山王谷キャンプ場に行ってきた

毎年、大型連休前に実施するファミリーキャンプ、今年も5家族14名+1匹の大所帯で開催することができました。

選んだキャンプ場は、鳥取市佐治町にある山王谷キャンプ場

鳥取市街地から比較的アクセスがよく、4月中旬に営業していて、ペットOKという外せない3条件をクリアしたのが、唯一こちらのキャンプ場でした。連休直前に営業開始するキャンプ場って、多いみたいですね。

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山王谷キャンプ場

利用料は1サイトあたり1300円で、一人あたり300円が追加になります。未就学児やペットは無料。我が家の場合、1300円+600円=1900円とかなりお手頃。しかもこの料金にはゴミの処分料も含まれているので、受付時に渡されるゴミ袋に分別して入れて出せば処分してくれます。

設備はトイレや流し場、コインシャワーがあります。

個々のテントサイトはコンパクトで、数も17とキャンプ場の規模は小さめ。シーズンインして混雑すると、少し窮屈に感じるかも知れませんね。

岡山県との県境が目と鼻の先、中国山脈の奥地に位置しているため、ぐるり360度、豊かな自然に囲まれています。森林だけでなく、キャンプ場近くにとてもきれいな川が流れています。時期によって状況は変わると思いますが、流れが穏やかでそれほど深くないので、暖かい時期なら水遊びもできそう。

川のほとりの五右衛門風呂がありました。申し込みば使えるそうです。

先週遊びに行ったFBI DAISENもそうでしたが、高地にある山王谷キャンプ場周辺の木々はまだ葉をつけてなく、どことなく寂しい感じ。土曜日は晴れたので昼間は暖かかったものの夜はかなり冷え込んで、まだファミリーキャンプには少し早いかな? という印象。

それもあって、キャンプ場の利用者は僕らだけの貸切状態だったわけですが。

にぎやかなキャンプは楽し

とてもにぎやかで楽しかったグループファミリーキャンプの様子を少し共有させてください。

今回参加の5家族が全員揃ったのは午後4時前。aw家を含む先着隊は正午には到着していたので、先にテントを張り、軽めに飲みつつ、娘と本を読みつつ、後発隊の到着を待ちます。

本はもちろん「はじめてのキャンプ」。ここ数日、寝る前の本はコレで、当日もキャンプ場で読もう!と持参。娘は読んだあとも、友だちが到着するまでずっとこの本を小脇に抱えて、キャンプ場をウロウロ探索しておりました。

後発隊の仲間が来たら、みんなで一緒にテント設営。子どもたちも「手伝う〜」「僕にやらせて〜」と積極的に手伝ってくれるので、いつもの数倍、時間がかかります(笑)。

今回初めて、以前検討・導入したハンマーホルダーを実践投入してみました。

コレいいです! 一番の希望だった「あれ? ハンマーがない!」が激減しました。

そう、はい、激減であってゼロではありませんでした。初めて使うということもあって慣れてなく、いつものように無意識且つ無造作にハンマーを地面に置いてしまったことが一度だけありました。しかしこれは時間の問題で、ハンマーを使う→ホルダーに収めるという動きが身につけば、ハンマーが行方不明になることはなくなると思われます。

テント設営が終わったあと、子どもたちは思いっきり大きな声を出しながらハンモックで遊んだり、


娘は2度ほど落ちて泣いておりました

先述のキャンプ場近くの河原で水切りしたり、

揺すったり転がしてつくるハンドメイドのアイスクリームを食べたり、


牛乳感がすごい、実に美味しいアイスクリームでした!

キャンプ場の隅に突如出現したUFOで遊ばせてもらったり。


Thanks for 山王谷アウトドアクラブ

などなど、キャンプ場での遊びを満喫し、暗くなったら(大人お待ちかねの)宴スタート。

5家族がそれぞれ持ち寄った料理は、カツオのたたき、牛すじとコンニャクの煮込み、ローストベンスン(鹿肉)、ハッシュドビーフ、ポトフ、麻婆豆腐、チャーハン、にぎり揚げ、焼き鳥、牛丼ともう食べきれないボリューム。しかもみんなめっちゃ美味!(牛丼を担当したaw家が、あろうことかお米を忘れるという失態もありましたが)

その後も子どもたちは花火したり、今宵は無礼講とテントで夜更かししたり。

大人は焚き火を囲んでしっぽり。

この夜は風がほとんどなく、焚き火の煙もまっすぐ上に上がってくれたので、焚き火をするとたいてい一人は出る「犠牲者」がこの日はゼロ。

素晴らしい焚き火タイムでした。

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明けて翌朝。

8時頃から心配していた雨が降り始め、朝ごはんもそこそこに急いで撤収し、そのまま9時頃に解散。

テントやシュラフを天日干ししながらコーヒー飲んだり、子どもたちと散策したり、もう少しゆっくりしたかったですが、それはまた次回。

今回ご一緒したみなさん、楽しい時間をありがとう!

