アップルウォッチを買った話

長年、これだけは買わないと心に決めていたアイテムがアップルウォッチ

が、つい最近、買っちまいました。

Nikeモデル(シリーズ6/GPSモデル)です。


40mmスペースグレイアルミニウムケースとアンスラサイト/ブラックNikeスポーツバンド(画像出典:
なぜ避けていたのか、なぜいま買ったのか、混乱している自分の頭を整理するために(笑)この記事を書いています。




なぜ避けていたのか

僕がアップルウォッチを避けていたのには、2つの理由があります。

腕時計は既に持っているから

僕は腕時計を2つ持っています。

CASIO Gショックと、SEIKO PROSPEX(SBDN023)です。

CASIO Gショック
SEIKO PROSPEX SBDN023

Gショックは購入して25年ほど。カバーとベルト、電池を1回ずつ交換し、現在また電池切れとなっていますが、気軽に使える素晴らしい腕時計です。

SEIKOのPROSPEXも購入して4年。純正ベルトが切れてしまって一度交換しましたが不具合は全くなく、元気に動いてくれています。

いずれもアウトドア寄りのチョイスなので冠婚葬祭では使いにくいという側面はあるものの、そのために別の製品を買うつもりはなく、腕時計はもういらないと思っていました。

時の流れにさらされる所有物を増やしたくない

上記の2本は流行り廃りとは無縁のベーシックなアイテムですし、新しいテクノロジーに依拠した製品ではないので、時の経過にさらされることがあまりありません。

一方、アップルウォッチは時計という名前を持ちながらも、性格的にはウェアラブルなコンピュータデバイスです。搭載されるチップやOS、機能は常に進化しています。

僕は仕事でiMacやMacBook Pro、iPhoneを使っていますが、毎年のように新しいモデルが発表されるので1年経つと型落ちとなり、数年経つと進化する機能にマシンの基本性能が追いつかず動きが悪くなってきます。

エレキデバイスの宿命ではあるのですが、使い続ける以上、数年先の買い替え(場合によっては壊れてないのに買い換える必要がある)を余儀なくされる持ち物をパソコンやスマホ以外で増やしたくなかったわけです。

なぜ買ったのか

ではなぜ、僕はアップルウォッチを買ったのか。

Apple Watch Nike/アップルウォッチNike

しかも、外観が大きくアップデートされるという噂のアップルウォッチシリーズ7が間もなく発売されるというこの時期にです。

洋服をはじめ、もともと流行に関心のない僕ですが、50年近く生きてきたことでさらにそれが顕著になってきました。先日も新型iMacが出ると噂されていた時期にiMacを買いました(その1か月後に新型が発表)。

新型もいつか(というかかなり早い時期に)型落ちになるわけですし、アップルウォッチ専門のYouTubeチャンネルを運営しているわけではないので、常に新モデルを持っていなくても、希望に適う機能があれば基本的にはそれで十分なんですよね。

それに、外観が変わったとしても、どうせカバーを付けて見えなくなりますしね(笑)。

僕の買ったアップルウォッチ用のカバーです

「欲しい時が、買い時」、「欲しいものが、買うべきもの」だと思っているわけです。

さて、そんな僕が避けていたアップルウォッチをなぜ購入したのかについて自問自答した結果についてまとめてみます。

Appleのサイト見てたら欲しくなった

トム(妻)のスマホの機種変更のためにAppleのサイトで情報収集しつつ、その他の製品のことも眺めていたらすっかり欲しくなってしまいました。

見てたら欲しくなったということです。

子どもか(笑)。

健康のため

今年の春の大型連休後からアルコールを完全に断ち、マシュー(犬)の散歩を毎日合計60分、5km前後歩くようにしたら体重が5kg近く落ちました。

実は断酒の少し前、15年ぶりにランニングを再開しようとしたんですね。

しかし、体重が重過ぎたのか(汗)以前痛めていたアキレス腱の具合が悪くなり、さらにもう一方の、15年前に断裂してしまったアキレス腱付近が新しく買ったランニングシューズで激しく靴擦れしてとても走れる状態じゃなくなったので(断裂修復の手術のためにアキレス腱が盛り上がっていて、新しいジョギングシューズ履くと必ず靴擦れしちゃうんですよね…涙)中断し、犬の散歩に自分のエクササイズとしての意味も持たせていたわけです。

前述のとおり体重が落ちてきましたし、アキレス腱の痛みも落ち着き靴擦れも治ったのでランニングを再々開しようかなというところで、自分の背中をもう一押しするためにアップルウォッチを購入してみた、という流れです。

……健康に関する話、もう少し続けていいですか(笑)?

