妄想キャンプ場 2019

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昨年に引き続き、今年も4月に友人家族とファミキャンをする計画です。

何年か連続で、鳥取県中南部に位置する関金町の「やまもり温泉キャンプ場」にお世話になっていたのですが、今年は一部参加者から「できるだけ近場で」というリクエストがあったため、鳥取市の中心部からアクセスしやすいキャンプ場を調べてみました。

これまで、ソロキャンの場合はキャンプ場ではない場所での野営が多かったですし、ファミキャンの場合は空いていて温泉や宿泊施設もある「やまもり温泉キャンプ場」と決まっていたので、近場にどんなキャンプ場があるのか調べることがほとんどなく、かなり知識がなかったんです(キャンプ関連のブログをやってるというのに…)。

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そこであらためて調べてみたところ、私営公営含め、自宅から車で30〜40分と比較的アクセスしやすい距離にいくつかのキャンプ場があることがわかりました。

「さてさて、どこにしようかな〜」なんて感じで各キャンプ場のWEBサイトを見てみると、なんと、そのうちの幾つかは4月に営業をしていないことが判明。ゴールデンウィークもある月に営業をしてないって、どういうことなの……(笑)。

キャンプ場をつくる人たち

さて、そんな現状に一石を投じるためか否か(多分そうではありませんが)、最近ツイッターで「キャンプ場、作ります!」という人をチラホラ見かけます。

例えばこの方。

他にもこんな方とか。

キャンプ場をつくるなんて、めっちゃワクワクしますよね〜。以前、僕もこんな妄想してましたし。

もちろん実際には凄く大変なこともあるだろうし、開業後は経営やらマナーの悪い客への対応やら、悩みは尽きぬとは思うんですけどね。でもやっぱり楽しそう……。

ということで、僕も妄想の世界でキャンプ場をつくってみたいと思います! どんだけ暇なんでしょう、僕(笑)。

ターゲットを誰にするか

まず、誰に来てほしいかを決めたいと思います。

一般的なキャンプ場のターゲットは、キャンプが好きな人、キャンプしたい人といった感じで、それほど具体的に絞り込んでいないと思われます。

キャンプの嗜好は幅広いですし、スタイルも様々なので、なかなか「こんなキャンパーたち!」と指定することは難しいのかも知れません。

しかし、子連れか子連れでないかという分け方は、ニーズを比較的ハッキリ分けてくれそうだし、キャンプ場の特徴を打ち出しやすい分類に思えます。

そして「子連れファミリー」をターゲットにすると、自分もそこに属すことになるので、ニーズをリアルに想像することができます。


画像出典:CAMP HOUSE「やまもり温泉キャンプ場でファミキャンしてきた

というわけで、ターゲットは「子連れのファミリー」に決定!

子連れキャンパーのニーズとは

アンケートをとったり、キャンプ情報サイトのコメントを読み漁ったわけでもないのでなんの確証もありませんが、僕がガッツで考えたニーズを3つほど挙げてみます。

  • 子どもが楽しめる安全な遊び場がたくさんほしい……
  • 周囲に迷惑をかけたくない……
  • 同じ日の利用者のマナーが良いといいんだけど……

この3つに対して、具体的にどのようなサービスで応えていくのかを検討してみたいと思います。

子どもが楽しめる安全な遊び場がたくさんほしい

キャンプは遊び。大人にとってはサイトの設営や新しいキャンプアイテムを使うことも遊びに含まれますが、子どもにとってはもっと別の遊びが必要。

そんなわけで、対象年齢を区切って幾つかの遊び場を考えてみたいと思います。

キッズスペース(1〜4才くらい)

まだ目は離せないけど、安全が確保できる場所があれば子どもだけで遊ばせて、親はそばでゆっくりお酒やお茶を楽しみたい。幼い子どもを持つ親の多くが抱く希望です。

我が家も3才の娘がいるので、ふだん使うカフェなどでもキッズスペースのあるお店は助かりますし、娘自身も楽しそうに遊んでいます。

そこで、キャンプ場にキッズスペースを設けるのはどうでしょうか。

上のイラストのように、子どもたちが遊べるスペースを中心にして、周囲にテーブルを配置します。

子どもが遊ぶ様子を確認できるので、親がゆったりと過ごせますし、別のファミリーとの接点も生まれるので交流も増えそうです。

キャンプ場自体が大きなキッズスペースのようなものですし、各自のテントサイトが本来はその役目を果たすべきなのでしょうが、年齢にあったおもちゃがあるのは親にとっても子どもにとっても楽しくて、嬉しいものです。

遊具スペース(3〜8才くらい)

キッズスペースとやや重複しますが、こちらはもう少し年齢が上の子どもたちが楽しむことを想定しています。


画像出典:CAMP HOUSE「秋の高原キャンプで気づいた幾つかのこと

昨年10月のキャンプでは、サイトの近くに遊具があり、自分たちの子どもに加えてよその子どもたちも集まってきて一緒に遊ぶ光景が印象的でした。

ただ、そのキャンプ場の遊具は、サイトの位置によってはBBQ小屋などが目隠しになり、親のいる場所から死角になってしまう可能性がありました。遊具そのものの安全性も重要ですが、遊具をどこに置くのかもすごく大切なことだなと感じました。

やはりキャンプ場の中央部や、できるだけ死角にならない場所に配置する必要がありそうです。

木立ち(6〜12才くらい)

木立ちは、キッズスペースや遊具スペースのように、遊ぶためのものを準備するのではなく、子どもたちが自発的に自分たちで工夫しながら遊べるような場所を提供するもの。大きな木、中くらいの木が何本か立っているだけです。

しかし、子どもたちは木に登ったり、木々を使った新しい遊びを生み出して勝手に遊び出すでしょう。僕たちが子どもだったころ、そうしたように。


画像出典:YouTube

木の間にスラックラインを張って遊ぶのもいいですね。


画像出典:CAMP HOUSE「秋の高原キャンプで気づいた幾つかのこと

ものづくり体験コーナー(3才〜)

親と子どもが一緒に何かをつくって楽しめるように、組み立てに必要な道具や場所を提供したり、キットを販売します。

例えば、椅子を一緒につくるのはどうでしょう。自分がつくった椅子に座ってキャンプを楽しむことができます。


建築家の谷尻誠氏が監修したDIY家具キット「MaKeT」のスツール(画像出典:TABROOM

ナイフを使って木を削り、箸やスプーンなどをつくるのも楽しそう。

周囲に迷惑をかけたくない

さて、遊びについてはこれくらいにして、次は「周囲に迷惑をかけたくない」という親の気持ちについて。

幼い子どもとのキャンプで、親がもっとも気になるもののひとつが子どもの声。

もちろん昼間の遊ぶ声は問題ないんですが、夜泣きだったり、ふだんと違う環境に興奮してしまって夜に大きな声を出してしまったりは避けられないもの。しかも寝床となるテントはペラペラのナイロン、防音などありません。声は筒抜け。

子連れファミリー限定のキャンプ場ですから、お互い様、一定の相互理解や許容が期待できますが、とはいえ親としてはどうしても気になるところ。

そこで、一区画(サイト)を大きくとり、できるだけテントとテントの間の距離がとれるような設計にしたいと思います。


白い破線で区切られたエリアのうち、濃い緑の部分がサイト区画です

少しこのイラストを説明しておきますね。

中央を共有部分とし、どのサイトからでも見えるこの位置にキッズスペースと遊具スペースを配置します。

「木立ち」をサイトの間に配置すれば、視覚的にもクッションをつくることができそうです。

トイレや水回りは、利便性を考えるとできるだけ各サイトに近いのが良いはずなので周囲に点在させましたが、コストの問題が大きく立ちはだかりそうです。

同じ日の利用者のマナーが良いといいんだけど

最後に、子連れキャンプでもっとも重視したい点として、「もう一つの安全性」を考えてみたいと思います。

キャンプ場の設備やサービスが安全性についてしっかり検討されているかという点は非常に重要ですが(とはいえ、外遊びに一定の危険性やリスクはつきもの、という前提はありますが)、少し離れた所に寝ているのがどんな人たちなのか分からない、という状況は、ホテルや旅館のようにドアに鍵をかけられないキャンプでは気になるところです。

