほどと非常にコンパクトで重量51gと軽量、これ以上ないほどシンプルなデザイン。

なんだかんだ、これが一番使い勝手がよく、キャンプや日常生活問わず汎用性高く使えるのではないかという理由で選びました。キャンプに加えて日常生活の中で3週間ほど使ってみて、この選択は正しかったのではないかと思っています。

はじめて手にした時、この小さなボディで1000lm(ルーメン)、最大照射距離145メートルの光を照射するというスペックがどれほどのものかピンと来てなかったんですが、先日の雪中キャンプで夜、森の中を照らしてみて、その照射力に驚きました(仲間も驚いてました)。

残念ながらその時に写真を撮ることができなかったので、後日、犬の散歩中、早朝の公園で動画を撮ってみました。

伝わりますかね?

実は、この動画を撮影するためにわざわざS1Rを持ち出したというわけではなく、S1Rが届いてからはいつも犬の散歩に持って出ています。この時期の朝6時は外は真っ暗で、そのくせタイマーが設定されているのか街灯が消えたりするので、手持ちの照明があると便利なんですよね。

防水性能は水没も問題のないIPX8(*)。キャンプなど野外でも気兼ねなく使えます。

耐衝撃性はスペックに特に記載がないので、強い衝撃には耐えられないかも知れません。ストラップが付属しているので、使用する時は手首に通しておくと安心だと思います。

充電時間はおよそ1時間。マグネットタイプの充電用アタッチメントをお尻にくっつければOKです。

ちなみに磁石になっている本体のお尻部分を磁石が付くモノにくっつけて、ハンズフリーで使うこともできるそうです。

キャンプで使ってみた感想

さて、先日の雪中キャンプにこのS1Rを連れてったのですが、そこでの利用シーンは主に2つでした。

1つ目は、宴会エリアから自分のテントやトイレなどに移動する時。

雪中キャンプの会場はキャンプ場ではないただの山中で照明などはありませんから、夜間の行動には常に照明が必要です。

「ちょっとテントにアレ取りにいこう」といった時に、ポケットに入れておいたS1Rを取り出してさっと照らせるのは便利でした。

そう、このポケットに入れておくことができる(そしてそれが邪魔にならない)というのが大きなポイントだと感じましたね。

キャンプの行動時の照明として多く使われているであろうヘッドライトは、僕も以前は利用していました。

ですが、装着していると鬱陶しい時がありますよね。雪や雨が降ったりなどでフードをかぶると装着位置を調整しなきゃいけないし、うっかり消すのを忘れると対面して座っている仲間を照らしてしまって眩しさを感じさせてしまうこともあるし……

そんなこんなで、敬遠していたんですよね。前述の、最初の候補としていたPerun2を止めてS1Rにした理由もこれです。

S1Rはそういう問題もなく、ストレス使えたと思います。まあ、より正しく評価するにはS1Rにもう少し場数を踏ませてみる必要はありそうですが。

スポンサー広告




2つ目は、夜間のテント内。

夜中、ふと目が覚めてトイレに行く時など、真っ暗なテントの中で照明器具を探す。これ、実に面倒です。

常夜灯としてランタンを弱い光で灯してる方も多いと思いますが、今回、テントの天井部分からこのS1Rを吊るし、ムーンライトモードで足下を照らしてみました。

ムーンライトモードは0.5lmと非常に弱い光なので行動時の光源としては全く使えませんが、就寝中は睡眠の邪魔をすることなく、しかし必要な時には自身の居場所を教えてくれる光となっていました。このモードでの連続使用時間は8日間なので、途中で電池が切れてしまう心配もほぼありません。

この使い方もなかなか良かったですね。

ファミリーキャンプの時などに、ムーンライトモードにしたS1Rをネックストラップなどにクリップし子どもの首に提げておけば、暗闇の中でも子どもの居場所が分かるし、必要な時は明るさを上げてふつうのライトとして使うこともできて便利そう。今度、試してみようかな。

・・・

というわけで、OLIGHT S1R BATON II、個人的にはかなり気に入りました。

ガジェットとしての存在感もしっかりあって、所有すること、所持することに喜びを感じますね。

唯一の問題点となるのは、その価格でしょうね。使ってみてその価値はあるのかなと感じていますが、試供品を無料で提供してもらっている僕には、ここについては客観的な評価ができないところです。

OLIGHT S1R BATON II スペック

最大照射距離(ft) 475
最大照射距離(m) 145
最大明るさ(lm) 1000
充電方法 磁気USB充電
バッテリー IMR16340充電池付き
光の照射強(candela) 5250
明るさ ・モード1 1000~300lm*:ランタイム/1.5分間~37分間
・モード2 600~300lm*:ランタイム/1.5分間~ 45分間
・モード3 60lm:ランタイム/3時間40分間
・モード4 12lm:ランタイム/20時間
・モード5 0.5lm:ランタイム/8日間
*自動的に光量が落ちます
ストロボ YES
SOS / BEACON NO
防水 IPX8
重量(g/oz) 51 / 1.8
長さ (mm/in) 63 / 2.48
ヘッド直径 (mm/in) 21 / 0.83
ボディー直径(mm/in) 21 / 0.83
LED 高品質LED Cool White
パッケージリスト ・S1R BATON II(クリップと電池を含む)
・MCC1A充電器×1
・ランヤード×1
・ポーチ×1
・取扱説明書×1

パッケージ

製品と同梱物

僕は予備として充電ケーブルを購入しておきました。



aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

おすすめ

2件のフィードバック

  1. タカフジダイスケ より:

    これめちゃいいでな、この前使っているの見たけど。このサイズ感はかなりいい。俺らの仕事は、エンジンルームや足回りを見たりすることが多くて、工場の中でもライトは必需品なんだ。後ろに磁石がついていてくれると、両手使えて良いんだけどな。あと、自転車に乗る時にも良いよな。欲しいわ。

    • aw より:

      コメント、さんきゅー。
      地味だけど、なかなかいい製品だと思うわ。気に入ってる。

      > 後ろに磁石がついていてくれると、両手使えて良いんだけどな。
      充電部分がお尻で、そこがマグネットになってるんで、付けようと思ったら付くよ。ただ自重で落ちやすいけどな。

      > あと、自転車に乗る時にも良いよな。
      このメーカーがリリースしてる自転車用もあるので要チェックだで!

タカフジダイスケ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください