キャンプ用の革手袋を検討してみた

熱くなったスキレットのハンドルを持ったり、焚き火をする時はもちろん、自動車のタイヤ交換などの屋外作業時など、何かと重宝する革手袋。

僕は、皮ではありませんが(汗)、ケブラー素材(*)の耐熱グローブを愛用しています。消防時代に使っていたものだけあって非常に頑丈だし、耐熱性はかなりもの。

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黒バージョンもあってカッコイイので、こちらも欲しいところ。

かなり使い込んでいて、汚れも酷くなって洗っても落ちなくなってきました。

もう一つ、全面牛革で手にしっくりフィットする、細かな作業にうってつけの手袋も持っていたですが、いつの間にかなくしてしまっていました。本当に物忘れとか、紛失とか、多いんですよね……(涙)。

さて、ある日のこと、トム(妻)とお茶をしていて「もうすぐクリスマスだね〜」なんて言ってたら、「クリスマスプレゼントにキャンプ用の革手袋をあげるから『検討』してみたら?」とトム。

おお、マジですか?!

もちろんトンボくんにはこれからも現役でいてもらうのですが、ちょうど手袋の季節ですし(探しているのは、寒いから着けるものではなく、熱いから着けるものですが…)、さっそくキャンプ用革手袋について検討してみることにします。

Coleman ソリッドレザーグローブ

キャンプ用品の王様、Colemanの革手袋。

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出典:Coleman

柔らかくなめした牛の皮を使用していて、親指、人差し指の内側、手のひら(指の付け根下)が二重縫製になっている以外は一重なので、ユーザーのレビューを見ると作業性は高いとのこと。その代わり、耐熱性はやや劣るようです。手首の絞りは内側にゴムが縫い付けてあり、はめるだけである程度フィットするようになっています。

濃い茶色(ブラウン)は「汚れが目立たないように」選択されたものだそうです。以前はキャメルっぽい色もラインアップされていたようですが、現在はこのブラウンのみのようですね。

個人的にはこのモッサリした雰囲気が少し苦手です。鳥取の高校生が冬、自転車に乗る時に着けているような手袋に見えるというか…。


snow peak ファイヤーサイドグローブ

僕の友人がキャンプを始めてすぐの頃、まだテントもシュラフも持っていないのになぜかコレだけを買った「事件」のせいで、すごく印象に残っている革手袋。

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出典:snow peak

アウター:スエード革(縫製はケブラー製糸)、インナー:ポリエステル×コットン(表地難燃繊維)の二重構造になっているので耐熱性はかなり高く、直接手に触れるインナーは洗濯が可能なので、いつも清潔に使えます。

名前のとおり焚き火など、火を扱う時に使用することが想定された製品なので、細かな作業には向かなそう。

それにしても、縫製の丁寧さが際立っています。アウターの縫い合わせ部はパイピングされていますし、snow peakのロゴタグの内側は、アウターとインナーとの接合に使うマジックテープになっていて、その縫い目が表側(甲側)でモロに見えないように工夫されています(手のひら側は縫い目が見えてます)。

Amazonでは在庫ありですが、snow peakやその他のサイトだと在庫切れなので、人気のほどがうかがえます。が、用途がかなり限定されてしまうのが、個人的にはやや惜しいところ。


耐熱 キャンプグローブ

お次は、無名ながらその無骨な雰囲気(とお手頃価格)がちょっと気になった製品。

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サイズは1種類。全面、牛革が使用されています。こいつと並べると、トンボくんでさえややフォーマルな手袋に見えてしまいますね(笑)。

Amazonの販売ページにはたくさんのレビューが投稿されていて、概ね良好な内容。まあ、この価格ですし、ユーザーも緩めの評価になっていると想像します。「この価格なら試してみようかな」と思わずポチってしまいそうになる製品ですね。


