デジカメのレンズをGOOPASでレンタルしてみた

先日娘の運動会があったのですが、スマホでなく、デジカメを持っていくかどうかで悩んでいました。昨年、買って1年ようやく使い慣れてきたミラーレス一眼カメラ(α7C)を持参したのですが、指定された観覧席から撮った娘は砂つぶのよう。「これなら撮る意味ないなぁ。しっかりこの目で見てた方がいいのでは」と思ってしまう残念さだったもので。

awが購入したデジタル一眼 SONYα7C
ある記事のコメントでオススメいただいて購入したSONY α7C。素晴らしいカメラです




でも望遠レンズを使えば機材の問題は解決すると分かっていたので、今年はこれを試してみることに。ただ、望遠レンズはふだん使うことがないですし、価格もたいてい10万円以上から。買うとなると僕にとっては清水の舞台どころかスカイツリーから飛び降りるぐらいの決断が求められます。

そこで前々から気になっていたカメラ機器のサブスク「GOOPASS」を利用してみました。

GOOPASSを利用してみた

カメラ好きの方ならすでにご存知の方も多いかと思いますが、GOOPASSはカメラ本体、レンズ、三脚やジンバルなどの周辺機器をレンタルできるサービスです。

借りたアイテムに対してレンタル料を支払うのではなく、毎月一定の料金を支払うサブスクリプション型(サブスク)。支払い額はRANK0の2970円からRANK10の12万780円まで、11段階の幅があります。契約している期間中は、借りたアイテムを何度でも交換することができますが、借りられるアイテムは契約しているRANKに応じて決まってきます。

今回借りたのは、僕が持っているカメラに合わせて「SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS SEL70350G」というレンズです。

SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS SEL70350G

このレンズはRANK2に属す機器なので、月額1万1980円を支払うプランを定期購入(サブスク)することで借りることができます。サブスク以外にも、アイテムごとに定められたレンタル料金を支払って1泊2日〜で返却するワンタイムプランも用意されていますが、運動会の翌日に控えていたキャンプでも使ったり、いろいろ試してみたいと思っていたので、サブスクしてみました。

ちなみにサブスクの月額料金とは別に、一つの注文(レンタル)につき往復の送料1650円がかかります。確かに「契約期間中、何度でもアイテムを交換することができる」のですが、都度1650円かかるとなると、気軽にひょいひょいアイテム交換するわけにはいかなくなります。精密で高価なアイテムをやりとりするわけですし送料の負担は当然だと思いますが、ここは僕のような気軽に使ってみたいユーザーにはやや厳しい点だと思いました。

とまあ、ケチな僕の戯言はさておき、レンズ、無事に届きました。

レンズはソフトケースに入っています
製品保護のため、レンズはこのようなソフトケースに入っています

SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS SEL70350G
高価な品を取り扱うのはドキドキしますね

望遠レンズは初めて使ったので慣れるまでに少し時間がかかりましたが、運動会、キャンプとたくさんの写真を撮ることができました。去年と違って、子どもの表情をしっかり押さえることができたと思います(ここで実例として何枚かよく撮れた写真を載せることができれば最高なのですが、「え、この程度のレンズなの」という逆の印象を与えかねないクオリティなので遠慮しておきます……)。

もちろん、良いレンズを使ったからと言って急に僕の腕が上がるわけではないのですが、下手クソだからこそ、良いアイテムに助けてもらうというのも必要なことだと感じますね。

素晴らしいUX

GOOPASSのようなレンタルサービスと通常のネット通販との違いは、返却という行為が必ず発生するところ。いかにたくさんのアイテムをラインアップし、WEBサイトを分かりやすくつくったとしても、ここがボトルネックになる可能性があるのではないかと、サービスを利用する前から少し注目をしていました。

つまり、返却に手間がかかり面倒に感じられてしまうと、それがサービス継続の障壁になってしまうのではないか、ということです。

が、当たり前なのかも知れませんが、すごく上手にできていました。

GOOPASの配送箱
届いた配送箱とエアークッション

Amazonなどで使われている配送用の箱は、基本的には片道での用途しか想定されていません。ゆえに軽く、開梱しやすく、畳んで処分しやすいよう設計されています。

一方、GOOPASのそれは返却時も使用することが前提となっているので、リユースが可能なように(内部を保護する意味でも)丈夫で、開梱しやすく、利用者が梱包する時も正しい閉じ方が直感的にできるような設計が求められます。

それが全て、きちんとできていることに感心しました。配送業者への集荷依頼もWEBサイトで数クリックするだけと非常に簡単。

返却作業の楽ちんさは、送られてくる製品とあわせてサブスク料金に対する納得感を高めてくれるものですし、「次は何を借りてみよう」と、サービスの活用(ひいては継続)につながる重要なポイントだと感じました。

・・・

僕のように一時的に必要なアイテムの調達はもちろんですが、購入を検討している高価な製品を試験的に使ってみたいなどの用途でも、かなり有用なサービスだと思います。気になった方はぜひGOOPASS、以下のリンク(画像)からチェックしてみてください。

  1. 無造作なアイテム交換を頻回に行うことを防止する意味合いもあると思われます。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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