ウッドデッキを修繕してみた
我が家のキッチン、縁側と庭を繋ぐ窓に設けられたウッドデッキ。この家に引っ越す時に、僕の父が「孫が窓から落ちたら危ない」ということで自作してくれたものです。

完成直後のウッドデッキ(2017年)
もはや我が家になくてはならない設備の一つですが、10年近く雨や雪に晒されてきたためか、傷みが出てきました。
年に一度、防腐剤を塗ってはいるものの、そして梅雨の時期や真夏はタープをかけて直射日光や雨から守られてはいるものの、年月が経つとくたびれてくるもんですね。
具体的にどうなっていたかと言いますと、何枚かの踏み板が、足を乗せると少し沈み込むようになりました。ぱっと見は問題ないわけですが、明らかに腐りかけています。

右から数えて4枚目の踏み板です
ビスも錆びて腐蝕していてドライバーでは抜けなくなっていたので、やや強引に外そうとしたら、バキッ!

折れてしまいました。
裏側を見るとやはり腐っています。菌糸類のようなものの姿まで。

踏み板が乗っていた根太の部分を見ると、やはりここもかなり腐蝕しています。

床下に吹き溜まっている落ち葉も見苦しいですね(汗)
折れた踏み板の周辺の板も外してみたところ、踏み板を支える根太が全体的に傷んでいることが分かりました。特に2本ある根太のうち奥(写真左側)の方が傷みがひどいようです。

柱(束材)に近い部分の傷みがひどいことから、どうやら地面に接している柱が水を吸い上げ、それが根太に伝わり、腐蝕が広がっていったと推測できます。

しかし、なぜこの柱だけが水に濡れてしまうのか。
少し考えただけでは分からなかったのですが、居間でゲームに興じる娘がエアコンをつけたことで謎が解けました。
エアコンの排水ホースの末端が、ウッドデッキの奥(家に近い方)に位置していたため、エアコンを稼働させるたびに濡れてしまう柱があり、それが正に今回、傷みが表面化してしまった部分なのでした。
原因と思しきものが判明し、取り替えるべきパーツが分かり、その他のパーツについてもやるべきことが見えたので、ホームセンターで必要なものを買い出し。
まず、柱の腐蝕の原因であるエアコンの排水ホースを延長し、排水溝に直接流れ込むようにしました。

折れた踏み板ほどは傷んでいないものの、これは交換した方が良さそうだなというものが他に何枚かあったので、長さを揃えてカットし、防腐剤を塗布。新しい根太も作成して、同様に防腐剤を塗りました。
踏み板を外したついでに根太、踏み板の裏面にもたっぷりと防腐剤を塗りました。

本来、柱の地面に接する部分は、地面の水分を遮断するために束石と呼ばれる石を置くのが良いのですが、それをやろうとすると全面的解体が必要な大工事になってしまうことと、その他の柱についてはほとんど傷みが見られなかったため、ひとまず現状復帰するかたちで進めました。
猛暑続きで長時間の屋外作業は厳しいこと、学校の講義があること、そしてもちろん仕事もあるということで1日30分ほど、ちまちまと作業を進め、ようやく修繕作業が完了。



我が家は築70年近く経つ古い家で、ここで暮らしていくには、不便さと付き合いつつ、改善できるところ、修繕するべきところは手を入れることが求められます。
このウッドデッキはそこまで古いものではありませんが、屋外で風雨に晒される木造の設備ゆえ、傷みが出るのも早いです。手入れをしていても、いつか朽ちていくことは分かっているのですが、孫の安全を願ってDIYに奮闘した父の思いを考えると、僕たちがここで暮らしていく間くらいはなんとか使っていきたい、そんな風に思います。


