恩原湖畔に雪中キャンプに行ってきた ’19

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毎年恒例、岡山県鏡野は恩原高原での雪中キャンプに行ってきました。

恩原湖の周囲にはキャンプに適したサイトがいくつかありますが、一昨年と同じ場所をチョイス。眺望、道路からのアクセス、フラットな場所が広いなどなど、やっぱりここはキャンプに最高のサイトですね。

今回は、小学生の子ども3名(男の子1名、女の子2名)を含む9名が参加し、テントは6張り。連泊する仲間もいて、僕も直前まで連泊を検討していましたが、結局2日目の夕方に撤収するのんびりプランでいくことにしました。

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準備記事でも書いたとおり、キャンプ直前まではかなり暖かい日が続いていたのですが、当日になって寒波が襲来。関東地方も積雪を記録するなど、全国的に寒い連休となったようです。

恩原高原も例外ではなく、というより吹雪になり、冬の高原の厳しさを体感(痛感)することとなりました。

なぜかというと、今年は例年のように宴会テントは設営せず、雪を掘ってつくる宴会サークルで夕食をとる計画だったからです。

吹雪のなか宴会サークルづくり

各自のテント設営が終わり、宴会サークルをつくろう!となった時はまだ、やや強めの風に雪が舞っているといった程度で、皆が「よーし、インスタ映えするサークルつくるど!」と怪気炎を上げていたのですが、次第に吹雪いてきて、壁のあるサークルではとても食事はできないなという状況になり。

急きょ、念のため持ってきていたタトンカ1でサークルを覆うことにしましたが、吹雪の中、1辺が4メートル以上あるタープを設営するのはカンタンではありませんでした。

しかし、薪をスノーペグとして使ってガイラインを固定し、隙間を雪で覆うなど、声がけしながらみんなで行う作業は単にテントを設営するよりもはるかに面白く、さらに仲間との一体感を感じることができ、個人的にはとても楽しい時間となりました。

完成した時の達成感もかなりのもの。とてもインスタ映えする仕上がりではありませんでしたが(笑)。


不恰好ではありましたが、風雪を凌げ、暖かく過ごせたサークル

サークルの中の温度は0度で、吐く息も真っ白でしたが、吹雪いている外から中に入ればそこは温室のような暖かさ。安心してみんなで食事を楽しむことができました。


翌朝。タトンカに雪が積もって凍りついてはいるものの、潰れずに残っていました

雪と風は一晩中続いたようです。耳栓して爆睡していたので気づきませんでしたが、強風でテントが煽られ、その音で夜中に目が覚めたという仲間も。

ただ、2日目の朝には雪も風も止み、夕方からは快晴に。連泊した仲間たちは、快適な環境でサークルでの時間を楽しめたようです。

僕もここにいたかった……。


3日目の朝(以上写真3点の撮影:PLUS CASA 小林和生氏)

幾つかの振り返り

相変わらず楽しかった雪中キャンプですが、今回試したことを振り返っておきたいと思います。

防寒対策1 – シュラフ2つ使い

今回の雪中キャンプでは、テント内でいかに暖かく過ごせるかをテーマに道具を新たに購入し、アイテムリストを検討しました。

そのうちの一つが、シュラフを2つ使うというもので、mont-bellのダウンハガーとバロウバッグ(ともに#0)を入れ子にして使ってみました。

当然のことながら、めちゃくちゃ暖かかったです。

逆に暑く感じてしまうのではないかという懸念があったのですがそれはなく、本当に寒さとは無縁の、ぶあつい羽毛ふとんにくるまっているかのような心地の良さで、朝まで快適に(本当に快適に)眠ることができました。

朝起きると、外側になっていたバロウバッグが結露で濡れていました。バロウバッグは濡れに強い化繊(エクセロフト)のシュラフなので、多少の濡れでも保温力が下がることもなく、シュラフカバーとしての役割もしっかり果たしてくれていたようです。

ただでさえ嵩張る冬用のシュラフを2つも使うのですから、車のラゲージスペースを食ってしまうし、荷物運びもそのぶん多くなってしまいますが、寒さに弱い人にはシュラフの2つ使い(結露のことを考えると「ダウン×ダウン」ではなく「ダウン×化繊」という組み合わせ)をオススメしたいですね。

