キャンプ用の革手袋を検討してみた

後半戦です。

Premium Split Deerskin TIG Welding Gloves DragPatch® Short Cuff

鹿皮(ディアスキン)を使用した溶接作業用のグローブです。

CAMP HOUSE/Premium Split Deerskin TIG Welding Gloves DragPatch® Short Cuff

全体的にかなり薄手らしく、耐熱性は期待できないようです。その代わり、細かな作業に向いているとのこと。キャンプだと、ガイラインワークとかですかね?

燃えている薪を掴んだり、熱々のスキレットを持ったりといった作業には使用できそうにありませんね。

ただ、ロゴマークのおかげか、何というか、とても上品な感じがしますよね。


GRIP SWANY G-1 アウトドアモデル

最後に大本命、GRIP SWANY(グリップスワニー)から2タイプ。

グリップスワニーは200年近い歴史を持つ、アメリカのグローブメーカー。頑丈なうえに、もし傷んだら無料で修理してくれます。品質に誇りを持ってる!って感じがしますよね。

このG-1は、グリップスワニーのラインアップの中でも定番の製品。

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出典:GRIP SWANY

上に掲載した3つの製品と比べるとエレガントなデザインで、アウトドア感がやや少ない印象。ちょっとクラシカルな単気筒の単車に似合いそうな雰囲気ですね。

気になるのは、キャンプでガンガン使えるのかどうか?ということ。あ、製品のスペックが、というよりは精神面で。美しい外観だし価格も高いので、焚き火などで使用して煤が付いて真っ黒になってしまったら泣いてしまいそうです(笑)。

GRIP SWANY G-10 ビレイモデル

グリップスワニーからもう一つ、G-10 ビレイモデル。

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出典:GRIP SWANY

ビレイ(belay)とは、登山やクライミングでロープを使って安全を確保すること。例えば岸壁を登る場合、登る人にロープの末端を結び、もう片方の端を別の人が持って登山者の安全を確保します。

G-10は、このビレイのためにデザインされた製品。ロープによって強い摩擦が生じた場合に手のひらを保護できるように、G-1に比べて手のひら部に施されたスウェード革による補強面積が広くなっています。

手首部分もロープワークに影響が出ないように、しっかり絞って留められるベルクロ仕様。

ロッククライミングはもう卒業してしまったし、そもそも革手袋を買う目的がそれではないので不要なスペックではあるんですけど、G-10は強く惹かれますね〜。

その他の選択肢

日本での取り扱いがあるかどうか分からないのですが、海外のサイトを見ていると他にもたくさんの選択肢があるんですよね。

例えば、DickiesMarmotなど日本でも有名なブランドのものや、Lokeやエルクスキンといったあまり知られていない(と思われる)もの、他にもたくさんあります。

オーダーメイドという手段もありますし(グリップスワニーよりも安い!)、自分で作るという選択肢も……あ、プレゼントだからそれはないか。

トムは、この記事を読んで僕が一番欲しいと思っているものを予想して購入するとのことですが……はてさて。

(2017年10月14日追記)
最終的に、僕が選んだグローブはこちらです。ちょっと時間がかかりましたが(笑)。

ケブラー:デュポン社に勤めていたステファニー・クオレクによって1965年に発明された繊維で、同社の登録商標。分子構造が剛直で直鎖状の骨格を持つために、高強度・高耐熱性であり、同じ重さの鋼鉄と比べて5倍の強度を持つ(出典:Wikipedia)

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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2件のフィードバック

  1. watabou8 より:

    グリップスワニーのアウトドア使ってますね〜。が、耐熱性はそこまで期待されない方が良いかと思います。。インナーはなく皮だけなので、ダッチオーブンとか持つと、「あちちっ!」ってなりますね。。完全に見た目重視で選びました(笑)

    • aw より:

      コメント、ありがとうございます!
      G-1、いいですね〜。耐熱性、やはりそうですか。確かに”見た目”だと、グリップスワニーが群を抜いてカッコいいんですよね。悩みます。。。

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