ツイッターなどを見ていると、女性のソロキャンプをされている方の中には、護身用に枕元にナタを置いて就寝されている方もいるそうで。

やり過ぎでしょうか。いや、でもよく考えたら危険を全く感じないほうが不自然な状況ではあります。

そこで、まだそのようなサービスはないと思うのですがAirbnb(エアビーアンドビー)のようにホストとゲスト(この場合、キャンプ場と利用者)が相互に評価できるようなWEBサイトで集客し、予約をとります。当日キャンプ場に直接来た利用者についても、このシステムを通じてチェックインしてもらいます。

これによって、評価の低い=マナー違反を繰り返すようなキャンパーの予約を最初から受けないようにすることができます。

またこのWEBサイトへのログインは、Facebookのような実名での登録が必要なSNSアカウントでのみサインアップ、ログインする仕組みにすれば、キャンプ場は利用者がどのようなキャンパーか、過去の投稿などで確認することができるようになります。

実名SNSや相互評価システム、事前決済によって、ゴミ放置や直焚き火、ペットの糞放置などキャンプ場での様々なマナー違反行為、連絡なしのキャンセルなどをぐっと減らすことができるはずです。


マナーの悪い利用者に悩まされるキャンプ場は多い(画像出典:産経新聞

マナーが良いという評価を得た利用者が集うことは、キャンプ場を運営する側のみならず、当然、利用者同士の安心感や満足度に直結します。

マナーの悪い利用者が多いという理由で、疎遠になっているキャンプ場が僕にもあります。キャンプ場が利用者を選ぶことは一見して機会損失に思えるかも知れませんが、良い利用者の集まるキャンプ場は支持され、逆に、目に見えていない機会損失を防いでくれるような気がします。

この仕組み、 「なっぷ」や「ExCamp」といったWEBサービスが取り入れてくれないですかね〜?

オマケ:お風呂がある

僕たちがファミリーキャンプでやまもり温泉キャンプ場を選ぶ理由の一つは、敷地内にある温泉。鍵付きの脱衣所やトイレも併設されていて使いやすいし、やはりお湯に浸かってゆっくりできるのはイイですよね。

キャンプ場の敷地内に温泉を掘るのは容易ではないので、せめて近くに温泉があるといいんですが、そう都合良くはいかない。

というわけで、調べましたらこんなお風呂があるようで。


画像出典:MIZU JAPAN

薪でお湯を温める、五右衛門風呂に近い仕組みではありますが、見た目はドラム缶のそれよりもずいぶんスマートです。

大きめのテントをお風呂用にカスタマイズして煙突を通し、中で脱衣できるようにすれば、キャンプ場でも使えそうな気がします。

さらに、こんなアイテムも。テント型のサウナです。


モデルさんがゴッツイ(画像出典:MIZU JAPAN

キャンプで五右衛門風呂にサウナが楽しめるなんて最高ですよね。

妄想の最後に

いや〜、それにしても机上の空論度外がハンパないですね(笑)。

実際やろうと思えば、まず「じゃあ、どこにそんな土地があるんだ」「どこに資金があるんだ」となりますしね。

今回も妄想が過ぎました……。

が、冒頭で紹介した、「うえやま@キャンプ場作り」さんが実際につくられているキャンプ場ができたら、ぜひ行って、可能ならいろいろとお話を伺ってみたいですね。

もし実現したら、妄想話とは違う、リアルなキャンプ場づくりの話をシェアしたいと思います。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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