キャンプの食事時のテーブルの上と周囲の散らかりを何とかしたいと思った話

9月も中旬を過ぎ、急激に朝晩が涼しくなってきました。快適にキャンプを楽しめるシーズン、久しぶりのファミキャンを計画しています。

早めに準備をとアイテムリストを眺めていて、「新たに準備するものは特に無さそうだな〜」なんて考えていたんですが、あることに気づいたんですよ。

最近の自分は、小さな問題に目を瞑るくせがついていて改善する気がなく、アイテムリストに何も反映させていないと。

アイテムリストは数年の時間に晒されているので極端な不備はないと思われますが、別の見方をすれば、欠けているアイテムに気付きにくいとも言えます。

目指せ、忘れ物ゼロキャンプ(キャンプアイテムリスト考)

この記事を書いたのは1年とちょっと前。「完璧なアイテムリストを目指す」という(僕にとって)高い志はどこへやら……。

これまでは就寝環境にフォーカスしてきた

我が家のファミキャンの道具、昨年までは、トム(妻)と子どもがいかに快適に眠ることができるかに焦点を絞って準備してきました。

しっかり眠れないと、楽しかったはずのキャンプの評価がダダ下がりしてしまいますからね。




結果、この点については、現時点でこれ以上は望むまい、という状態になっています。

ファミキャン時の妻子用寝室が完成した

それがちょうど1年前。

この達成感で、全ての問題が解決したと勘違いしてしまったのかも知れません。

食事時のテーブル上と周囲の散らかりが気になる

しかし、今年2度実施したファミキャンを思い返してみると、個人的にすごく気になっていたことがあったのを思い出したんです。というか、以前からずっと気になっていたことです。

そう、多くのファミリーキャンパーを悩ませているであろう(と、勝手に一般化してみる)食事時にテーブルの上とその周囲が散らかってしまう問題です。

サウナで人気の一向平キャンプ場に行ってきた
サウナで人気の一向平キャンプ場に行ってきた

テーブルの上や周囲が散らかったところで食事ができないわけではないし、夜の気温が10度を下回るのに暖かいシュラフがないなどの問題ほど深刻でもありません。

でも、どうやったら改善できるか快適な食事になるかという視点を持たないと、問題はそのまま残り続けるので、次のキャンプでも全く同じ問題が生じる……今の僕ですね。

問題点と解決案

キャンプで使う小さなテーブルの上が散らかりがちなのは「ある程度」仕方のないことなんですが、料理の入った鍋、さっきまで使っていた料理道具や調味料、誰が使っているのか分からない/使っていない食器類、ウェットティッシュやキッチンペーパー、スマホやカメラなどなど、要るもの要らないものが「ある程度」を超えて、ほとんど散乱していると言ってもいいような状態になってしまうんですよね(涙)。

テーブルの上は、料理の乗った皿とカトラリー、飲み物の入ったカップくらいが理想。まあ、料理によってはお鍋くらい乗っててもいいかも知れませんが。

難しいのは、使うかも知れないし使わないかも知れないという曖昧な存在が多数あることで、完全にその場から撤去するわけにもいかず、でも置いたままにしてたら邪魔になるし……みたいなものが多いことだと思うんです。

この状況を改善するため、今度のキャンプで以下の2点を試してみることにしました。

  1. 料理する場所と食事する場所を分ける
  2. 食事中、必要だけどテーブルには乗せたくないものの居場所をつくる

要は、家と同じレイアウトにしてみようというわけです。まあ、言うは易く行うは難しってヤツなんですけどね。

1.料理する場所と食事する場所を分ける

以前3つ買ったユニフレームのフィールドラックのうち一つを、調理場として使います。

UNIFLAME フィールドラック

自宅キッチンの物置としても使っていることもあって、キャンプにも二つしか持って行いかないことが多く、調理時に使おうと買ったステンレスの天板もこれまでほとんど使わずじまいでした。

コヤツを連れていくことにします(現行のステンレス天板はデザインが変わったんですね)。

2.必要だけどテーブルには乗せたくないものの居場所をつくる

三つ持っているユニフレームのフィールドラック、一つは前述のとおり調理場に、残り二つはウォータージャグクーラーバッグ置きとして使うので、「食事中、必要だけどテーブルには乗せたくないものの居場所」は別に用意してやる必要があります。

我が家のファミキャンでは、調理道具などの収納に折りたたみ式のコンテナを使っています。

karimokuの折りたたみコンテナ
自宅のDIYをしていた頃はほとんど毎日通っていたホームセンターのオリジナル品

このコンテナは四つあるので一つを空にし、食事中に使うのか使わないのか分からない細々としたアイテムはひとまずこのコンテナの中に放り込んでおくことにします。

他にも食事に使うアイテムの入ったコンテナがあるのでそれらを置いておく場所が必要ですが、これ以上、置き場所を横に広げていくのは理想的とは言えないので、フィールドラックを増やすのは得策ではない(重いですしね)。

というわけで、折りたたみ式の三段の棚を購入しました。

キャプテンスタッグの折りたたみラック3段

コンテナがちょうど入ります。

キャプテンスタッグの折りたたみラック3段にkarimokuの折りたたみコンテナ

スペック上では、棚の内部よりもコンテナの幅が2ミリほど広いということでしたが、入れてみたらピッタンコでした。

UNIFLAMEのフィールドラック(2+1)とこの3段の棚が加わり、合計で6つの居場所ができました。これをうまいこと使って、テーブルの上と周囲が散らからないようにしてみたいと思います。

ついでに買ったもの

3段の棚を買ったついでに他のアイテムも買たので、ついでに書いておきます。

専用カトラリーとお皿

キャンプぽくない感じのお皿とカトラリーを買いました。

ステンレス製の仕分け皿とカトラリー

もちろんこれまで使っていたものもありますが、プラスチック製で洗うのが大変だったり(水しか出ない洗い場だと、油汚れが本当に落ちないんですよね〜)、よその家のアイテムに似ていて識別が困難だったりと、食事後の使い勝手が悪かったので、百均で仕分け皿を、密林から機内食用カトラリーセットを家族分、買い揃えました。

汁物はこれまでどおり、ロッキーカップを使用します。

小型ポンプ(食事とは関係ないけど)

今回の問題とは関係ありませんが、就寝時に使用するマットの空気抜きのために、小さなポンプを購入しました。

Flex Tail Gear Tiny Pump

Colemanの極厚マット、最高の寝心地なんですが、きっちり空気を抜かないと、とてつもないボリュームなので車に載せて帰れないんですよね。

colemanインフレータブルマットダブル
厚さ10センチは最高の断熱効果と寝心地です。ただ、とにかくデカい(笑)

これまではハンディクリーナー+トイレットペーパーの芯(!)を使っていました。撤収時にテントの内部を掃除できて便利なので、ハンディクリーナーは今後も持っていきたいと思いますが、このためにトイレットペーパーの芯を保管しておいたり、養生テープでハンディクリーナーに取り付けたりすることから解放されるのは、非常にありがたいです(笑)。

一度に全ては解決できないので、少しずつやってみる

次回キャンプでは、上述の2点を軸に食事中の散らかりの改善に取り組んでみたいと思っていますが、そうそう簡単には解決しないだろうなと思っています。まあ、少しずつ、少しずつですね。

キャンプレポ記事を書くと思いますので、それに含めて今回の取り組みの結果を報告します!

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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