レスキュー消防手袋 K-TFG5NV

冒頭で紹介したトンボレックスの別バージョン。

CAMP HOUSE/レスキュー消防手袋 K-TFG5NV

いかにも消防チックなオレンジ色ではなく、落ち着いたカラーリングで使いやすそうですね。

手のひら部分は撥水加工が施された牛皮で、繊細な動きが可能。甲側はケブラーとノーメックスのダブルニットで、熱はもちろん切創を防止する強靭仕様。

消防が火災や救助などの現場で使っている製品なので、性能的には折り紙付きです。が、新しく買うのに同じメーカーのもの、というのはなんだか面白みに欠ける気がしますね。


Premium Split Deerskin TIG Welding Gloves DragPatch® Short Cuff

鹿皮(ディアスキン)を使用した溶接作業用のグローブです。

CAMP HOUSE/Premium Split Deerskin TIG Welding Gloves DragPatch® Short Cuff

全体的にかなり薄手らしく、耐熱性は期待できないようです。その代わり、細かな作業に向いているとのこと。キャンプだと、ガイラインワークとかですかね?

燃えている薪を掴んだり、熱々のスキレットを持ったりといった作業には使用できそうにありませんね。

ただ、ロゴマークのおかげか、何というか、とても上品な感じがしますよね。


GRIP SWANY G-1 アウトドアモデル

最後に大本命、GRIP SWANY(グリップスワニー)から2タイプ。

グリップスワニーは200年近い歴史を持つ、アメリカのグローブメーカー。頑丈なうえに、もし傷んだら無料で修理してくれます。品質に誇りを持ってる!って感じがしますよね。

このG-1は、グリップスワニーのラインアップの中でも定番の製品。

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出典:GRIP SWANY

上に掲載した3つの製品と比べるとエレガントなデザインで、アウトドア感がやや少ない印象。ちょっとクラシカルな単気筒の単車に似合いそうな雰囲気ですね。

気になるのは、キャンプでガンガン使えるのかどうか?ということ。あ、製品のスペックが、というよりは精神面で。美しい外観だし価格も高いので、焚き火などで使用して煤が付いて真っ黒になってしまったら泣いてしまいそうです(笑)。

GRIP SWANY G-10 ビレイモデル

グリップスワニーからもう一つ、G-10 ビレイモデル。

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出典:GRIP SWANY

ビレイ(belay)とは、登山やクライミングでロープを使って安全を確保すること。例えば岸壁を登る場合、登る人にロープの末端を結び、もう片方の端を別の人が持って登山者の安全を確保します。

G-10は、このビレイのためにデザインされた製品。ロープによって強い摩擦が生じた場合に手のひらを保護できるように、G-1に比べて手のひら部に施されたスウェード革による補強面積が広くなっています。

手首部分もロープワークに影響が出ないように、しっかり絞って留められるベルクロ仕様。

ロッククライミングはもう卒業してしまったし、そもそも革手袋を買う目的がそれではないので不要なスペックではあるんですけど、G-10は強く惹かれますね〜。

その他の選択肢

日本での取り扱いがあるかどうか分からないのですが、海外のサイトを見ていると他にもたくさんの選択肢があるんですよね。

例えば、DickiesMarmotなど日本でも有名なブランドのものや、Lokeエルクスキンといったあまり知られていない(と思われる)もの、他にもたくさんあります。

オーダーメイドという手段もありますし(グリップスワニーよりも安い!)、自分で作るという選択肢も……あ、プレゼントだからそれはないか。

トムは、この記事を読んで僕が一番欲しいと思っているものを予想して購入するとのことですが……はてさて。

ケブラー:デュポン社に勤めていたステファニー・クオレクによって1965年に発明された繊維で、同社の登録商標。分子構造が剛直で直鎖状の骨格を持つために、高強度・高耐熱性であり、同じ重さの鋼鉄と比べて5倍の強度を持つ(出典:Wikipedia)


aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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2件のフィードバック

  1. watabou8 より:

    グリップスワニーのアウトドア使ってますね〜。が、耐熱性はそこまで期待されない方が良いかと思います。。インナーはなく皮だけなので、ダッチオーブンとか持つと、「あちちっ!」ってなりますね。。完全に見た目重視で選びました(笑)

    • aw より:

      コメント、ありがとうございます!
      G-1、いいですね〜。耐熱性、やはりそうですか。確かに”見た目”だと、グリップスワニーが群を抜いてカッコいいんですよね。悩みます。。。

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