キャンプにおける防犯対策について再度考えてみた

先日ツイッターで、ソロキャンプをしていた女性が男性2人に襲われたというツイートが話題となりました。現在、当該ツイートは削除されており、関連するツイートや以下のような記事が残されています。

ソロキャンプ中の性被害訴え…女性キャンパーの告白が波紋 専門家に聞いた解決策とは

この記事にあるように、

現時点で女性専用サイトを作ろうと思っても、キャンプ場は採算が合わないからなかなか難しい。

よく、女性がソロキャンプしていると、親切心で話しかける男性もいますが、これはマナー違反どころか今やご法度。(中略)向こうから話しかけられるまでは話しかけない。男性側の意識改革も重要です

環境整備や男性側(加害者側)の意識改革も重要ですが、現実を直視すれば、次のような意見が出てくるのも十分に理解できます。

また、管理人不在で人気ひとけのないキャンプ場の場合、性的暴行だけでなく、強盗や拉致といった加害の可能性も想定すると、女性だけが気をつけていればいいという話にはなりません。




安全性の高いキャンプ場が人気になる

以前、「こんなキャンプ場があったらいいな」という妄想記事を書きました。

妄想キャンプ場 2019

幼い子どもを連れた親をターゲットにした、遊びを満喫しつつも安全面に配慮したキャンプ場の提案(妄想)です。

冒頭のような事件が以前からあったのか、最近増えてきている(SNS等によって可視化されてきている)のかは分かりませんが、今後は利便性や環境の良さに加えて、子どもはもちろん大人でも安心な、セキュリティと安全性の高さを謳うキャンプ場が増えてくることになると思います。

例えば、僕がツイッターでフォローしている方が運営するキャンプ場。

身分証の確認、チェックインの締め切り時間が早い(=暗くなってから利用者の出入りが少ない)、車両乗り入れ可能(有事の際に逃げ込む場所がサイトの近くにある)といった点はセキュリティ面で大いに評価できるのではないでしょうか。

自分で身を守る意識と知識を

また、以前、このブログでも防犯対策についての記事を書きました。

キャンプにおける防犯対策について考えてみた

今読んでみると、女性のソロキャンプでの防犯にも有効そうな内容が書かれていますが(手前味噌)、特に防犯ブザーは汎用性が高いアイテムではないでしょうか。

防犯ブザー
我が家で使用している貰い物の防犯ブザー

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通学時のもしものために子どものランドセルに装着している家庭も多いと思いますが、キャンプ時にも非常に有効なアイテムだと思います。

そして、日常生活では必要のない方に対しては、こうしたアイテムをキャンプ場がレンタルするのも良いと思います。

キャンプ場が防犯ブザーを貸し出すのは、「ウチは安全面に不安があります」と言っているような気がしないでもないですが、安心を感じるレベルは人それぞれですし、子どもの防犯や遭難時などにも有効なので、キャンプ場がキャンプ道具だけでなく、安全性を高めるツールを貸し出すのも一つのテかなと思ったりします。

・・・

キャンプ場選びだけでなく、どのようにすれば犯罪や事故を防げるか、巻き込まれにくくなるかといった観点で情報を集めたり、道具を準備することも、今後はより重要になってきそうですね。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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