キャンプの料理道具の収納を検討してみた

先月、キャンプの料理道具についての記事を書いて以降、それを何にどう収納するかを考えていました。

先日、友人とランチしている時もこの話題になりました。友人も料理する時に、道具の出し入れがスムーズにいかないことや、食材の置き場所などが決まらないことにストレスを感じるらしく、「同じだ!」と共感しつつ、「収納は木製のコンテナがいいと思う」という意見にも賛同しつつ、しかし「自分には適用できないな」と感じつつ。

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収納コンテナいろいろ

料理道具に限らず、キャンプ道具の収納に木製のコンテナは人気です。アンティーク調のものは雰囲気ありますし、ステンシルしたり持ち手や仕切りを追加するなどのカスタマイズもしやすいですしね。

CAMP HOUSE/SoTo Labo GEAR Storage
「SoTo Labo/GEAR storage」 出典:NO CAMP NO LIFE

また、木製に限らず、スチールやステンレスなど、よりガッチリ感のある素材のボックスも人気です。

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木製やスチール製、いずれもテーブルを兼用することができるのも人気の理由の一つ。上の写真は、snow peakシェルフコンテナに木製の天板を載せて、ローテーブルとして使われてますね。

ただ、僕はもっとライトな(軽い)感じのものにしたいと思っていたので、木やスチールのものは候補に入れませんでした。

布製のバッグ、その候補たち

では、どんなものだったらいいのかと言うと、最初から僕の頭には布製のバッグがイメージとしてありました。布、と言ってもナイロンや帆布、いろいろありますが、そこはあまり固定せず、それ以外の条件を整理してひとまず探してみることにしました。

主な条件は以下のとおり。

  1. 道具が全部入り、食材を入れるスペースも確保できる
  2. 料理をする際に、道具が出し入れしやすい
  3. ある程度、丈夫な素材で作られている
  4. 汚れにくい、または汚れても洗える
  5. 見た目がいい
  6. オーガイナイザーの機能もあるとなおよし

少なくとも上位3つくらいは満たすものをネットで探し、以下の2点に候補を絞り込みました。

snow peak マルチコンテナSユニット UG-078

snow peak マルチコンテナSユニット UG-078

材質 10号帆布、PVC板、ポリプロピレン、アクリルテープ(中芯ポリプロピレン)
本体サイズ W380×
D265×
H130mm
重量 約800g
条件クリア 1. ◯ 2. ◯ 3. ◯ 4. ◯ 5. × 6. ×

条件のうち、4つをクリア。大きさも十分だし、浅く広い形状なので、中をしっかり見渡せてツールを探す労力を圧縮できそうです。

懸念点を挙げるとすれば、フタを完全に開くと底面の2倍の面積を食うことになるので、ちょっと邪魔になる可能性があるかなと(例えば、雪中キャンプの時のように、一つのテントに集まって調理する時とか)。

snow peak ギアコンテナ UG080

snow peak ギアコンテナ UG080

材質 本体/420Dナイロン(PVC加工)、取手・補強部分/PPテープ、巾着部分/ナイロンメッシュ、底板/ベルポーレン
本体サイズ W380×
D270×
H310mm
重量 約720g
条件クリア 1. ◯ 2. ◯ 3. ◯ 4. ◯ 5. × 6. ×

本体にはPVC(ポリ塩化ビニル)加工の汚れづらい、しかも420D(デニール)の強靭なナイロン。底面にはベルポーレン(ポリエチレンの発砲シート)が入っていて置いた時などの衝撃を吸収。上部をメッシュで覆えるので、中身を視認しつつ飛び出しを防止できる。などなど、機能としては申し分なし。

310mmと高さ(深さ)があるので、料理道具の出し入れなどがややしづらい可能性がありますが、上部を完全に開いてしまえばそれも大丈夫そう。

と、このようにスペック的には問題ない両者なんですが、どうも食指が動かない。

理由はハッキリ分かっていて、見た目が好みではないから、です……。

で、どちらもポチることなく今まできたのですが、この週末、トム(妻)、子どもと近所を散歩していた時のこと。自宅から歩いて30秒の近所にある洋服屋さんの窓際に置いてあったバッグに、ふと目が止まりました。

CAMP HOUSE/TEMBEA BOOK TOTE

「あ、コレ、いいんじゃないの?」

TEMBEA BOOK TOTE

僕の目にとまったのは、TEMBEAというブランドのバッグで、書籍を整理するためのトートバッグ、その名も「BOOK TOTE(ブックトート)」です。

TEMBEA BOOK TOTE
出典:TEMBEA

材質 帆布
本体サイズ D200×
W330×
H200mm
重量 – – –
条件クリア 1. △ 2. ◯ 3. ◯ 4. ◯ 5. ◯ 6. ×

底面積が200×330mmと前述のsnow peakに比べると小さく、料理道具が全部入り切るかどうか微妙。そこで、シミュレーションしてみました。

A4のコピー用紙を使ってBOOK TOTEと同じ底面積をつくり、そこに料理道具を置いてみます。

01

んー、かなりキワドイですが、何とか入れられそう。スマートさに欠けますが、食材や調味料などはスキレットの上に重ねて入れる感じになります。

しばし悩みます

というわけで、突きつけられた、機能性をとるか(snow peakの2製品)、好みの見た目をとるか(TEMBEA BOOK TOTE)という二つの選択肢。しばし悩んでみることにします。

続きはこちら)

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Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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