思ったこと(まとめ)

さて、ファミリーキャンプに限らず、キャンプをするといつも後になって「あれが必要だった」「今度はこうしてみよう」と考えるのですが、今回もまたアレコレ考えたので、主だったものを備忘録的に書き留めておきます。

就寝環境がほぼ整う

シュラフやフロアマットなどの就寝アイテムが不足していて、まだ肌寒い春先だと夜寝る時に誰かが凍えてしまうという問題が露呈したのは、ちょうど一年前のファミキャンでした。

それからサーカスのインナーマットや断熱シート、シュラフを買い足すなどして徐々に就寝環境の整備を進めてきました。

今回のキャンプ、おそらく夜間の外気温は0度近くまで下がっていたと思いますが、3人とも暖かく眠ることができました。

まだ改善の余地はありますが、この1年間、ファミキャンの就寝環境の整備を最重要視して準備を進めてきたので、ひとまずこの結果には満足。

以下で少し触れますが、今後は少しベクトルを変えて、子どもがキャンプを楽しめるための道具や環境について考えられたらなーと思っています。

座面高の高い椅子が欲しい

次の写真をご覧ください。

僕は愛用するアナルコチェアに座っているのですが、他のみんなに比べて一人だけ低く、まあそれは良いとして、しかしこの体勢で長い時間座っていると背中や腰が痛くなってしまうんですよね、最近(歳?)。

僕の隣りにいる男性が座っているチェアは名もなきブランドの折りたたみ椅子なんですが、こちらの方が圧倒的に座り心地が良くて、後半はずっとコレに座らせてもらってました。その右隣、トム(妻)が座っているPeregrin Furnitureのベンチが座面高35センチくらいなので、写真を見る限りでは同じくらいですかね。

以前、椅子を買おうと思い立って調べたもののそのままになっていますが、今年は座面高のある椅子を買わないと、ですね。

所有しているHelinoxのコンフォートチェアも座面高34センチあるのでコレでもOKなんですが、トムの椅子ですしね。

近々、見た目より快適性重視で再度検討してみたいと思います。

子ども専用のキャンプ道具

2日目は雨が降ってしまったのですが、娘は新しく買ったレインウェアを着てキャンプ場内を歩き回ったり、かくれんぼしたりしていました。

とても楽しそうではあったんですが、晴れても雨でも使える娘のためのキャンプ道具があれば、彼女ももっとキャンプを楽しむことができるのではないか。

そう思ったのは、娘が仲良くしてもらっている一つ年上の女の子が、自分専用のランタンを嬉しそうに持って歩いているのを見たからです。


赤い傘の小さな光を放っているのが子ども用のランタン

こういうささやかな、でも実用的なアイテムを、次のファミリーキャンプまでに用意してあげたいですね。

濡れたテントなどを収納できるバッグ

今回、雨の中を急いで撤収したわけですが、土や葉っぱの付いた濡れたテントを専用バッグに押し込むのって難儀ですよね。たいていこのテのバッグは、テントをしっかり乾かして丁寧に畳まないと入りにくいサイズになってますし。

前々から濡れたテントを放り込んでおけるバッグないかなぁと思っていて、でも調べもせずにいたんですが、今回友人が使っていたColemanのドライバッグがとても良さそうでした。

なんせ、110リットルもあり、価格も3000円程度とかなりお手頃。

しかもその友人、僕と同じtent-Mark DESIGNSのサーカスTCやインナーセットを使っていて、それがすっぽり収まるのを今回確認できたので、何の心配もなく導入できますしね(笑)。

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もろもろ準備して、次回もより充実したファミリーキャンプを楽しみたい!

鳥取市佐治町 山王谷キャンプ場の詳しい情報はこちらをご覧ください。
・TRY! TOTTORISM 「清流と大自然に囲まれた山王谷キャンプ場 たんぽり荘

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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