雪中キャンプ用のそりを使用後に再考してみた

今回は、雪中キャンプの荷物運搬用にソリを検討し、実際に制作して雪中キャンプで使用した経験を踏まえ、考えたことを共有したいと思います。

雪中キャンプ用のそりを使用後に再考してみた
ソリに荷物を乗せて引いている様子(撮影: Daisuke Takafuji)

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実際に使ってみて感じた改善点

今回の雪中キャンプで使ったソリをレビューする前に、軽く変遷を押さえておきます。

2021年に作ったソリがこちら。

雪中キャンプ用のソリ第一弾
雪中キャンプ荷物運搬用のトボガンそりを自作してみた

養生ボードと30ミリのスギの角材、パラコードの3つの材料でつくった簡易なソリです。案の定、荷物(テントと薪)を置いて引いた瞬間に壊れました(笑)。

これを受けて今年、2022年につくったソリがこちら。

雪中キャンプ用のソリの第二弾
雪中キャンプ用のそりを再考してみた

全体としての構造は2021年版を踏襲しつつも材料をコンパネにして強度を持たせ、且つ雪上で使える椅子も兼ねるという(僕にしては)野心的なアイディアでした。椅子にするためのギミックが思いつかなかったのと、洞穴を宴会場にする計画で椅子が不要になったことから、単純にソリとして持っていきソリとしてしか使わなかったのですが。

この2022年版を実際に使ってみた感想は、以下のようなものです。

  • 強度は問題なし
  • 本体だけでも結構重く、荷物を載せるとかなり重くなるので、伸縮性のあるパラコードよりも伸びないロープがいいのでは。腰当ても必要
  • 凹凸のある雪上ではひっくり返りやすい。特にトレース(先行者の踏み跡)が残っている場合は、その可能性が高い
  • 引いている時に荷物がけっこう雪をかぶる
  • 使ったあと雪まみれ氷まみれになり、車に載せる前にそれを落とすのが大変

いつもなら、これらの点を踏まえて改善案を検討し、2022年版に実際に反映させていく流れになるのですが、今回はどうも気持ちがそちらに向かわず。

なぜだろうと考えてみたのですが、この「2022年版を改善する」は、せっかくつくったのだから(要はもったいないから)これを土台にして改善・発展させた方がいいという、いわゆるサンクコスト効果的発想だと気づいたからなんですね。上記に挙げたこのソリに対する細々とした感想は、その発想が前提となっています。

今回、「荷物を運搬する」というソリ本来の機能に加えて、椅子も兼ねるというアイディアを反映させようとしたのは、「一つのアイテムに複数の機能を持たせれば、荷物を(容量的にも重量的にも)減らすことができるのではないか」と考えたからなのですが、それを実現させようとした結果、重たくて大きな扱いづらいソリになってしまったという印象があって、それがどうしようもなく僕を前に進ませない力になっているんですね。

というわけで、2022年版は一旦傍に置いといて、あらためてゼロから、僕に必要なソリを考えることにします(2022年版に舞い戻ってくる可能性はありますが)。

来年はこんなソリはどうだろう

これからまた次シーズンに向けておよそ1年かけて妄想を膨らませていきたいと思っていますが、いま頭の中にあるカタチを備忘録的に残しておきたいと思います。

底部が90度に尖っている雪上ソリ案-折り紙
ピンボケしてますね😅

最大のポイントは、荷物を載せる部分の底部が角(V字)になっているところです。これは、以下のような期待をしてのデザインです。

  • トレースがない場合、載せた荷物による重さで雪に沈み込むことで転倒防止、および直進安定性が高まる(イラスト:上)
  • トレースがある場合、底面がV字になっていることでトレースにフィットし転倒しづらくなる(イラスト:下)

頭の中のコイツはかなり働いてくれそうな感じ。

ただ、意外と複雑なデザインなので果たして僕につくることができるのか、軽さと堅牢性というややもすると相反する条件をクリアするためにどのような素材でつくればいいのかなど、考えるべき点は山積しております。

少しずつ進め、何かしらのカタチになりましたら、またこのブログで共有したいと思います。

・・・

ふつうにおとなしくこうした製品を買うのも当然アリなんですけどね……

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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