防寒対策1 – フットウォーマー

これも実に良い買い物でした。

テントの中では、起きている時もシュラフの中にいる時も、常に履いていました。

テントの床には、一番下に断熱材、そのうえに毛布っぽい素材のラグを敷いており、フットウォーマーを履かずともほとんど冷たさは感じなかったのですが、これを履くことで足先の冷えが全くなかったです。

雪中キャンプでは、フロアレスのテントを使う場合は暖かい靴を履くことができますが、フロアのあるテントだと靴を脱ぐ必要があるし、グランドシートの下は氷のように冷え固まった雪なので足が本当に冷えるんですよね。

この問題を回避するために室内用のサンダルを持参しているんですが、今年はサンダルが全く不要でした。

朝ごはんにお米を炊く

僕の定番クッカーは、snow peakのチタントレックだったのですが、2度のトライで炊飯は難しいという結論に達したので、直前に近所のアウトドアショップに駆け込み、PRIMUSのアルミ製クッカーを購入しました。

結果、焦げ付きもなく、とても美味しいお米を朝ごはんとして食べることができました

フリーズドライの味噌汁と目玉焼き、ウィンナーという豪華な朝ごはんを、テントの中でひとり、静かに堪能しました。

美味しかったぁ……。

今回、ガスストーブを2つ、クッカーを2セット持ってきていたのですが、お米を炊いたり、お湯を沸かしたり、卵やウィンナーを焼いたりといった作業の段取りが難しく(段取りを考えずに、作業に取り掛かってしまったのが原因なのですが)、スムーズな段取りの検討、作業に対する慣れ、作業場(調理テーブル)の上の配置や整理が必要だなと感じました。

ひとり分でまごついていたら、家族3人分なんてパニックになってしまいそうですので(笑)。

テント(TNF Mountain35)に深刻なダメージ

雪中キャンプの相棒であるTHE NORTH FACE Mountain35(現在は廃番)。

かなりのダメージが生じていることを、今回のキャンプでの使用中に知りました。

まず、前室の窓が剥離して落ちていました。

入り口となる前室が風上とならないようレイアウトしたので、ここから風や雪が吹き込んでくるということはなかったのですが、当然、テントの室温に影響があります。

強風が吹いて風が流入したら、フライシートが吹き飛ばされる可能性もゼロではないと思います。

また、テント内に小さなカケラがたくさん落ちていて、当初は薄い氷のカケラかなと思っていたのですが、帰宅して清掃、乾燥していて原因が分かりました。

フライシートのシームテープが劣化して、ポロポロと剥がれ落ちていたんです。

夜間、テントの内部でもケロシンランタンを使っていたので、上部のベンチレーションを全開にしていたのですが、風で揺れるたびにテープが剥がれ、テント内に落ちていたようです。

東京から鳥取に帰郷し、柳茶屋キャンプ場で毎週のようにキャンプしていた頃からの長い付き合いなので(おそらくMountain35で、150泊くらいはしているかと)、正直、かなりショックです。

完全に乾燥させてからダメージの全容を把握し、修理の可否を判断したいと思います。これを機に、ソロ用の4シーズンテントを新しく導入したい気持ちもありますが。

それにしても、キャンプ前、特に雪中キャンプのような過酷な環境でやる場合には、事前のアイテム点検は必須ですね。今回は大きなトラブルになりませんでしたが、場合によっては夜中にフライシートが吹き飛んだり、テント内部に水が染み出したりなど、深刻な状況になってた可能性もあったわけですから……。

おまけ(Tips)

キャンプから帰って、風呂に浸かりながらYouTubeで雪中キャンプの動画を見たりして余韻を楽しんでいたら、こんな動画を発見。

50秒くらいですが、前室部分をショベルで掘っています。

これをすることで、入り口部分が椅子のようになり、靴の脱着などが楽になるようです。きっと雪中キャンプ上級者や冬山登山テン泊経験者なら既知のものかも知れませんが、僕にとっては目から鱗。

次回の雪中キャンプ(今年はもう1度開催されるかも、という噂が)で試してみたいですね!

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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