毎年受けている人間ドック、今年も先月7月に受けてきました。

受診時点で2か月も断酒していたわけですから、結果に対して何かしら良い影響を与えているのではないかと期待していたんですが、前年と変わっていたのは体重だけで、その他については特に変化はありませんでした。

僕は2021年7月時点で47歳と6か月。これまで生きてきた570か月のうち、直近の2か月だけしっかり歩いたりお酒止めたりする程度では、何も変わらないわけですよ(まあ、ものすごく悪い場所もなかったんですが)。

好きなものを好きな時に食べ、お酒を浴びるように飲んだり、運動も気が向いた時だけやってふだんはろくすっぽせず、仕事ばかりして睡眠をないがしろにし、いつ寝ていつ起きてるのかも定まらない。こんな生活を何十年もしてきたわけですから。

今のところは運良く体に問題は生じていません。顕在化していないという表現が正しいのかも知れませんね。

しかし問題が起きていることに気づいてから対策を講じても、遅きに失することもあります。

そもそもビジネスにおいては、問題が起きる可能性を放置して何の対策も準備もせず、問題が起きてから動き始めるような人は無能の烙印を押されるわけですが、不思議と自分の日常生活においては、これをやってしまうわけですよね。

まだ娘が幼いこともあって、できればあと20年くらいは健康な状態で生活していたい。そのためにはそろそろ、これまで長い間溜め込んできた負債の返済を始めないといかんなと。半世紀近く無茶な使い方に耐えてくれた自分の体の扱い方を、労りモードにシフトに変えなきゃいかんなと思ったんですよね。

長期視点で自分の生活と身体を変えるというある種の決意表明的な意味合いで、多くの健康管理機能を謳うアップルウォッチを身につけることにした、って感じですね。

将来娘が使うであろうアイテムだから

僕はパソコンやスマホは日常的に使っているものの、ウェアラブルデバイスは使ったことがありませんでした。

ウェアラブルデバイスは今後さまざまな展開を見せていくはずで、娘も成長するにしたがって使いこなしていくと思います。

それを考えた時、僕も今のうちに使っておかないと将来マズイことになる。そう思ったんですよね。

というのも、歳のせいか新しいことを取り入れるのが最近、苦痛になってきまして(汗)。

例えば、動画制作の仕事で使っているソフトウェアなんかもしょっちゅうアップデートが行われて新しい機能が追加されるんですが、それを習得するのがもう大変で。新しい機能を使えばその後の作業効率が高まることは分かっていても、習得するための15分が辛い(笑)。

このままだと将来、娘が使っているデバイスやアプリなどが全く理解できず、親として何かしら判断すべき状況で、でも自分から使ってみよう理解してみようとはせず、「分からないから、とにかくダメ」という情けないことになりそうな気がしたんです。

アップルウォッチを身につけたからと言ってそれが改善されるかどうかは分かりませんが、今できることからやってみようかなと。

キャンプにも良さげだから

実際にアップルウォッチをキャンプに連れてったことはまだありませんが、僕が参考にさせていただいているブログ、「キャンプ200gください」さんもキャンプに適していると書いておられますので、きっとそうかなと(笑)。

いちおう、実際にキャンプで使ってみて僕自身がいろいろ感じたことはまた別記事にまとめてみようと思っとります。

もし「キャンプでこんな使い方あるよ!」というアイディアや体験をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントで教えてくださいませ<(_ _)>

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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2件のフィードバック

  1. hugh@kamakura より:

    僕も最近同モデルを購入したのですが、高度計が便利ですね。キャンプで役立つわけではないのですが、サイトの標高とかってたまに知りたくなりませんか?結構正確っぽくて感動しています。

    • aw より:

      hugh@kamakuraさん、コメントありがとうございます☺️

      わかります! 標高、めちゃ気になりますよね〜
      初めて行く場所は、衣類や就寝時の装備などは気温に左右されますので、天気予報での気温に加えて、国土地理院のGSI Mapsで標高を確認するようにしてますね。
      アップルウォッチを買ってからまだキャンプに行ったことがないので、次のキャンプではぜひ高度計を使ってみたいと思います!

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